
非常時だけに、現在は何してても怒られる。
じゃ、震災前の話を書こう。
2月に観に行った「国立マイセン磁器美術館所蔵展」。
場所は、ロス・インディオス&シルヴィア「別れても好きなひと」~ちょっぴり淋しい乃木坂♪~でお馴染みの地下鉄千代田線乃木坂駅から歩いて10分、
六本木・東京ミッドタウン/ガレリア3階サントリー美術館。
《日独交流150周年記念・国立マイセン磁器美術館所蔵》
『マイセン磁器の300年/壮大なる創造と進化』だコンチクショウ。
ドイツ名物は自動車とタイガー戦車だけじゃないよ。
「マイセン」っていう、青い剣を交差させたマークが入った陶磁器があって、これこそがヨーロッパで最高の品質と歴史を誇る白色磁器製作所である事は、仮に私が東武デパート行って「我が家はマイセンのお皿以外は食卓に並べないシキタリになっているザマス」とほざけば、店員から100パー虚言癖の持ち主だと思われる事によっても明らかである。
要するに、本物の高級陶磁器。解り易く言うと、「いいもの」なの。詳しくはウィキペディアでも読めば。
当時、陶磁器は最先端技術だったわけだ。
しかも東洋が手本だったとは…。
「新しい利器が欲しいのう」って、水平線の彼方を我々が眺めていたら
向こうは向こうで
「新しい食器が欲しいのう」ってこちらを眺めていたのか。
封建制の世界だから、戦費を賄う「金の成る木」を探していたのかも知れない。
領土や報奨金を配るにしても、限りがあり、新たに「これは良い物だヨ♪だからこれをご褒美にあげる♪」という価値観を生み出す発想は…洋の東西を問わないのかも知れない。
土産に
マイセン陶器の招き猫とか福助人形とかを探したけど無いね。コーヒーソーサー、セットで3万円とかだ。
都心に行った最後の記憶。
Posted at 2011/03/15 23:44:51 | |
トラックバック(0) |
名所・旧跡 | 日記