front brakepad警告の故障診断編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今から三か月前の車検時、フロントブレーキパットの残量は全く問題無いと聞いていました。
ちなみに、リアのブレーキパット残量がかなり減ってきているとの事でしたので、近いうちメンテ必要と思ってます。
車検は12月でした。何の問題もなくすんなり車検は終わりました。
二か月位経って、2月の初めころだったかな?急にフロントブレーキパット残量残り5000Km、の警告が出て、その後、すごい勢いでカウントダウンが始まり、実際の走行距離は200km位しか走っていないのに、あっという間に残り無し状態。その後は〇〇Km超過、ディーラーに点検に出せとの警告が付きっぱなしで、とても精神的に良くない状態になってしまいました。
ホイルの隙間からパット残量見ても、全くと言っていいほど問題無いように見える。
もちろん、裏側は見えていないので裏側のパットで異常が出てるのかもしれない。
直接見てないから、やはり何が起きてるか分からないのは怖い。
ホイルを外して、目視確認します。
ブレーキパット確認は左右の裏と表、合計四か所確認しますが、参考まで、フロントブレーキパットのセンサーは、助手席側の内側のパットにのみ、装着されています。
左右同じくらい減る、という建前の様ですね。
2
ホイルを外して、まずは表側のブレーキパットの状態。
残量は全く問題無し。
話がそれるが、キャリパーもローターも、とても汚い・・・・(笑)
3
フロントブレーキパットの裏側(左側)とパットセンサー。
パットの残りは全くもって十分。
パットセンサーとローターの隙間もばっちりで、センサーが感知している状態にはなっていない。
右側パットも確認したが、ほとんど左側の残量と同じくらい。
結果、やはりフロントブレーキパットには、左右の外側、内側全てに、
異常は見当たらない。
となると、やはりセンサーケーブルが怪しい。
4
ブレーキパットセンサーをチェックします。
ブレーキパットに刺さってる部分から配線を目視確認でたどっていきます。
ネット情報では、配線がキャリパーに擦って切れる症状が多々ある、とありましたが私のはキャリパー部分との擦れは無しでした。
5
ところがその先、ブレーキのエア抜きキャップの所で配線を固定してる辺りで配線の被覆が破れてる箇所発見。見るからに配線切れてそうなので、もうこれが原因だろうと仮定して、車からこのセンサーケーブル外しました。交換用の新品買ってるし。ブレーキパット部分は、ただ刺さってるだけなので、プライヤーかペンチみたいので
引っこ抜けば取れます。私は最初、恐る恐るやって、センサが少し割れました。
ブレーキパットと同じ様な材質で出来ている感じです。
プライヤーでがっちり掴んで、しっかり引き抜けば問題無く外せました。
センサーのコネクタは、フェンダーカバーのネジ3本外して、カバーめくればボックスが有り、ボックスのロック外して蓋開けると、コネクタが二個入ってましたので、ブレーキパットセンサー側を外してやればOKです。
全然難しくないです。
6
新旧比較。
コネクタの形状、配線の長さ、センサー部の形状などなど、相違が無いかチェックしました。
購入したケーブルは、全く一緒でしたので問題無く取付け出来そうです。
違う部品を買ってしまう失敗をよくやらかすので、注意して見比べます。
7
外したセンサー、および取り付けるセンサーの抵抗値を測ってみました。
故障してるケーブルは、抵抗値が6.2MΩ程あって、切れてると思われる個所に触ると抵抗値がふらつく状態でした。半断線してるか、錆のようなもので半導通状態になってるか、なんか異常が起きてるのは間違いない様でした。
8
新品センサーの抵抗値は安定して0.6Ωでした。今後、センサー異常疑う時は、コネクタ外して抵抗値測るだけで診断出来ますね。一つ、勉強になりました。
センサーケーブルをあたらしいのに交換。繋いだ後、車のリセットを行い、無事エラーは消えました。
ほんと、安く上がってホッとしました。
切れたケーブル被覆破って中のケーブル見てみましたが、すごく細いケーブルで、あれでは見るからに切れやすそうな代物でしたので、完全に消耗品と割り切り、パット交換と同時にセンサー交換もしたほうが良いかと思います。センサーの値段安いし。
次回、エラー消去編に続く。
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