K12マーチ エアミックスドア 軸破損修理 DIY
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
走行8万キロ10年落ちのK12マーチです。
寒くなったので暖房を入れようとしたのに冷気しか出てこないので気が付きました。
原因はK12マーチで9割の発生率を誇る例のアレでした。
これが壊れると部品は2000円以下なのに
工賃が5万円くらいかかるそうです。
リンケージの頻繁な動きで負担がかかる部分なのにフラップと一体型の軸がプラスチック製の為、折れてしまうのです。
内装フロント回りフル脱着+空調ユニット総バラシなのでそんなもんでしょう。
工賃+空調ユニット総取り換えで20万オーバーの見積もりをもらった人もいるようです。
しかし、構造を理解すればDIY可能です。
ホームセンターで調達したステー/ボルト等1000円以下で済みました
要はブレーキのマスターシリンダーストッパー的な発想の修理方法です。
2
http://officej.eshizuoka.jp/d2015-11.html
↑の記事が一番役に立ちました。
コツは;
①固定のボルトのみだと細くて不安定な為、カラーを入れること。
②作業性向上のため、一部内装をカットすること。
③折れた軸と白いリンケージのパーツの勘合をうまく合わせる。
この3点です。
空調アクチュエーターのリンケージはエアコンの温度設定で動きます。
リンケージにはモリブデングリスを塗りました。
3
K12マーチの3大持病
①サイレントチェーン伸び
②電動パワステ故障
③エアミックスドア軸折損
のうちの一つですね。
それぞれ正規で修理すると高額になりますので、覚悟が必要です。
生産コスト削減にのみ目が行き、整備性の劣悪さや維持費の高騰を2の次、3の次にした設計思想の結果だと思います。
K13が売れなかった理由の一つはこれらに懲りたユーザーがマーチを避けたたということではないでしょうか。
4
ともあれ、小遣いをへらさずに済みました。
この方法を考えた人は本当に偉いですね。
ありがとうございます。
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