リアゲート静音化(ちょっとだけ)
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なんちゃってデッドニング
ステラのドアは閉める時の音がバフッというちょっと高級な感じがしてなかなかいいのですが, リアゲートだけはバシャンといういただけない音がしていて, ちょっと不満でした. そこで, 今回はこの音の改善に挑戦してみようと思います.
用意したものは, 内張りはがしと吸音材としてシンサレート, それから両面テープ少々, プラスドライバー(シンサレートの穴あけ用)です.
作業は, リアゲートの内側についているカバーにシンサレートを貼り付けて, 元に戻すだけです. みんカラのページを見ると他にもいろいろやり方はあるようですが, 素人なので, 今回はこれだけにしておくことにしました.
(2008/1/1,4 若干追加の作業をしています. 下記7,8です.)
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まずはリアゲートの内張りをはがします. 内張りはがしを使ってコツ(次項参照)をつかめば結構簡単にはがせます.
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内張りをとめているピンは写真のようになっています. 写真の左側がロックが解除された状態で, 右側がロックされている状態です. グレーの部分が下に下がると黒い部分のすそが開いてロックする構造になっています.
したがって, ピンを外すには, まずグレーの部分を引き上げてロックを解除し, その後引き抜く必要があります. グレーの部分の円周の方が黒い部分の円周よりも大きいので, 最初に内張りはがしを少しだけ突っ込んでグレーの部分を浮かせ, ロックが解除できたら内張りはがしをおくまで突っ込んでピン全体を外すと良いのではないかと思います.
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内張りが外せたら, シンサレートを同じ大きさにカットします. 私の場合は普通の鉛筆で型をとり, 普通のはさみで切りました. 繊維がぼさぼさしているところもあるので, はさみの刃を大きく開いて切った方が良いと思います.
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カットしたシンサレートを内張りにはりつけます. 最終的にピンで内張りともども固定されるので, 仮止め程度に両面テープで固定しました(左右の縦の辺に沿ってそれぞれ2cmくらい).
さらに, ピンが通る穴をプラスドライバーで開けて, あらかじめピンを通しておきます. ピンを通すときにはシンサレートの繊維が邪魔になるのですが, 内張りはがしの先のとがったところを使い適当に通しました.
後は元に戻して完成ですが, ピンをはめる時に4本ある足がすべて穴にはまっているかどうか注意が必要です. はまってない足がある場合には, いったんピンを抜いて, 内張りと穴を合わせて押し付けてピンを入れ直すとうまくいきます.
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左の図は施工前後での閉じる音の比較です. windows についているサウンドレコーダーで夜10時くらい(施工前日, 当日)にドアの外で録音し(サンプリング周波数8kHz, モノラル), それをフーリエ変換してパワースペクトルをグラフにしました.
上のグラフは青が施工前のリアゲートを閉じる音, ピンクが施工後のリアゲートを閉じる音, 黄色が助手席ドアを閉じる音, 水色が施工前のリアゲートを閉じる音でマイクをシンサレートで覆った場合です(施工後のリアゲートの音のみ録音日時が異なります).
下のグラフは上のグラフの施工前後のリアゲートの音だけを抜き出したものです.
外から耳で聞いた感じではそれほど大きな変化は感じませんでしたが, グラフを見るとそこそこ効果はあるようです. 低い音は軽くてやわらかいもの, 高い音は重くて硬いものの音だとすると, 500Hzより小さいところ(低音部)が小さくなっているのは, おそらく, シンサレートをはさんだせいで内張りがゆれなくなったからではないかと思います. それ以上の周波数でも全体的に大きなスパイクはなくなっていますが, 周波数が大きなところ(高音部)にはやはり制振材が必要かもしれません.
今回はあらかじめ測定していなかったのですが, 車の中から聞くと体感的にもそこそこ効果を感じました(内側からだとシンサレートを通る音が増えるからだと思います). 閉める時の音が少し上品な感じになった気がします.
お手軽で, ちょっとは効果があったような気がするので, よかったです.
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(2008/1/1)
その後, 余ったシンサレートの切れ端でひと工夫.
リアゲートが直接車体にぶつかっている部分(写真左上)をシンサレートで覆ったらどうなるのかというのが動機です. まず紙で型を取りシンサレートを切り抜きます(写真右上). 次にそのままでは毛羽立つかなと思い(実はこれが失敗のもとでした)スーパーのレジ袋を同じ形に切り抜きます(写真右下). 若干のりしろを見て大きめに切り抜くのと, 2枚重ねて切り抜くのがポイントです. これで切り抜いたシンサレートを覆って, リアゲートと車体がぶつかるところを覆います(写真左下).
結果は...失敗(涙).
静かになるどころか, レジ袋の"クシャ"っという音がしてます.
8
それでもめげずにさらにひと工夫.
今度はうわさのレアルシルトを貼ってみます. 高いので, 20x30cm位を写真のように貼りました(貼る前にシリコーンリムーバーで脱脂してます).
結果は..."クシャ"
レジ袋の音以外はいい感じだと思うのですが(涙).
(2008/1/4)
上と同様に閉める時の音を録音して比較してみました. 見にくいいですが, 上の7をやった後が黄色(after2), 8をやった後が水色(after3)です.
7については500Hzより大きいところでは若干効果があったかなと思える位だと思いますが, 8については7と比較すると全体的にパワースペクトルが増加してしまっています(特に2,800Hz あたりとか, 3,500Hz前後など).
原因はよくわかりませんが, 考えられることとしては, 録音条件の違い(青空駐車なので気象条件が異なる, ゲートを閉め方もまったく同じでない)の他, 制振効果よりも, ゲートが重くなったせいで車体にぶつかる衝撃が増加した効果の方が大きかった(レアルシルトをケチったせい?)というのもあるかもしれません.
今回は若干骨折り損な結果になってしまいましたが, そのうちまた改善できればと思っています.
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