ギアボックス組み立て3

ギアボックス分解再びです

オイルスクープリングを取り付け直します

一度やった作業なのでサクッと分解していきます

・エクステンションハウジングの外し
・5速ギア周りの取り外し
・セレクターシャフト周りの分解
・フロント周り分解
このあたりまでやって30分と掛かりませんでした
初めて分解した時から比べて圧倒的な速度です

前回の分解で失敗したメインシャフトの取り外しです

失敗の原因はメインシャフトのギアツリーとカウンターシャフトが離れきらなかったことでした
なので今回はカウンターシャフトのベアリングを裏からショートのアレンキーで前方に押し出すことにしました
するといとも簡単に外れました

正解はこれだったのかぁ～
もっとわかりやすく整備書に書いてくれよと思います

こんな感じで外れました

ハウジングからシャフトを抜きます

オイルスクープリングをひっくり返して正しい向きにします
(写真はひっくり返す前)

展開図ですがこれは明らかに逆向きに書かれています

いや,駄目でしょこれ
後のページで実際の作業写真は正しい向きで写ってるし

この展開図だけ見て組んだら十中八九逆組するでしょう
これ気付いてなかったら1速アイドラーギアの軸潤滑不足でお釈迦になってたかも

再度ハウジングにメインシャフトを圧入

本当は再利用不可ですがガスケットを使いまわし
液体ガスケットをたっぷり塗って組み上げます

メインシャフトをケースに仮固定した後にカウンターシャフトのベアリングを取り付け
これが本来の組み立て手順でした

0時頃作業開始で明け方には組み立て終了

流石に完全分解はしませんでしたが,大分手際よくできるようになりました

作業場所を倉庫に移して搭載作業をするため,後端の開放部をパッキングして作業完了です