全塗装

実家にて農業メインで酷使されている最終型アクティですが今年で納車から12年を迎え、かなりボロボロになってきました。
圃場の狭い箇所に引っ掛けたりバックしてハウスの鉄筋に当ててみたり(笑)
ボディに艶はなく、ルーフに関しては手で触ると白い粉が付くような状態です。
かわいそうなので一度全塗装しました。
これまでにヘッドガスケット交換やクラッチOHなどの整備もやってきたのでまだまだ活躍してくれると思います。
1枚目の画像はかなり前に撮影したので今の状態とは違ったものになります。

ボンネットは裏から叩き出して大体の形ができたところでパテを盛りました。

左側の補修箇所が多いので頑張って進めます。

左側のコーナー部分は大きく凹んでいたので修正に手こずりました。

プラサフを入れましたがパテ跡が少し残っています。この後にもう一度修正して凹みの処理は完了としました。

右ドア下部は板金できなかったのでパテのみで仕上げてますがこの時点で結構目立っていますね(汗)

コーナーパネルは修正不可能だったので中古品をヤフオクで安く購入しました。

仮合わせをしました。
今回は時間の関係で荷台の凹み修理は行わずにそのまま塗装します。

各部品を取り外していよいよ塗装に入ります。
サンダー#600で全体を足付けします。
機械が入らないところは手作業で。
手も入らないような箇所はミッチャクロンを吹いておきました。

マスキング作業に入ります。
今回は乗り降りの時に塗装が剥がれていたドア縁からドア内側、シャーシまで塗装する関係でマスキングもかなり面倒でした。
マスキングが終わったらプレソルベントで全体を脱脂します。
2人で作業してお昼過ぎに塗装開始。

色は純正のNH-578 タフタホワイトで塗装。
ニッペのレアルを使用しています。
3kgほど使用しました。
クリヤーはニッペのネアアルバクリヤー8:1で仕上げています。これも2kgほど使用しています。

鳥居とバンパーなどは別に塗装しています。

次の朝にマスキングを剥がしました。
この剥がす瞬間がたまらなく気持ちが良いんですよね！

マスキングが甘かったのでコンデンサーに塗料が掛かってますが冷却が落ちるほどではないので許容範囲ということで...

荷台も綺麗になりました。

そして全ての部品を組み上げて完成(^^)
ドアバイザーは後日取り付け予定です。

ACTY 4WDと最大積載量のデカールも後日貼り直したいと思います。

左コーナーからドアにかけての傷も綺麗になりました。

荷台のフロアはそれほど傷んでいなかったのですがより一層綺麗になりました。

シャーシも塗装したので全体的に綺麗に見えますね。

左側も綺麗になりました。

まだまだ働ける車になりました。
塗装以外は合間時間で作業したので5日ほど掛かっていると思います。
メンテもバッチリなのであと15年ぐらいは頑張ってもらいたいところです。(笑)