アクティ 光軸調整アジャスタ修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
恐らく日本中のアクティ・ストリートが壊れたであろう光軸調整ネジを確認してみました。
規定の位置より押し込まれてるのでまあ割れてますね。車検の光軸で一度落ちるとヘッドライトASSY外して調整してなんてなりますしヘッドライト外した時点で光軸が狂うので割と詰むと思います。
なので修理しますね。
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当該部品のギアです。ローレットになってるところに本来はギアがあるはずなのですが抜けちゃっています。ギアも亀裂が入ってるのでローレットに戻したところで砕けると思うのでこれは使えませんね。
純正部品番号は33130-SJ8-305なのですが1個2500円くらいしますし4個必要なので買いません。どうせ新しく買ってもすぐに割れるでしょうしね。
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ということで対策部品を設計して3Dプリンタで作っちゃいます。ネジなんか入れると肉が薄くて純正同様に絶対割れるのでネジ部分も一体型にしちゃいましょう。
マイナスドライバーで回せるような構造にしました。
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分解・清掃後に組み付けていきます。最近は失敗作無しで作れるようになってきましたね。ギアの規格もピッタリでした。
3Dプリンタ、車いじるのに必須ツールになりつつあります。
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取り付けた感じはこんな感じです。黒い部品がそうですね。
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ドライバー突っ込んだのがこんな感じです。
ベッセルのNo.930がジャストフィットするように設計してあります。他にもモノタロウで売ってた激安マイナスドライバもピッタリでした。
にしても結構ネジ硬いんですよね、多分内部でネジが物理的に動いてるのでどんな車でも大体こんなもんだと思ってるのですが…
強度が完全に設計ミスですね。
これ壊れたら次は金属ギアにして入れます。それも純正より安い。
何はともあれこれで光軸調整をして車検通すことができますね。
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すべてのギアを3Dプリンタ製にしてみました。
構造上は強化になってますが3Dプリント品という弱点はあります。
まあぶっ壊れたら純正に戻せばいいんですけどね。
光軸調整用の真鍮部分が刺さる所は純正よりクリアランスを小さくしてガタを減らしました。
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光軸調整ネジ、H4の裏蓋を外せば見えるとの事でしたので外すと見えましたね。
ここにグリスを吹き付けて動作させて、稼働しやすくしておきます。
これで光軸調整アジャスタの故障リスクも下がるでしょう。
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