フォークをオーバーホールした際にオイルシールはもちろん新品に交換した訳だけど、何だかオイルがフォークにべったりと付く。馴染みがでればいいのかとしばし走ってみるものの一向に状況は改善しない。
どのくらい漏れるかというと、数キロも走るとダストシールから溢れてフォークに垂れるほど。
そうなれば思い当たるのは、オイルシール向きを逆に組んじゃったのではないかと。
めんどくさいのでやりたくないけど、タラタラ垂れてくるので仕方なくもう一度フォークをバラしましたよ。
やっぱり…
上下逆に組んでありました。ご丁寧に左右とも。
逆に組むと内圧が掛かったときに気密するようなメカニズムが作用しないからダダ漏れになることが良く分かった。
よ~く見れば何となく分かるけど、やっぱり上下が分かりにくい純正オイルシール。で、今回は社外品を組んでみた。
以前にFJの純正フォークにも入れたことがあるアリート製。
これは文字が書いてある方が上だし、構造も分かりやすい。
まだまだ赤くてキレイなオイルだったけど捨てて、同じヤマハ純正G10を入れた。オイル量はXJRの1999年までのモデルだと456mlらしいのでメスシリンダーで計量。全バラ洗浄してから組んでるから油面計測はやらない。
ダストシールは再使用。
走ってみたけど、オイルは滲んでこない!当たり前か。
実のところ、組み間違いに気が付いて再度パコンパコンやってオイルシールを抜いてから組み直したりしたんだけど、それによってせっかく組んだのに治らなかった、ということがなかったことが嬉しい。時間に追われてやるとロクなことがないですね。ま、結果オーライ。
ついでにハンドルも交換して前より干渉やらポジションが改善出来て更に気分良いです。
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FJ1200 | 日記
Posted at
2023/04/25 20:53:25