
訳あって燃料タンクを取り外しているので、せっかくだからキャップ不具合を直してやろうと。
キーを差し込む部分の引き上げるフタがパカパカになっちゃって節度感がなくなっちゃった。
たぶん初めてやる時の最大の難関はキーシリンダーの取り外しかと。とはいえ、構造が分かっていれば大したことないんだろうなと、まずはバラしてみよう。
(フタの節度感だけの修理ならキーシリンダー外す必要ないんだけど)
と、バラす時の写真はないが、プラスドライバーと精密ドライバー(マイナス)があればバラバラに出来る。但し、何も考えないでやるといくつものスプリング、ケシ粒みたいな鋼球が飛び散ったり、キーシリンダーのプレートが飛び出す大惨事になる。
キーシリンダーは一番奥のプレートがストッパーになっていてキャップ部分に噛み合うようになっている構造。脱着時はこれを精密ドライバーで押し込んでやる。
キーシリンダーの取り出しまでは順調だった訳だけど、肝心のフタ部分は、そもそもフタをハネ上げるバネが折れちゃったりしたので、部品の組み合わせリビルトはあっさり諦めて、新品入手可能なキャップAssyのキーシリンダーをFJのものに組み替えて使うことにした。
今でも純正新品が入手出来るのはありがたいが、良くみるとコストダウンがあり少し悲しい。
外周リングは、オリジナルは機械加工で同心円状の細かい溝が切ってあるけど、今入手出来るものはダイキャストの型で同心円溝を抜いたもののようで溝は粗い。
外周リングはフタを固定してるピンを両側に抜けば交換出来そうだけど部品をオシャカにしたくないのでやめた。
但し、新品キャップは裏面全面にラバーの蓋が付いていた(元のFJに付いていたのかは分からないが、少なくとも自分のモノにはなかった)。水とかホコリの侵入が防げて良いですね。
キーシリンダー自体は何の問題もなく差し替え可能なので、新品キャップの方を使う。外周リングのチープさは仕方ないかな。またヤル気があれば後でリング組み替えしましょ。
そういえば、もともとのキャップになかった部品に以下があった。
気がついたら手元に転がっていて、どこに組み付くのか、はたまた梱包材?と悩んだけど、キーシリンダー脇のブリーザ室に入れるモノみたいだ(と結論付けた)。
ラビリンス的な構造を作る隔壁みたいですね。
キーシリンダーを組み替えてタンクに装着出来るように準備は完了。
新品キャップ Assy 4FM-24602-20
このまま組むと問題があるので
注意(後日談)参照。
Posted at 2023/04/08 13:08:57 | |
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FJ1200 | 日記