
FJ1200はFJ1100の発展版として生まれた訳ですが、外装関係はパッと見には似てますがかなり違います。
しかしながら、中身を見れば、FJ1100とFJ1200初期型1TXは排気量以外はほとんど何も変わらない、と言って良い位の流用です。
部品番号に"36Y"とあるものは元々FJ1100用に設定されたものなので、歴代FJでもかなりの部品がそのまま流用されていますが、1TXのオリジナル部品番号にはその比率が特に高い。
今キャブレターをバラしているので部品を調べていたら、ジェットの番手がいくらか違う位です。125→130psのアップデートなのでそんなものなのでしょう。
但しモデルが長寿命であればあるほどマイナーチェンジの際に改善される部分もあれば、おそらくコストダウンのために廃止される部分も多くなります。
初期型にあって、末期モデルに無いもの…(テキトーに書いてますから間違いあるかも)
ANDF
ベンチレーテッドローター(フロント)
プリロード・ダンピング調整機能
アルミスイングアーム
フロント16インチ
130ps
だいたい、コストが掛かる割にユーザーメリットが少ないものは年が経つにつれ廃止されてますね。これを洗練されたとみるか、当初の開発者のこだわりが徐々に失われたとみるかは人それぞれです。
但し、市場投入されて年月が経つと販売台数は落ち込むので、フェイスリフトしながら競争力を維持しつつ、収益改善のためのコストダウンをはかるのは長寿命モデルの宿命。
そういう自分も、格安リッターバイクを探してたまたま出会ったのが初期型1TXだったのですが。
Posted at 2020/10/03 21:27:17 | |
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FJ1200 | 日記