ブレーキキャリパーOH

フロントリア４点の
ブレーキキャリパーをOH

先日発覚したブレーキの引きづりが
無事解消されました。

仕上げのフルード交換はホンダの
ディーラーお願いしました。
エア抜きに加え各種ボルト締め付け
チェックをしていただき、
一人DIYの不安も解消です。感謝。

走行距離 137,847km

■事前準備
＜工具＞
・ジャッキとウマ
・ブレーキフルードサブタンク
　（エア抜き時のフルード枯渇防止）
・ワンウェイブリーダーホース
　（逆流防止タイプ）とペットボトル
・メガネ 10、12, 14, 19
・スパナ 14, 17 （スライドピン）
・インパクト 14
　（キャリパー固定２点を緩める）
・エアガン
　（新ダストブーツ広げに有効）
・小さめのマイナスドライバー
　（シール、ニップルカバー外し）
・清掃ブラシ（サビ汚れ落し）

＜パーツ＞
・新品キャリパーピストン
　（変えなくても良かったかも？）
・新品キャリパーシールキット
　（シール、ダストブーツ）
・新品ブレーキホースワッシャー
　（２枚X４輪＝８枚）
・ブレーキフルード　DOT４
　（エア抜き失敗して1.5ℓを浪費）
・グリース
　（シールとスライドピン）

■作業当日
　１．天候チェック（雨天NG)
　２．ジャッキ＋ウマ＋ホイール外し
　３．フルードサブタンク取付
　４．キャリパー全ボルトを緩める
　　　（固定状態が力を入れ易い）
　５．キャリパー外しピストン外す
　　　（エアで煽る）
　６．ダストブーツ、シール溝を清掃
　７．グリースを薄く塗布したシール
　　　をシリンダー内の溝に組付け
　８．ダストブーツをシリンダー内の
　　　溝に組み付ける（要グリース）
　９．新ピストンをダストブーツ内に
　　　入れる。ピストンをシリンダー
　　　入り口面に軽く押し当てた状態
　　　でキャリパーの後ろからエアで
　　　煽ってダストブーツを膨らませ
　　　押し込む
　　　（手でやると破れ易い注意）
１０．新ピストンをシリンダーに挿入
　　　してエアでピストン動作確認
１１．スライドピン内部にグリース
　　　アップしてダストカバーつけて
　　　キャリパー再組立
１２．ブリーダーにワンウェイホース
　　　を取り付けてエア抜き
１３．ホンダのディーラーでブレーキ
　　　オイル交換実施しエア噛み解消
　　　と各種締め付けチェック

キャリパー固定の14mmは
固着しているかのように固く、
インパクトで緩めました。

ピストン新旧比較
写真はフロント右
サビはないものの酷い汚れ

シリンダー内面
写真はフロント右
若干の擦れ跡あり
リア左はシール溝にサビあり
清掃に苦労しました

エアガンのお陰でダストブーツを
傷つけずに組み付け完了

ホンダのディーラーで
エア抜きと締め付け完了
　オイル　 2,000円
　作業　　 5,000円
　合計　　 7,000円

安心を得る上での必要経費ですね