エンジン火入れの儀式
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
いろいろと準備して参りましたが、いよいよ火入れの準備をしたいと思います。
その前に、プラグコードがベルトと近いのでコルゲートチューブを巻いてクランプで固定しました。
クランプといっても切った鉄板に穴を空けて結束バンドで縛っただけです。
セルを回す準備が整いましたので、セルを回してオイルを循環させます。
プラグを抜いてセルを回しました。
圧縮がないせいか、セルは勢いよく回りました。
2
オイルが回ったのでいよいよガソリンを入れます。
そして運転席に座り、静かにキーを捻って「ON」にします。
電磁ポンプが「カタカタ」を音をたててガソリンを圧送しています。
キャブのフロート室が満杯になったらポンプの音が変わるのかな?と思いましたが変化がありませんでした。
10秒ほどしてOFFしました。
ガソリンが漏れてないか、ボンネット内やポンプ周り、エンジン回りを確認しました。
すると3,4番側のキャブから妙にガソリン臭がしました。
触ってみるとガソリンで濡れています。
3
キャブを外した所、何とバタフライの上にガソリンが溜まっている状態でした。
これはポンプから送られたガソリンでフロート室が満杯になっても、ガソリンを止められないのでは?(素人の推理)
4
キャブを分解してフロート室を確認しました。
蓋にフロートが取り付いています。
5
フロートを横からみた写真です。
フロート室がガソリンで一杯になると、黒いフロートが浮いて真鍮の部品を押し、ガソリンをとめる構造。
写真はフロートを指で一番上まで持ち上げた状態です。
ちょっと上過ぎる様な気がします。
6
オーバーフローしていないキャブのフロートです。
蓋とフロートが平行になっている様に見えます。
品質にバラつきあり過ぎです。
とりあえずこの状態になるように調整しました。(ストッパーの板金を曲げて調整)
7
さらに点検をしていた所、なんとメインジェットが付いていないのを発見!
びっくりする暇もなく、早速ジェットをネットで手配しました。
しかしその後、キャブ側の穴を覗くと
メインジェットが外れて落ちていました。(やれやれ・・)
取り出してエマルジョンチューブに嵌めてみると勘合が緩い?感じでした。
メインジェットの勘合部を少々広げて、いい塩梅に修正しました。
8
キャブを組み直し、オーバーフローしないことを確認しました。
いよいよセルを回して火入れです!
セルは勢いよく回ります!
が、初爆がない・・
つづく
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク