小生ジム爺は年齢とともに反射神経が衰えていることを自覚しており、バイクは都区内中心の利用であることも考慮して還暦を境に大型二輪を降り、JB64W「ジム兄ちゃん」のセカンドカーとして現在はホンダリード125を主として買い出しに利用している。
都心のスーパーマーケットは、4輪車駐車場がない店の方が品物の価格が安かったりするのでバイクはとても重宝するのである。
高速道路を使っての遠出は専ら「ジム兄ちゃん」を利用するので、バイクは維持費の安い小型二輪原付二種125ccに絞り、買い物に便利な車種を選択したら必然的にリード125(2BJ-JF45型)となり、これまでの2年半で約2,000km強を走行した。
普段は使わないがアイドリングストップ機能付き、ウインカー以外の灯火はLEDと省電力(ウインカーもLEDに交換済)である。最も驚くのは乱暴な運転をしなければ1ℓ当たり50km走ってしまう省燃費の無段階変速の静かな水冷ESPエンジンであり、「コイツ何を食って走っているのだろう」、「燃料計壊れていないか」、「知らないうちに誰か燃料足したか」、「前回はいつ給油したかな」、と思うことしばしばである。
今日はこのHONDA LEAD 125の驚異的な積載能力について紹介することにする。

まず、シートの下には、ヘルメットが2個スッポリ入る大きさの雨に濡れないスペースがある。多分このクラス最大の容量であると思う。但しエンジンの真上なので冷凍冷蔵食品や熱に弱い製品を入れることは避けた方がよい。(私はこの内側に断熱材を貼っている)衣類などを入れるには最適な場所でもある。画像上部のシート裏に見える銀色の袋は工具袋である。

標準装備のリアキャリア上には3,000円位で買った安物ではあるがケツデカで不恰好になるのを回避して28ℓと小ぶりなリアボックスを装着している。普段はヘルメットや手袋を入れているが、内側に緩衝材を貼ったので、買い物時には食品を入れるのにも便利である。

フロントにはリード125ではHONDAのオプションでも設定のない前カゴを装着している。(桜井ホンダで新車購入すると別料金で加工取付してくれる)
スクーターでは荷物をポンと放り込めて風の影響を受けにくい金属製の網カゴがとても便利である。これに荷物の飛び出し防止に100円ショップのゴムネットをかけて使っている。
レッグカバー前側の最上部にはウインカーが付いているので、これが隠れない高さまでならば荷物を積むことを可能にした。
前カゴには洗濯バサミを付けてあり、これに濡れたタオルを留めて走るとすぐに乾き、これまた便利な走る乾燥機でもある。
道交法等での積載制限など細かなことは別として、タンデム乗車が多用される東南アジア諸国を前提に設計されているのか、1名乗車よりも後方に積載重量が付加された方が凹凸でも跳ねずにまろやかに走る。次の画像程度の荷物量の積載は容易で、1週間程度のキャンプに必要な荷物だって難なく積載できてしまい、単身引越の手回り品輸送のお手伝いもこなしてしまう程なのでご覧頂くことにする。

冬と雨天時に味方してくれる風防は、手指の部分も覆ってくれるGIVI社製の旧型リードEX用の品番314Aに少し手を加えて装着している。画像ではこの風防に緑色のショルダーバックのベルト部を掛けてある。
真夏以外はハンドルカバーを付けている。日差しや雨から手指を守るが、実はこの中にもコインやキャンディー、ペンやメモ程度は入れておくことができる。
足元のステップが平面であることは積載に大きく貢献する。画像では500ml×24本のビール箱が置いてあるが、2ℓ×6本のペットボトル箱であると残念ながら前後が僅か1cm程足りないので直立しないものの少し不安定になるが斜めならば積載ができる。この程度の積載ならば足置きや足つきに何ら影響はない。ポリカーボネイト製と思われるステップは滑りやすいので、縞鋼板模様のゴムマットを両面テープ付のベルクロを用いて敷いている。
ビール箱の上にあるビニール袋は、車体に標準装備の脱落防止型コンビニフックにかけてある。これに重量物を入れると下のビール箱はとても安定する。
車体レッグカバー乗車側の左上(画像では黒い取っ手が見える)には、ドリンクボックスがあり、この中には500mlのペットボトルが納まるほか、12Vのシガープラグが標準装備されていてスマホも給電しながら走れるのでナビも使える。
画像では後席シートに2ℓ×6本のペットボトル箱とその上に4名用ドームテントが固定してある。そのうえに緑色のヘルメットが置いてある。
前席シートに置いてあるのはバックパックであり、これを背負って運転しても後席シート上の荷物には干渉しない。さらに胸側にザックを抱えることも不可能ではない。
リアボックスの上にもバッグ、リアボックスのサイドにもバッグが縛り付けてある。
外部から見えないシート下とリアボックス内も含めると、JB64Wジムニーの後席後方のラゲッジスペースでは積載できないだろう相当な積載能力があることがおわかり頂けると思う。
HONDA LEAD 125は、ヒラリヒラリと軽快に走る我が家の輸送機である。
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2020/11/20 08:46:03