小池のおばちゃまに連休はできる限り外出を自粛、と連休前日に言われてしまったものの、何の巣ごもり準備もしていないし、4日間この梅雨空の下で籠っていたら体中がカビカビになってしまいそうなので、「できる限り」を尊重することとして、「ジム兄ちゃん」で都外には出ないことで善良な(?)都民の最低限の責務を果たすことにした。
「みんカラ」でバンダイからJB64Wの1/43 EXCEED MODEL がガチャガチャの500円で発売されていると拝見していたので、買える場所をインターネット検索してみた。
東京では池袋サンシャインアルパ1Fの「ガチャガチャの森」で売られているという。
池袋駅周辺は人出が多いかも知れないが、運動を兼ねて3駅先の目的地まで電車に乗らず徒歩で往復、繁華街を避けてサンシャイン60のある東池袋へ向かい、近い戸口からピンポイントで店に入ることを決意した。
歩き出してみると幸か不幸かゲリラ的な雨降りのせいで人通りは多くない。
大通りを避けて裏道を選びながら歩くが、東池袋界隈もさほど人が多い印象はない。
目的地の「ガチャガチャの森」まで徒歩約45分、店舗の性格上か店の中もさすがに密はない。

1,240種のガチャガチャの中からお目当てのJimnyを探すのも一苦労ではあるが、それにしても色々なガチャ玩具があって目標物を探す行程も楽しめて面白いものである。
やっと見つけたJimnyのガチャは、最上段でコインの投入口に手が届かないので、踏み台を転がして持ってくる。
白髪爺が踏み台に登って玩具を買う健気な姿を想像して貰いたい。
我が「ジム兄ちゃん」のジャングルグリーンが出てくれと願いつつ、100円硬貨を5枚入れてグルグルハンドルを回す。
お約束どおり期待は見事に裏切られて出てきたのは、テニスボール大の黒いケースの隙間に見えるのピュアホワイトパールJimnyである。

「相変わらず引きが悪いなぁ…。」と肩を落とすが、こんなことでツキを使い果たしてもつまらないので、気を取り直してもう1回チャレンジすることにする。
ところが小銭入れを覗くと100円硬貨がないので両替機へ。
これまた札入れの中には1万円札しかなくやむなくこれを両替。
それがいけなかったことは後で気付くのである。
1,000円分の100円硬貨を握りしめて、目当てのガチャへ向かう心持ちは既に少年と変わらない。
いざ2回目に出てきたのはキネティックイエロー、3回目はプリスクブルーメタリックとあえなく敗退…。

やめておけばよいのに、カラータイプは4色2タイプで全8種類あるのだから8回までは仕方ないと、両替機に向かい3,000円の100円硬貨を握る手に汗。
結局お目当てのジャングルグリーンが出たのは9回目という極めて順当な結果。ガチャガチャ店の思う壺にまんまとハマる。
こうして4,500円を出費して店舗出口にぶら下がっいる無料のレジ袋(このご時世に無料でいいのかな?)の口が閉じられない程に一杯の9台のガチャJimnyを持ち帰る始末となるのである。
背中に店員の「またのお越しをお待ちしてます!」の無言の声を感じた。
親戚には児童が5人いるので、「ジム爺の車だよ」と色違いを1台ずつプレゼントすることにして、1台は塗装遊び、ジャングルグリーン以外の残る2台はJB64W Jimny仲間に出会ったときのプレゼントにしようと、お目当てのジャングルグリーン以外の8台の処分方法の言い訳もちゃんと考えた。
帰路は少し大回りして往復で約14,000歩のお散歩、健康的な約9km徒歩の運動をした。
これはコロナ禍での立派な言い訳である。
帰宅してからとんでもない無駄遣いをしたものだとちょっぴり考えながらも反省には至らず、ビールのプルトップを引いて気を取り直し、いつものタミヤカラーXF-5フラットグリーンを手元に出してきて老眼鏡をかけて塗装を開始する。

バンダイJB64W 1/43 EXCEED MODELは、ボンネットとリアゲートが開閉できるなかなかの構造である。
部品はバラバラに入っているうえに接着剤を使わないハメ込み式なので塗装もしやすい。
出来上がりの大きさも全長で80mm程あるので存在感もある。

完成画像は塗装したもの、結構いい感じである。
Posted at 2020/07/27 10:33:47 | |
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