小生は自他ともに認める雨男で、先の日曜日も住まう東京は猛暑の晴天でしたが、私の出先は朝のうちから雨、活動しているうちに激しい雷雨となりました。
雨男と揶揄されることが少なくない私は、「雨は当たり前に降るもの」(年間で秋田は177日、東京は106日が降水)、「雨はお天気のうち」(落雷・強風・吹雪・降ひょうよりもマシ)と強く主張します。
傘や雨衣と帽子は持ち歩く習慣がついていますが、多少の雨には濡れても平気な質です。
「短髪の髪と肌は拭けばよい」、「洋服はどうせ洗濯して干す」と話すと楽観的な人だと言われますが、そういう方にはどこか間違っているところがあるかと言い返してやる一方で、危機管理はできていると思っています。
山行や台風などの風雨が強い時には、傘はやめて雨衣と長靴に限りますが、帽子はヘルメットにしてしまった方が頭・顔・首が濡れにくく至極快適です。
雨は厄介視してしまいがちですが、清水は生命保持に絶対に必要なものです。防災用のヘルメットは空気孔のないものが便利で、水汲みや洗面器代わり、汁もののお椀の代用、枕や椅子の代わり、救助要請には穴がない方が叩くと大きな音がします。
そこまではよいのですが、何と言っても濡らして様々なトラブルが起きるのは持ち物です。過去に突然の雨で携帯電話等の電気製品をダメにしたこともありますし、水の滴る紙幣を出して店員に断られたこともあります。メモ帳は水に濡れても書けるユポ紙を使っていますが、手帳の頁同士が固着して困ったこともあります。

そういう訳で、普段のバッグは大体ビニロン製品を使いますが、ビニール製でも縫製部やジッパーから水は滲み入るものです。ですから「今日は雨!」という天候の日は「ターポリン素材」のバッグを使用するようにしています。
その中でもこの「WARKMAN ZAT ドライバック」は優れものです。
「水が入らない、滲みない、漏れない」からです。
このシリーズにはトートバッグ型のものもありますが、私は「バックパック型」を使用しています。
縫い目やジッパーがなく、接合部は圧着加工、口は折り返し固定なので潜水しない限り水は浸入しません。外からの浸入もありませんが、中からの水も外に漏らさないので、バケツの代用もしてくれますので墓参の散水や災害時の給水にも一役買います。
口を閉じるマジックテープもしっかりしています。空気だけを入れて閉じてみると完全ではないものの密封度もある程度保持できるので、ボートや岸壁からの落水時にも浮き輪として一定時間は代用できそうです。
どんなに雨が降っても中身は安心、濡れた衣服を入れても周囲を濡らすこともない、水が運べて、丸洗いができコンパクトに折り畳めるという逸品です。

ターポリン素材のバッグは、概ねこのスペックであると一般的には1万円以上程度と高価なのですが、この品物は税込3,300円と破格です。
色も黒色、黄色、水色、グレーと画像の緑色があるようです。
大き過ぎず小さくなく、画像は2ℓのペットボトルを6本縦に入れた写真ですが、丁度底面にピッタリサイズで収まりがよく、横にしてあと4本入りそうです。
一応タグには耐荷重5kgと書いてありますが、12kgの水を入れても何でもありませんでした。肩パッドもしっかりしていますが、さすがに重量20kgを入れて背負いやすいかというと、背当てがないので短距離短時間での使用に限られると考えた方がよさそうです。
釣り、海水浴、川遊び、温泉行、降雪や台風時の移動、冷凍品や水ものの買い物に最適なのでご紹介しておきます。
Posted at 2020/09/04 08:32:40 | |
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