ジム兄ちゃんのブログ一覧

　防衛省編集協力月刊誌「MAMOR」(ﾏﾓﾙ) 扶桑社刊590円では、毎年1月号で「自衛隊検定試験」を実施(受験料無料)している。
　誌上に発表された3択の100問(前回まで)を回答葉書にマークして返送するもので、防衛白書などをはじめとするあらゆる資料を調べて解答を見出してよいものである。
　しかしこれがなかなかの難問揃いであり、80問程度は何とかなっても、現役幹部自衛官であっても何問かは正答に辿り着くのが困難な出題がされている。
　例えば、前回の第47問 「2019年4月水陸機動団を視察したのはどの国の陸軍参謀総長か？」(1)アメリカ (2)ドイツ (3)フランス、正解は(3)だが参謀総長級では防衛白書や新聞にも掲載されていないので、外務省の記録を調べるしかない。　
　100問全問正解者だけが1級として「自衛隊検定マスター」と認定(昨年は10名)され、賞状と記念バッヂが贈られる。
　昨年が12回目ではなかったかと思うが、私も毎年チャレンジしてずっと2級に甘んじていた。「俺には1級は無理、もうやめよう。」と思うのだが、毎年12月になると「今度こそ！」と燃えてしまう。
　苦節12年、昨年やっと1級「自衛隊検定マスター」に認定された。

　さて、今回の2021自衛隊検定試験は、前回までの100問から50問に減問され、設問も防衛装備などのマニアチックなものから国の政策など誰にでも親しみやすい内容にシフトして対処しやすくなっている。
あなたも「自衛隊検定試験」いかがですか？