
車内や屋外での音楽再生やFMラジオ聴取にはとても都合の良いお気に入りのBluetooth接続のワイヤレススピーカーである。音質の良し悪しは好みが分かれるのでBOSE信者に過ぎないということにしておこう。
購入して2年半を経過したところ、充電ができなくなり修理に出さざるを得なくなった。
個人で対処する方法がネットに沢山投稿されていたがいずれも効果なく、バッテリーの劣化で交換やむなしと判断した。
21,000円で購入した品物の修理が税込11,000円とは痛いが、11,000円で買える他の機種の音質では満足できず、バッテリー交換を依頼することに踏み切った。
汎用バッテリー(4,500円前後)を購入して自分で交換する方法もあるが、特殊なトルクスネジが使用されており、工具(100均でも買えるが)も必要であるし、その他のリスクも伴うので今回はメーカーカスタマーサービスを利用することとした。
カスタマーサービスの電話を対応してくれたのは日本人ではない。かと言ってメーカーの米国語でなくて助かったが、誤解がないように前置きすると質問に何でも答えてくれてとても親切かつ丁寧、敬語などの様子から中国系の出身の方だろうと想像する。
システムリセットや充電池寿命などについて尋ねていくと、BOSEサウンドリンクミニスピーカーの充電の仕組みにはやや問題があることがわかってきた。
今後は日頃の扱い方を変えることにしたのでご紹介しておくことにする。
この製品は二次電池(充電池)の充電は500回耐用品であるということがわかった。
さらに充電用の電源ケーブルを差し込んだままであると48時間に1回充電する仕組みになっているようだ。つまり使わなくても1,000日で500回充電する訳だから、1日おきに充電を繰り返すことになり2年半しか持たない。もしフル放電して毎日充電をしていたら1年半すら持たない二次電池が搭載されていることになる。
消耗品交換を前提にしないと商品を売っただけでは稼げない、二次電池交換のタイミングで買い換えを検討してくれれば幸い、というメーカー側の思惑があるかないのかはわからないが、必ずしも毎日長時間使用しない商品が、さも当然かのように2年余りで動作しなくなるということは決して歓迎できるものではない。
「充電用電源ケーブルは差し込んだままにしない」これがこの製品の二次電池を長持ちさせるコツのようだ。但し、「30日以上充電しないでいるとシステムリセットしなければ充電が開始されない」ということもわかったので、最低月に一度は充電する方がリセットの手間を省けるということもわかった。
あくまで理論的には30日毎の充電で済ませれば、約41年間使えることになる。(笑)
Posted at 2021/05/11 11:36:35 | |
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