ジム兄ちゃんのブログ一覧

　少々思い付いたことがありまして、IKEAエコバッグ大サイズ129円(55×35×37cm)の内側に入る大きさの「アルミインナークーラーバッグ」送料込1,760円をamazonでポチッとしました。
　広げるとかなり大きいサイズですが、両面アルミの130gと軽量で折り畳んで携帯できる品物です。
　amazonの配送は置き配の指定にしてあります。本品は折り畳めば定形外封筒にだって入ってしまう品物ですから、昨日配送される予定の帰宅時にポストを覗きましたがまだ到着していませんでした。
　帰宅後暫くして「ピンポーン」と玄関チャイムが鳴りました。
「お届け物デス」と来訪者は配送業者でしたので、ポストには入らず、宅配ボックスも満室だったのかと思いながら玄関扉を開けますと、小学生低学年の子どもならば海外逃亡された元日産のMr.ゴーンのように入ってしまう程のとてつもなく大きなダンボールを抱えたクロネコさんが立っているではありませんか。
　「お疲れさま、大きな箱ですねぇ」と声を掛けると、「でも軽いですよ」とヒョイと手渡してくれました。
　部屋に入って、「おいおい、コワレモノでもない130gの品物を展開して梱包してあるのか？」と思いながらダンボール箱を開封するとこのありさまです。
　平らでペラペラのソフトクーラーバッグが広げられて箱の底に一枚横たわっています。
　ダンボール箱の容積の95%以上は空気という有り様です。
　品物を折らない気遣いは上等ではありますが、ビニール包装されているので、カレンダーのように巻けば紙巻きでも丸筒でも輸送で損傷することはない品物です。
　皺にならないように送料込で配送されたものですからクレームをつけるに値する瑕疵はどこにもないのですが、梱包資材も輸送体積もどれだけの無駄をしているのだろうかと呆れてしまった次第です。
　これだけ世の中はSDGsと叫ばれているのに…。

　このクーラーバッグの使途は、後日ご紹介いたします。

　排ガス規制は年々厳しくなる一方ですが、世界統一基準が適用され始めたことによって、来月(2022.11.1)からは、50cc以上の継続生産車にも世界で最も厳しい排ガス基準の「ユーロ5」に準拠する「令和2年排ガス規制」が適用されることは、2輪車の大転換点になります。
　この厳しい規制を乗り越えるためには、各社各車ともにエンジン設計の見直しが必要になっており、私のリード125においても新型eSP＋エンジンに変えて継続生産に対応しています。
　人気の高いロングセラーモデルも例外ではなく、コストアップに伴って生産継続を断念せざるを得ない名車が続々と販売終了に追い込まれています。
　43年続いた希代の名車SR400や35年のセロー250は多くのライダーに惜しまれて既に終売、今月はCB400SFを始めとするトップセールス各車が続々と生産を終えてしまいます。
　2サイクルエンジンが消え、インジェクション給気、水冷エンジンへという変化は時代の流れで避けられないものなのかも知れないのですが、個性のある機械美に溢れるエンジンが次々と姿を消して行く様には涙が出ます。
　いずれはモーターで走るものに変わるのでしょうから、美しいエンジンを今のうちに記憶に刻んでおきたいと思うところです。