
2005年式のスーパーカブC90(HA02)は、2008年以降のモデルとは異なり、別名「鉄カブ」と言われる程に車体に鉄部品が露出していますが、私の手元を離れていた17年間はカバーを被せられていたものの露天で保管されていたため、マフラー、リアキャリア、ステップバー、スタンド、ミラーの鉄部品にそれなりに錆が発生しています。
このうちのステップバー、サイドスタンドとセンタースタンドは錆落としをした後に艶消し黒色塗料で塗装、リアキャリアは外して錆落としをした後に裏側の見えない部分は、艶消し黒色塗料で塗装してしまうことにしました。
マフラーは可能な限り根気よくステンレスたわしで錆落としをしていますが、車体側と下部は錆がメッキだけではなく下地まで浸食しているので、外観から見えない部分は耐熱塗料で塗装してしまうことにしました。
この際だからエンジンも100円ショップのスチールウールたわしで磨いてやることにして、劣化の激しいレッグシールドは交換、フロントトップカバーやサイドカバーを外して磨くことにしました。
私ジム爺は寒さ嫌いですが暑さには比較的強く、8月下旬までは仕事が閑散期なので、こうした作業をするには好期なのですが、何せ東京の日中は連日35℃超えの猛暑日ですし、年金年齢のうえに膠原病筋痛症の持病で前触れなく日替わりで体の各所に痛みが出る厄介な体なので無理はせず、熱中症防止のために蕎麦茶を沸かして水筒に氷と共に入れて持ち、一旦駐車場のインターロッキングブロックをジョロで散水して蒸発の気化熱で地面を冷やし、日の出から6時までと夕方5時から日没までの作業とします。
気温が35℃を越え風速が2m/秒以上になると蚊は活動が鈍るのですが無風状態の日々、大勢いても私一人だけに蚊が寄って来る特異体質なので、靴の中と足裏にアルコールスプレーをして、虫除けスプレーを腕にかけて、ハッカ油を垂らした汗吹きタオルを携え、メッシュジャンパーを着込こんで、金鳥の夏の蚊取り線香を炊いて、万全の構えで焦らずに地道に作業をいたします。
折角に機関の調子良い「カブ様」なので、「カブ主」としては見た目も新車同様にとはいかないものの、できる限り新車時の部品交換をせずに綺麗な姿に戻してあげようと付き合うことにいたします。
(画像は当時のカタログより)
Posted at 2024/08/07 07:33:17 | |
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