猫除け「ガーデンバリア・ミニ」

　小春日和にボンネットで昼寝する猫、愛猫家にとってはほのぼのとする光景なのでしょうが、愛車家にとっては爪痕への恐怖と残毛や泥の足跡に猫臭にうんざりです。
　マンション住まいの我が家のリード125の駐車場は、屋根付きで雨が凌げることもあって、季節を問わず敷地外からやってくる猫がバイクシートの上で昼寝する風景が永く続いていました。
　泥と毛だらけになるシートに、私のみならず他のライダーも閉口していた様子で、シート上にトゲトゲの鳩除けを置いたりして各人なりの対策をしていました。
　私もそのひとりでしたが、障害物を置いてみても根本的な解決には至らないので、ヒトの耳には聞こえないという超音波の猫除けを置いてみようと「ガーデンバリア。ミニ」(当時5,000円位)を購入して置いてみたところ、その日を境にピタリと猫が近寄らなくなりました。
　我が家へ来る若い鍼灸師には、数メートル範囲ではこの猫除けの「ピー」という音が聞こえると言い、周波が変化して耳障りな音なのだそうですが、爺には「カチッ」というスイッチが入る際の音以外は聞こえません。
　単2電池×3本を電源として、数メートル範囲に体温のある動物が近付くと10秒程の間超音波を発生する装置です。電池も経済的で3～4か月もつこの猫除けは効果が絶大です。

　バイク駐車場の一番手前の私のバイク前を猫が通ると感知するため、その奥の他のバイクにも近寄らなくなり、何だか我がマンション全てのバイクオーナーのために私がボランティアで設置しているような形になっていますが、既に10年以上壊れずに働いてくれています。