TOHNICHI / 東日製作所 プリセット形トルクレンチ QL200N4-MH（校正）  

本体の目盛りで40-200N・mまで設定できます。ハンドル部がメタルグリップのため滑りにくく、頭部ラチェットは15度の振り幅で狭い場所での締付けに威力を発揮します。設定トルクに達するとカチッと音がして、締付完了が容易に分かります。

10年前から愛用していますが、久しぶりに使うので東日トルク機器の専門校正会社である東日エアトルクに校正（計器類の狂い・精度を標準器と比べて正すこと）に出しました。この会社では精度3%に入らなかった場合の調整作業も校正費用に含まれているところが強みですね。

東日の手動式トルクツールは最大トルクで作動させても10万回の耐久性があるようなので大丈夫かとも思ったのですが、会社の自部署が校正に関係しているため職業上気になり、校正期限（1年が一般的）の観点で校正に出そうと思いました。校正をしないと正しいトルク値で締め付けたはずが、違う値でネジやボルトが締め付けられてしまう可能性があります。

確認の結果、なんと調整前の受入時点にもかかわらず精度は誤差1%以内に収まっていました。購入して10年そのうち最後の6年は未使用だったにもかかわらずこの精度、東日の技術に驚きました😲校正の他、清掃・点検をしてもらい、綺麗になって帰ってきました。これで安心して締付作業ができます♪

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