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2023年12月10日 イイね!

12月半ばであっても、見つかる秋の風景

12月半ばであっても、見つかる秋の風景金曜の早朝、地元の古くからの友人であるFちゃんからLINEが入っていた。


「おはよー
日曜日、ハイキング一緒にどーかな」


「うん、行ってみたい!で、どこに行くの?」と二つ返事で返したのに、

夜には「都内の、23区の公園を散歩してカフェも行きたい」と言い出した。

…これは朝三暮四の典型的な例。


続けて「新宿御苑とか代々木公園とか」と言うので

「ヤダよ、そんなとこ。混んでるし、わざわざ行きたくない」と速攻却下。


結局、公園もカフェも私が探すことになった。






正門のイチョウがお出迎え


日曜日の10時に文京区にある小石川植物園の正門で待ち合わせた。
Fちゃんの友人もMさんも一緒だ。


それぞれバラバラに来る。
近くに住んでいても電車の路線が違うので、現地集合が一番手っ取り早い。



小石川植物園は3人とも今回初訪問。
私はずっと訪れてみたいと思っていたので、やっと実現した感が強い。
みん友さんの季節毎に投稿するブログも大きかったと思う。



HPより拝借


小石川植物について、少々ふれておこう。

江戸幕府が設けた「小石川御薬園」が前身で、江戸時代には無料の医療施設「小石川養生所」も園内に設置されていた。
明治時代には、東京大学が設立された直後に附属植物園となり、一般公開もされるようになった。
北西から南東と広がる161,588㎡(48,880坪)の広大な敷地に、台地、傾斜地、低地、泉水地などの地形に即してさまざま植物が植樹されている。

ちなみに植物学の研究・教育が目的のせいなのか、特に温室では枯れた葉や枝は取り除かずにそのままの状態だった。
そこが一般観覧を目的とした商業主義的な植物園とは違うところなのかなと思う。
でも遊歩道の整備や樹木の剪定はキチンとしてあった。




ショクダイオオコンニャクが園内では13年ぶりに開花し、8(金)~10(日)まで公開されているという。


まずは公開温室へ向おう。

温室を目指す道すがら、行列ができていたので早速並ぶ。




二人に並んでおいてもらって、カメラを片手にウロウロする


オシャレに撮れたなぁと思う


15~20分程で中に温室の中に入れたと思う。


目の前にデン!とそびえていた。
この花では19年ぶりとのこと。


新調したスマホ(だけど低スペック)でも撮影


ショクダイオオコンニャクが「世界最大の花」との触れ込みだが、あれ?と思う。
ラフレシアはどうなったの?


調べてみると、

【ラフレシア】
・インドネシアのボルネオ島とスマトラ島、
 その周辺の島とマレー半島にかけて分布
・ラフレシア自体は10数種存在し、そのなかでも巨大であるのが
「ラフレシア・アルノルディイ」と呼ばれる種
・直径は1.5メートルに達する
・2日間かけて開花し、5日~7日で枯れる
・腐臭を発する
・個体のほとんどが花で、根や茎、葉を持たず、
 光合成をしないのでツル植物に完全寄生している


HPより拝借。ラフレシア。見ていると飲み込まれちゃいそうな感じがする。

一方、

【ショクダイオオコンニャク】
・インドネシア、スマトラ島に分布
・直径は1.5メートル、縦は3.5メートルに達するものもある
・数年単位で開花し、2日で枯れる
・腐臭を発する


ショクダイオオコンニャクの若木



どちらか世界最大の花なのか?

ギネスブックで公認されているのはショクダイオオコンニャクのほうだが、花の成り立ちは花序(複数の花が集団をなしているもの)と仏炎苞(つぼみ)の複合体。

一方、ラフレシアは1つの単体として巨大な花を咲かせるため、ラフレシアこそ世界最大の花とみなされることがあるらしい。


私は大阪で高校生をしている時に、ラフレシアを見たことがある。
こちらは透明のケースに入った形で展示されていた。


どちらも腐臭がするとのことだが、どちらも臭わなかった。

今回、私達の前に並んでいた人は鼻を近づけてクンクンしていたが、表情を変えることもなかった。
消臭済みの花?


一番混みそうな場所はこれで見学できたので、後はのんびりと散歩して歩いた。


<温室の植物たち>

クネクネした不思議なサボテン

1つの植物に2つの種類の葉があるのがおもしろい

こちらはよい香りのする花


<紅葉>

立派な大木の紅葉

太陽の光が当たってキラキラしている

紅葉の通せんぼ

赤と黄のコントラストもいい


<大木たち>



こんな大きなクスノキは見たことがない




スズカケノキ。白い幹に、白樺にしては太くて大きすぎると近寄ってみた。


大木にたわわになっている赤い実


まさに天高く



11時半ごろ、歩きくたびれてお昼にする。


東京大学総合研究博物館 小石川分館を遠くに眺めながら


芝生にそれぞれが持ってきた敷物を敷いてひと休み。
私は大型の透明ゴミ袋を持ってきた笑
もちろん家に持り帰り、そのままゴミ袋として使っちゃう。



サラメシ(NHKのいわゆる視聴者参加型番組)じゃないので、見栄えは重視せず笑


1時半まで、のんびり食べておしゃべりをして、そろそろと腰を上げて歩きだす。


<日本転園>

鯉も少しだけいた

リフレクションを狙ってみた

たまたま撮れた味わい深い1枚


<メタセコイア>





メタセコイアを撮りにいった2年前が懐かしい


<イチョウ>

大木と葉っぱ

空に向かってポコポコ出ているイチョウの木をいくつか見かけた

今回はイチョウの木を撮るのがムズカシかった

イチョウとバショウ。バナナっぽいけどバナナじゃない。



ショクダイオオコンニャクをひと目見ようと正門から行列している!!

先に見ておいてホントによかった。
 




じゅうぶん植物園を楽しんだので、もう一つの目的地へ向かおう。

と言っても、ネットで近くのよさそうなカフェを見つけておいただけ。



リラックスできるインテリアを持つお店だった


KNETEN(クネーテン)
ドイツ語で「こねる」という意味のお店。
そこまで調べたわけではなかったのだけど、オーガニック、国産、フェアトレードされた商品を扱うこだわりのお店だった。



シュトラウスショコラーデンクーヘンとコーヒー(私)

アンズジャムが挟んであるというのが決め手。
あっさりとして食べやすい。


キッシュプレート(Mさん)

キッシュ好きな私も惹かれた。


スープセット(Fちゃん)サラダボールは撮り忘れ

Fちゃんは、クリーム系のスープを美味しそうに食べていた。



落ち着いた色合いのリース

本棚が仕切り代わりなのもいい


4時までおしゃべりをして、お開きにした。




*おしゃべりの内容はあまりにくだらなく、紙面の無駄遣いとなるため、
 今回は省略します笑
Posted at 2023/12/11 00:39:16 | コメント(9) | トラックバック(0) | 東京 | 旅行/地域
2022年11月21日 イイね!

この風景はいつか来た風景 その4・続き ~友情は寝かせて熟成させる~

この風景はいつか来た風景 その4・続き ~友情は寝かせて熟成させる~ランチは事前にGoogleマップで探しておいた。


シェフが一人で切り盛りしていて、パティシエ、ソムリエ、ギャルソンを兼ねているという。
なので、コスパもよい。
場所も門前仲町なので、木材会館のある新木場からそれほど遠くもない。


Rちゃんに打診すると、「凄く素敵」と返ってきたので、予約も入れておいた。



店名の”Le Beurre Mou(ル・ブール・ムー)”は「柔らかいバター」という意



13時ちょっと前に入店。


10席しかない小さな小さなお店。
私達のほかに、一人でランチを楽しむ先客が二人いた。




ノルウェーサーモンと柿のマリネ 海水キャビア


彩りのにぎやかさに心もウキウキ。
柿の淡い甘さが、アクセントになっている。




うさぎと豚肉・白レバーのバロティーヌ


うさぎさんを食べるのは、もしかしたら初めてかも?
うさぎさんで巻いているって話してったっけ。



突然、扉が開いて、男性の
「明日の晩、母親と来たいんだけど、予約できる?」なんて声も耳に入る。

常連さんなんだろうね。
こういう下町フレンチらしい、気さくな感じはいいなぁって思う。




ホウボウのスープ 


上に乗っかっているのは、カブだったはず。
滋味あふれる美味しいスープだ。



食事を楽しみながら、会話もますます弾む。

Rちゃんには中学生の娘Yちゃんがいる。
幼稚園の頃からずっと気になっている男の子がいるそうだ。

私達は首筋をうっすら赤らめながら、Yちゃんの恋心のゆくえを「あーだこーだ」と話題にする。

同じ高校へ行かないと、継続は難しいんじゃないのというのが私の考え。




お口直しのグラニテ


うっすらと柚子の香りがした




岩中豚肩ロース肉のグリエ ベルシーソース


豚肉そのものが美味しい。
量もあるので、お腹もなんだか重くなってきたぞぉ~。
たまにはマコモダケ(もどき?)で、食感を変える。




仔羊のロースト バジルソース


Rちゃんのお皿。
本当は私も羊がよかったんだけど、
同じ皿だとつまらないから、あえて豚にした。

はい、ラム肉、好きです。
ジンギスカンも大好き!




(HPより拝借)どう見ても、蝉?


「ねえ、これ何の虫だと思う?」
Rちゃんがカトラリーの把手のことを言ってきた。

「う~ん、蝉?」

「蜂なの。フランス人の感覚だと蜂になるみたい」

あら、これフランスのカトラリーなの?
丸みがあっておもしろい形をしてるね。

「ライヨールと言って、フランス人には有名なのよ」

さすが、フランスで数年暮らしただけのことはあって、Rちゃんはフランスのちょっとしたことに詳しい。




カスタードのミルフィーユ


これはRちゃんと同じにする。
ミルフィーユは柔らかめ。
その上に栗が乗っかっているんだけど、食べながら、未だ冷凍庫に入っているお手製のマロンペーストの行く末に思いをはせる。




食後のお茶菓子


すべてお手製とのこと。
Rちゃんが言うには、フランスではマカロンと名乗るには厳密なルールがあるらしく、上下ではさんでいるパンみたいものが、もっと端切れがでていないとダメらしい。

そんなこと、初めて知った!

「このマカロンはそのルールから外れているけれど、おいしいからいいや」
とRちゃんは笑ってた。



最後にコーヒーもいただいて、お腹いっぱい!

ううん、違う
お腹が苦しいよぉ~










さあさ、ここからは中年の既婚女性が集まればお決まりのネタ、


そう、夫婦関係の話題。
Rちゃんから、さらりと開始。


もう、ここでは詳しくは書けないです(苦笑)



私も人のことを言えた義理ではないが、Rちゃんのところも長年の不協和音がなかなかスゴイことになっている。


私もここ数年の社会生活から感じたことを話してみた。

「だからさ、○○(ここはボカす)になりがちなんじゃないの?」と。

「そっか、わかった、今度夫に聞いてみるよ」


少しでも歩み寄りのきっかけになればいいなぁと思う。



私がかつて聞いた夫婦関係のコツは、

「忍耐からあきらめへ、そして最後には感謝に代わる」

という言葉。



今回ブログにするのに調べてみると、本当はもっと長かかったみたい。



結婚は「20代は 愛情で、30代は 努力、40代は 忍耐、50代は あきらめ、そして60代で 感謝」



「感謝」まで先がまだまだあるなぁと思うと、ため息も深くなる。





長いという共通点で、Rちゃんとの友情について考えると、やっぱり変化があったように思う。


Rちゃんとは15年ほど前、職場で知り合った。
お互い海外に目が向いていたり、価値観も共有できるところが多かったので話が合った。
ちょっぴりマイペースなところも似ていた。

だから一緒に話していると安心した。



しかし年月の経過とともにお互いの生活環境に変化があったりして、なんとなく話がかみ合わなくなってきた。

つまり話すことがなくなってきたのだ。

一生懸命、話題を振ってはみるが、話は盛り上がらない。

「会って何を話そう?」なんて考えるようになったら、オシマイなのではないか。

そう思ったとしても不思議ではない。




ただ、会う回数はもともと年に2、3回程度と少なかったのが幸いしたようだ。

メールや年賀状でつなぎ止め、LINEの時代になるとLINEも交換して細々とではあるが交流を続けてきた。




そういった冬の時代をなんとか通り越し、春の季節の予感を感じたのは去年の秋頃だったろうか。



今日のおでかけはいつになく会話も弾んだし、深い話もできたように思う。

Rちゃんも楽しかったようで、ニコニコしながら「また遊びに行こうね」と言ってくれた。




人間関係は長い目で見ないとわからない。


冬の時代であってもそれを通り越せば、春のうららかな日を迎えることができる。




そんな感想を抱いた一日であった。



Posted at 2022/11/21 19:24:31 | コメント(5) | トラックバック(0) | 東京 | グルメ/料理

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