
クロストレックにラインナップされたスバル初のフルハイブリッド車ですが、言わずと知れた通り、プリウスのメカニズムを譲り受けております。
さて、ここで一つ疑問が湧きます。
果たして概ね発電機として活躍するエンジンが、水平対向である必要はあるのでしょうか?
きっと、スバルのエンジニアさんからすれば、水平対向の恩恵は、低重心とシンメトリーにあるので、「ある」が答えなのでしょうかね。
まぁ排気量が2.5Lもあるので、高速巡航時には気持ちの良い走りができそうですね。
反面、バッテリーを含めて車重が重たいので、軽快さには欠けてしまっているかとは思います。
また、プリウスのE-Eourとは異なり、クロストレックのAWDシステムは、後輪をモーターではなく、プロペラシャフトで駆動させております。
そこのメカニカルな機構は、おそらく譲れなかった部分ではあるかと思うのですが、ついこの間まで、ホンダも四駆に関しては、物理的なプロペラシャフトで駆動をさせておりましたが、今度からモーターに切り替えるという方向で発表されています。
スバルのアイデンティティは、水平対向、AWD、リニアトロニックと来ているので、この3本柱がどれか1つでも欠けてしまうと、スバルがスバルでなくなってしまうので、踏ん張りどころですかね。
非常に残念でならないのは、AWD+MTの開発を止めてしまったことです。買ってあげられないけど、悔しくてなりません(スバルで働く方々の方がもっと想いが強いかとも想像します)。
Posted at 2025/03/16 16:14:09 | |
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