
あるシニアの方のチャンネルを見ていたのですが、私はどうにも腑に落ちませんでした。
というのも、コメントに「好きな車に(片手分の台数を)乗りながら、田舎暮らしするのは憧れる」的な多数散見されていたからです。
おそらく資産家さんか何かであられるかと思いますが、以下の点が気になりました。
1点目は、自動車税です。
ただでさえ、共働きの同僚が普通車2台持ちであるのを「お金があるなぁ〜」と思えるのに、5月は2桁は確実にぶっ飛んでいく体力が凄いです。
といいつつ、私の家は、軽自動車1台あれば良いのに、無駄に2台所有していたりするので、他所様にあまり言えた義理ではありませんが。。。
2点目は、古民家を購入されていたことです。
今のご時世は、国庫貴族制度に知られる通り、資産価値0の負動産をどう処分するか?ということが脚光を浴びている中で、新たに不動産を取得されている(しかも、おそらくお金を払って)のは摩訶不思議でした。
3点目は、ご年齢です。
いろいろとやれる健康と気持ちの若さがあるからこそなので、もちろん悪いことではありません。
しかし、自分の父親(後期高齢者一歩手前)を見ていて、あれほど打ち込んでいた趣味のゴルフを数年前にやめた姿を見ているので、5の倍数毎に階段を降りていく格好であることには間違いないかと思うのです(職業柄、私は間近で見て話も聞いた感想です)。
達者なうちに身辺整理を進めつつ、ゆっくりと階段を降りながらもやりたいことをやれる範囲でが望ましいと思ってしまうのです。そう思うからこそ、実際に自分は父にはそのように仕向けて支援しています。
「一番若いのは、今日この日」であり、やりたいことはできるだけ早くやっておいた方が後悔がありません。
ただ、「登りたい山=登れる山ではない」(by長野県警)ので、年齢的なことを鑑みた計画を立て、可能な限り親類には迷惑をかけないように(かかってしまうなら、手間賃としてのそれなりの遺産を残せるように)しておいた方が円満かと考えます。
Posted at 2025/11/15 17:52:56 | |
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