
レクサスISがTNGAで開発されなかったのは、開発費の回収が見込めないからというのは周知の事実ですが、言わずもがな86/BRZも同様の理由からシャシーがキャリーオーバーされたのではないかと推測します。
デザインに関しても、もう少しかつてシルビアに備わっていたセクシーさといいますか、そんなデザインにして欲しかったです。できれば、業界がアッ!と驚く(S14前期から後期)ようなマイチェンをお願いしたいです。
さて、MTのスポーツカー好きだけど、お財布や使い勝手的に軽自動車が好ましい方が、アルトワークスとアルトFで悩まれているという方は、たまにいらっしゃるのではないかと思います。
ワークスの欠点といわれているのは、まず足の硬さだといわれています。ワインディングを走るのに適しているということは、街中では少々辛いということです。レカロシートが入っているので、緩和されて不快ではないという話もありますが、私は同乗する妻の乗り心地を考えて、アルトFの加点としました。
次の欠点として挙げられるのは加速性能です。スポーツカーとして、鋭い加速は刺激的であり、ノーマルかつ軽量であるがためにワークスでの体感は、オーナーを十分に満足させるものでしょう。
しかし、私は妻が親が乗っていたN-ONEターボの加速で酔ってしまっていた妻のことを考えて、NAのアルトFに加点をしました。
ワークスのシフトアップにおいて、オーナーとなれば慣れるのでしょうが、ポンポンポンッと5速まで入ってしまい、あとはどの領域からも加速してくれるのでAT感覚という話もあるようです。アルトFの場合、クロスミッションではないため、引っ張ってもトルクバンドから落ちる感じがあり、シフトアップ(とりわけシフトダウン)の領域はドライバーの腕が問われるといっても過言ではないです。
ワークスは加速時に忙しい反面、多少の加減速を伴う一定走行でも楽々走れるのに対して、ある意味アルトFの方が神経質な面をもっているといえます。
最後は人馬一体感です。ワークスは、競走馬に乗っている感覚ですが、アルトFは農耕馬の感覚です。乗馬はしたことないけど(笑)
どちらもペラペラな軽自動車であるので、道路の幅をめいいっぱい使うことができます。
余談ですが、アルトFは大して速度が出ていなくてもエンジンが唸るため、妻は「そんなにスピード出さなくてもいい!」と横で叫びます。ワークスも、リーッターカーのスポーツカーと比べてしまえば、実際のスピードは驚くほど出ていなくても、十二分に楽しいスポーツ走行感覚を味わうことができる車種ともいえます。
燃費と保険は、ワークスもアルトFも同じようなので、減点対象にはならないでしょう。
しかしながら、どちらもスピードの出し過ぎで、事故を起こしたら楽しいカーライフはそれでおしまいになってしまうので、スポーツ走行はサーキットだけで、一般道は安全運転を心がけたいものです。
Posted at 2021/07/12 13:09:45 | |
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