強化ロールストッパー制作
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
最近エンジンの上下動(ピッチング)が増えたなぁ
と感じて外してみました。
やはり以前強化した部分が劣化していた模様。
一部は残っていますが、大半が剥がれてなくなっていました。
何年もったかなぁ!? 3~4年くらい!?
しかし強化しておいたおかげか純正ブッシュに亀裂やひびがなく劣化は押さえられている様子。
そのときに使ったのはシューグーという主に靴底を修理する際に使う補修用ゴム剤でした。
この靴底補修系は固まるとウレタンブッシュほどではないですが、近いくらい固くなります。純正のゴム部分より圧倒的に固いです。
メリットはその分てきめんにピッチングを抑制できること。純正ブッシュが痛まない。
デメリットは時間をかけるほど硬化するためにすぐに使えないこと。一週間くらいでようやく最終的な固さくらいになるかな。あとはゴムとはいえ固いので劣化と重なって割れて剥がれてしまうということですね。
社外品も考えたのですが、自作でも振動かなりでて強化部分に穴開けて調整したりしたので、ヒヨッてスルーしました。
てことで、今回の目標は
固いゴムだと割れてしまうので、純正ブッシュ並(より軟らかい)程度の固さ
1液タイプは中途半端な感じが多いので、2液混合タイプでしっかり反応させてゴム同士しっかり接着できるもの
この二点に重点をおいて商品を探しました。
2
そして選んだのがこちら
ボンド MOS8 業務用 200g
選んだポイントはゴム(シリコンゴム)の接着に最適
と記載があります。2液混合型で24時間で完全硬化。工業用で耐久性も期待大
ロールストッパーの方は以前の強化ゴムが固くてとれないので、このまま使用ですが溶剤充填の際のマスキングが難しく、失敗すると思ったので
3
100均で粘土を購入
4
粘土に押し付けることでマスキングの代わりにしました。
5
そして注入
注入前にしっかりと清掃、脱脂、ヤスリで表面を多少荒らしておきましょう。
実用強度の8時間くらいで裏返し
反対側も注入
トータルで50gくらいだったかな。
(粘土を使ったのは正解でしたが、石粉の粘土は失敗でした。裏に石粉がはりついてとるのに苦労しました。)
6
最終仕上がりはこんな感じ
思ったよりキレイにできました。
問題のゴム硬度ですが、純正ブッシュ部分より柔らかい感じで一安心。弾力があるので割れない気がします。
7
取り付けですが、クロスメンバー側のボルトのネジ山の先が錆びてますが、どうもコルトはここに水が溜まりやすいのか以前ディーラーで外す場面でも一晩ラスペネ浸けにしないととれなかったそうです。
とりあえずカッパーグリス塗っておきました。
感想ですが、
ピッチングはかなり減少、それにともないアクセルレスポンスが向上。踏んだ瞬間に前にでます。シフトの入りもあきらかによくなりました。
振動もゴムが柔らかいおかげかほんのり増えた程度で気になりません。
純正と社外品の間って感じにうまく収まりました。
あとは耐久性を経過観察していきたいと思います。
8
シフト入りやすくなったんで、ギアオイルもうちょい先にしようかな(*´ー`*)
価格高騰しすぎてそう度々換えれないのがつらい……
次はOMEGAにしようかなぁ…………
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク