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かがわちょうの愛車 [ヤマハ マジェスティS]

整備手帳

作業日:2023年10月28日

駆動系リフレッシュ

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
かがわちょうのマジェスティSの総走行距離が1万5千キロを超え、常用回転数が6500回転になっています。

ちょこっと前にベルトを点検した(前の整備手帳参照)結果、ベルトが1ミリ減っていたので、メーカー推奨の2万キロにはまだ早いですが、駆動系の交換を行うことにします。
2
まず初めにエアクリーナーカバー・プーリーフィルターカバー・ハウジングを外していきます。
各パーツの外し方は、かがわちょうの過去の整備手帳『ドライブベルトの点検』やほかの人の整備手帳をご覧ください。
3
今回使用するパーツは、
純正ベルト1DK-E7641-00
デイトナウエイトローラー90482
デイトナスライドピース91429
です。

ウエイトローラーを軽くすると加速型・重たくすると最高速型になるようですが、かがわちょうは純正と同じ重さをチョイスしました。
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ハウジングを外すと向かって左側にプーリー、右側にクラッチが見えます。

マジェスティSのベルト交換はクラッチを外さなくても外すことができますので、今回はプーリーのみ取り外すこととします。

ユニバーサルホルダーやシザーズホルダーを使って外します。

写真を撮り忘れましたので、お許しください。
5
この部品の消耗品の交換が今日のメインのプーリの中です。

ここにウエイトローラー等が入っていて、ウエイトローラーが中で動くことでスクーターの変速(無段階)が行われます。

写真に写っているのがランププレートで、中に入っているウエイトローラーがこのランププレートを押し上げると変速が行われるのです。

ランププレートに付いているプラスチック製のスライドピースも新品に交換します。
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ランププレートはプーリーに乗っかっているだけですので、開けると中に6個のウエイトローラーが入っているのがご覧になれます。
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純正ウエイトローラーは外観上は消耗しているようには見えませんが、1万5000キロも走ると何かしら消耗してるのは当然なので、交換してしまいます。

中にはかなりのスラッジが蓄積していました。

純正のウエイトローラーは方向性があるようですが、デイトナのウエイトローラーは方向性がないので、方向を気にすることなく交換することができます。
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プーリーボスです。
見た目は焼き目がついているように見え、触るとかなりザラザラです。
ザラザラではプーリーの動きも悪くなっていると思います。

かがわちょう御用達のピカールで磨くと汚れも取れ、スベスベになりました。
プーリーボスはそのまま使用します。
9
ウエイトローラーが入っている部分にもかなりの汚れの蓄積がありました。
これも、ピカールで磨いておきます。

そして、その後バケツに食器洗い用洗剤泡立て、ブラシで細かい汚れを取るとともに、同時に脱脂も行います。

パーツクリーナーでもいいですが、細かいスラッジはパーツクリーナーを使うと勢いで飛び散るので、今回は食器用洗剤を使いました。
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きれいにした後の状態です。

上の写真で紹介した新品のデイトナのウエイトローラーとスライドピースを外す前と同じように取り付けます。
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真ん中にプーリーボスを差し込んで、ウエイトローラーを入れた後、ランププレートを上にセットして、プーリーをエンジン部分に取り付けます。

この際、ランププレートが開くと、ウエイトローラーが脱落しますので、注意しましょう。
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ベルトを取り付ける際、クラッチを手で開き、ベルトを落とし込んだ状態にして、補助の娘にタイラップをしてもらいベルトを固定しました。(写真の後、再度落とし込みをしました。)

これをしてベルトに余裕を持たせておかないと、プーリーとベルトが干渉して、確実な締め付けができなくなり、走行中プーリーナットが外れるなど事故が起こる可能性がありますので、今回の全工程で一番注意が必要な個所です。
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タイラップ1個では、ベルトがプーリーボスにまだ干渉していましたので、タイラップを追加することにしました。
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タイラップ2個でベルトを挟むとプーリーボスとベルトの間に十分な隙間が確保できました。

プーリーナットはトルクレンチで53n・mでしっかり締め付けましょう。
マジェスティSはこのナットと締め付けトルクが弱くてリコールが出ている車種なので、特に重要な部分です。

締め付け後は、タイラップをニッパーで切り、エンジンをかけて、ベルトがきちんと動くか否かきちんと確認しましょう。

あとは元通りにカバーを取り付ければ作業は完了です。

作業後、給油がてら試運転をしたところ、新車の時のように常用回転数は5500~6000になりました。

ベルトのあたりがつくまでの1000キロくらいは新車の時のように急加速等を控えた走行を心がけましょう。

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