DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「スコッターズ 不法占拠者」と言う、米国で制作されたクライムサスペンス映画。
日本では、2014年に公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
「エンドレス・ラブ 17歳の止められない純愛」のガブリエラ・ワイルド、テレビシリーズ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」のトーマス・デッカー共演で描くクライムサスペンス。
監督は「ヒルズ・ハブ・アイズ2」のマーティン・ワイズ。
ストーリー:関連サイトより(キャストを加筆)
若いジョナス(トーマス・デッカー)とケリー(ガブリエラ・ワイルド)はドラッグや盗みを繰り返しながらカリフォルニアのビーチでホームレス生活を送っていた。ある日、ジョナスが裕福な女性とそのメイドの会話を盗み聞きし、その家族が約1か月の間、家を留守にすることを知る。その後、女性の後をつけ家を突き止めたジョナスはケリーを連れその家に不法侵入する。ジョナスが車や現金、宝石を手にし浮れる一方、ケリーは裕福なその家族の歴史や幸せな生活の思い出に触れ、自分には決して手に入らない夢のような人生に浸っていた。しかし、バケーションから家族が予定より早く帰宅したことにより事態は思わぬ方向へ転がっていく。家族の持ち物を売りさばいていたジョナスは、危険な犯罪者相手との売買に手を出していた。また、自分達のした事に罪悪感を感じたケリーはジョナスのもとから去った後、侵入した家の一人息子マイケル(ルーク・グライムス)と運命的な出会いを果たし、二人は想い合うようになる。一瞬、別々の道を歩み出したように見えたジョナスとケリーの運命は負の連鎖により思わぬ形で再び交わることになる。
ストーリー補足&私見:
里子のケリー(ガブリエラ・ワイルド)は養父から疎まれていた為に家出しました。
ホームレス生活を送る様になってから、ジョナス(トーマス・デッカー)と行動を共にする様になり、レストランのゴミ箱の残飯を漁ったり、コンビニで万引きをして空腹を満たしていました。
ジョナスは裕福な家庭が1か月海外旅行で家を空けると聞き付けて、ケリーに不法侵入しようと誘います。
その若者男女ふたりが裕福な留守宅に忍び込んでのエピソード。
ケリーにとっては、ある意味サクセスストーリーか?
ケリーは裕福な家庭の息子マイケルと知り合った事で、更生した人生を歩めると思わせるエンディングでした。
本編中で、裕福な男性デヴィッド・シルバーマン(リチャード・ドレイファス)は成り上がった時を回顧し「葉巻を初めて吸った時、味や煙より、吸っている自分に満足した。それが成功した証だからだ」と言っていました。
その後、シルバーマンは娘ステファニーを麻薬中毒で亡くしてしまいます。
その裕福な男性がユダヤ教の過ぎ越しの一家での夕食時「ご馳走がなくとも、家族団欒があれば、それで充分だ」と言ったのは、愛娘を失った事で本当の幸せに気付いたからなのでしょう。
巷では、合法グミ(大麻グミ?)が話題になっている様ですが、興味本位の行動は取り返しのつかない事態を招くかも知れないと言う事を理解すべきです。
この映画では、薬物中毒は身の滅びだと言う警告も発信している内容なのかも知れません。
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Posted at
2023/11/25 07:45:34