ネット配信で映画を観ました。
タイトルは「群青色の、とおり道」と言う、群馬県太田市合併10周年記念事業の一環として制作された邦画。
夢を追う事に葛藤する青年と家族や友人達との心温まるヒューマンドラマ。
2015年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
ミュージシャンを目指し故郷を飛び出した男が10年ぶりに帰郷し、支えてくれていた人々と向き合うドラマ。監督は「半落ち」で第28回日本アカデミー賞最優秀作品賞を、「夕凪の街 桜の国」で第17回日本映画批評家大賞作品賞を受賞した佐々部清。主演は「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」「東京闇虫」の桐山漣。ほか、「映画 桜蘭高校ホスト部」の升毅、「雨あがる」の宮崎美子、「歓待」の杉野希妃、「60歳のラブレター」の井上順らが出演。本作は群馬県太田市の合併10周年記念事業の一環として制作された。劇中歌として群馬県出身のバンドback numberの『電車の窓から』が使用されている。2015年3月28日より群馬県にて先行上映。
ストーリー:関連サイトより
ずっと未完成だった曲―。青年がとおりすぎる群青の季節。
そこにはかわらぬ故郷の姿があった。
ミュージシャンを目指し上京した主人公、真山佳幸(桐山漣)。
夢を叶えるために地道な音楽活動を続ける真山に、勘当同然であった父親から突然、連絡が入る。ギターを抱え、複雑な想いを胸に10年ぶりとなる故郷へ帰郷する。
相変わらず陽気で元気な母(宮崎美子)、高校生になった妹(安田聖愛)、工場を営み厳格さの影を潜めた父(升毅)、そして小学校の音楽教師となっていたヒロイン、唯香(杉野希妃)。
演奏を喜んで聞いてくれる仲間たちに対し、そこにある暖かな眼差しに心が惹かれていく真山。生まれ育った街の景色を背景に、自分を支えていてくれた人々と、10年の時を経て、向き合う。
ストーリー補足&私見:
クライマックスで、主人公の真山佳幸(桐山漣)は胃癌の術後で入院中の父親の年男(升毅)と将棋を指します。
子供の頃から、1度も勝った事のない佳幸でしたが、今回は勝てました。
親子共々感慨に耽っているシーンは感動的で、“青は藍より出でて、藍より青し”と言う諺を思い出しました。
教えを受けた生徒は、教えてくれた師を超えて優れて行くと言う意味だと記憶していますが、親子関係も同様、親の躾、教育を受けて、親を凌駕して行くなら、それは子にとっても親にとっても誉ですよね。
地域振興映画でもある様で、群馬県太田市の名所や特産品も紹介されていましたし、青森県弘前市で有名な“ねぷた祭”も弘前市と歴史的な繋がりがあると言う理由で太田市の“尾島ねぷた祭” が紹介されていました。
佳幸は18才の時にミュージシャンと言う夢を叶える為に東京へ旅立ちました。
彼に好意を寄せていた幼馴染みの唯香(杉野希妃)は想いを告げられず、故郷に残りました。
帰省した佳幸も唯香の事が好きだった様で、エンディングでキスを交わしていたので、何れ結ばれるのだろうと思います。
色々な要素を含んでいて、幕の内弁当の様な映画です。
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Posted at
2024/05/01 09:59:22