PAOの三角窓ガラス部品交換です!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
以前から用意してあったスペアの三角窓のガラス部品交換です。
この作業は三角窓のウエザーストリップの交換でも同じ作業になります。
2
先ずは内張を外してからになるので、内張ピンを外したら各レバー、ハンドルなどを外します。 ドアのロックピンをネジを緩める様に外します。 アルミのロックピンは社外品のジムニー用です。
3
ドアオープンレバーのカバーはハメ込みなので丁寧にドライバーなどでレバーの角度に合わせて取り外します。
4
ドアハンドルを外し〜窓のハンドルを外します。内張とハンドルシャフトの隙間にロックピンが見えますので、先細のレンチなどで・・つまんで引き抜くと簡単にハンドルは外れます。付いてある時のハンドル角度を確認しておきます。
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ドアポケットのビスもメクラキャップを外して取ります。この時点ではドアポケット単体は外れません。内張の裏側からもビス止めしてありますので、内張を外してからポケットは分解できます。
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普段は出来ない内張の洗浄はシッカリと行います。スリ傷などの汚れはメラニンスポンジなどで落とす事が出来ます。
7
内張を外したら、ドアのビニールカバーを一部剥がします。ビニールを貼り付けている粘着シール(黒)は手にベタ付きますので、ゆっくりとビニールを剥がすと一緒に剥がれたりしますので慌てない方がいいです。
8
三角窓のガラス部品は下のシャフトと上のビスで付いています。
画像はスペア部品を手前に撮ったシャフト(見えない部分)の様子です。
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ドア内部より三角窓ガラスシャフトのナットを緩めます。すでに錆びて固着している可能性が多いので、潤滑剤などでシャフトボルト部に浸透させておく方がイイと思います。見えないですがゆっくりとナットを緩めて様子を見て下さい。また閉めたり緩めたりと丁寧に外していきます。
ナットはダブル(2枚)になってますので1個ずつ外したら手で押さえながらドア内部に落ちない様にワッシャー、スプリング、ワッシャーと抜き取ります。
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シャフト部の次は上部のビスを外します。ワッシャーやゴム部品を無くさない様に気をつけます。
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上下外し終わったらガラス部分を引き抜きますますが、斜め上に抜く事や錆で引っかかりがあるので丁寧に回したりこねったりしてようやく外れます。
ココからはウエザーストリップの交換が出来ます。複雑な形なので各部をしっかりはめ込んで組み付けます。ガラス部品を組み付けたら閉めた時のハマり具合をシッカリ調整しないと走行時に隙間からの風切り音でうるさいです。
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三角窓ガラスのシャフトと窓枠にはもう1つワッシャーが隠れて挟んであります。三角窓ガラスと一緒に動くストッパーの役割をするワッシャーです。
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シャフトとワイヤーは同じ楕円形になっていますので、窓を組み付けるときには、このストッパーワッシャーの方向の確認をして差し込む必要があります。
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ガラスシャフトを差し込む時にはウエザーストリップの上から覗き込んでストパーワッシャーの楕円形の穴に合わせて差し込まないと上手く入りません。細いドライバーなどでワッシャーの向きや位置調整をしました。
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差し込みが出来たら上のビスを仮止めしてストッパーワッシャーがきちんと合っているか開閉してみて動作確認をします。
OKなら〜シャフトの締め付けをします。大きな穴のワッシャー、スプリング、小さな穴のワッシャー、ナットの順番で落とさないように組み付けます。三角窓ガラスの動きの重さをスプリングを締め付ける事で調整をしていきます。ある程度のスピードでも動かない重さと硬すぎない重さの丁度いい加減で決めます。決まったら二枚目のナット(ダブルナット)でロックします。錆びやすい所なのでステンレスのナイロンロックナットを使用しました。
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ちなみに・・内部からのドアオープン時にレバーを引いてもスムーズに開かない時は画像のレバーワイヤーホルダーが劣化してきちんとホールドされずに外れている事が多いです。まだ部品が出ますので次いでに交換をお勧めします。
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三角窓ガラスの動きや開閉具合もシッカリと確認出来たら本締めをして綺麗になった内張と各レバー、ハンドルを取り付けて完成です。
今回は左右の三角ガラス窓を交換しました。方法は左右一緒ですので、右側は省略です。
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内張用の同色ピンは劣化のために交換です。今は再生産されて純正部品が購入出来ますので有り難いですネ。いつまでかは〜わからないですが?
以上、三角窓ガラスの交換でした。 では✋.
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