千円 ダイハツMOMOウッドステアリング加工流用
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ご注意!本内容はステアリングホイールという保安上、非常に重要な操舵関連の構成部品の一部です。記事内容は実験やショーなどのドレスアップのためであり、本内容の整備や実用に供することをお勧めするものではありません。使用中破損や脱落が発生したり、ステアリング操作ができず死亡事故などにもつながる恐れがありますので、あくまでも技術実験の検証としてご参照ください。
さてダイハツの軽自動車 オプティーの純正のMOMOステアリングです。エアバッグはありません。
純正らしいハンドルです。またグリップもかなり太めです。さらにパッドにはDatsunのDマークが着いています。(うそ!Daihatsu)
ベースとなるステアリング。実はヤフーオークションなどで、非常に廉価で販売されています。
今回は1000円で、程度のいいものが落札できました。
しかし、サニトラにはそのまま付きません。理由は①ボスが合わないことと ②ステアリングの朝顔状のコーンが深く、このままではハンドルが手前に来てまともな運転姿勢がとれません。室内が窮屈なサニトラゆえの悩みです。
2
パッドをとってみました。センターの金具はホーンパッドの支柱&アブソーバですが、ほかはモモの市販のハンドルと同じ作りです。ただしスポークの板厚が少し厚めで、材質はアルミ材です。
ボスはもちろんダイハツ用です。ただし、ラッキーなことに、このボスはM6ボルト4本で簡単に取り外しできます。
3
このコーンの深さが問題です。おそらくこのままでもハンドルが手前に来るでしょう。ここのMOMOのアダプターを付けたら(もちろんこのままでは付きませんが) 胸にハンドルが当たるようなポジション必至です。ここをなんとかしないといけません。
4
エイヤーとスポーク切断。ディスクグラインダーで一発です。アルミなので熱がウッドに伝わりやすいので休み休み・・・このカット量、カット位置が難しい・・・何度も寸法を検証・・・ここが最大の難易度。まずは切ったハンドルにつながるスポークをこのように手前に曲げます。そしてセンターのスポークはこのように向こうへ曲げます。要はフラットにします。こうするとコーンが浅くなります。こうすると かさねしろが確保できるのでスポーク当たりM4ビス二本で固定します。
5
ハンドルの車両への装着はMOMOボスをあきらめて、背の低いグランツのものにしました。まず三か所M6ボルト用の下穴をあけます。
一発でΦ6だと内側にずれてしまいます。このあとΦ6で開けますが、たぶん内側の大きなにつながります。ただし、ワッシャーで押さえれば固定はできます。PCD139.4㎜のアルミロードホイールで、中のハブを避けて6つの穴が内側のボアの穴につながっているものを見ますが あんな感じです。いちおう大きめのワッシャーで抑え込みました。
6
ホーンパッドも干渉するのでこのようにカットします。カッターナイフで簡単に切削できます。これに 分解前に剥がしたマジックテープをもどして装着します。なくても市販のMOMOステアリングくらいはしっかり装着できました。
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これがグランツのボス。非常に背が低いのが特徴です。グランツのステアリングはコーンが深いのが特徴なので、普通のモモのボスは長いので、サニトラではハンドルが手前にきて非常に窮屈になり まともな運転姿勢はできません。
なお、ホーンの配線はほぼポン付けで機能します。
8
できました!。非常に室内が豪華になります。また、純正のサニトラハンドルや、市販のモモよりもハンドルが前方になり運転姿勢が楽です。
サニトラのステアリングは純正含めて MOMOのプロトタイプ(フラットなスポーク)以外はまともな運転姿勢がとれません。
当然ウインカーレバーとハンドルが干渉するので ウインカーレバーを一度外して前方に曲げます。この細いレバーが意外堅い!
ステアリングがインパネ側に行っただけで、室内が非常に広々感じられ、実際のステアリング操作も最高の操舵感覚になります。
ステアリングの形状や径よりも、サニトラの場合、いかにインスト側に追いやるか?が運転ポジション改善のポイントです。本当に広々して運転がしやすくなりますよ。
http://datsun.blog.jp/archives/8193275.html
製作過程の詳細は別のブログにもアップしていますので お暇な方はどうぞ!
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