マトリスカートリッジキット仕様変更＆フロントフォークOH

マトリスカートリッジキットを組んだら硬くてしっかりと荷重を掛けないと曲がらなくなったので、オイルの粘度を変更して乗っていたけど、現状の仕様で不満点も出てきた。
本来はもう少しリバウンド側を効かせてゆっくり戻るようにしたい。
しかし、リバウンド側の減衰を強くしていくとコンプレッション側にも多少なりとも影響が出てしまうようで突き上げが酷くなり乗れなくなってしまう。
コンプレッション側は最弱なのでこれ以上どうすることもできない。
そこでマトリス代理店の松本エンジアリングに相談してコンプレッション側の減衰を50％減と大幅に抜いてもらうことに。
取り外して仕様変更に出し、序にフォークのOHをします。

作業手順は過去に紹介していますのでそちらを見て下さい。

カートリッジキットを組むと部品点数が増えるので明らかにノーマルよりオイルが汚れるのが早いです。
真っ黒なオイルが出てきました。

取り外したカートリッジ。

スプリング等構成部品を洗浄。
インナーやアウターチューブ内も徹底的に洗浄。

スライドメタル、ピストン、オイルシールを交換。
2年ぐらい前にOHしてる為、摩耗はほとんどなくまだまだ使えそうですが、全部新品に交換します。

新品のピストン、スライドメタルを組み込んだ状態。

スライドメタル、オイルシールを塩ビパイプを使って圧入。

交換した部品。

取り外したカートリッジを松本エンジニアリングに持っていき、仕様変更をお願いしました。