
クラシックギターが来ました😆 思ったよりも綺麗で、乾き切ってよく響きます。ネックは軽い順そりで弦高はまずまず。ヘッド、ペグ、ブリッジも特に異常は無さそうです。
オール単板です。トップはスプルースで軽く弾いても弦の輪郭がはっきり目に鳴ります。50年以上の経年で白い肌が綺麗な琥珀に変わってます✨
サイドとバックはメイプル。綺麗なトラ杢。昔は材の規制がなかったので、職人さんが好きな材を安く使えたんでしょうね。
YAMAHA No.100
資料もカタログもなく材と名前くらいしかわからない。生い立ちを想像しちゃうのがJAPAN vintage=ジャパビンの面白さでもあります。
--------ここから先は浅学の憶測なので-------
---------適当にスルーしてください----------
YAMAHAの公式資料では、クラシックギターの製造は1967年のGCシリーズ〜となってます。
でも60年代初頭からクラシックギターは存在しました。その黎明期はどうだったかと言うと、
型番='No.xxx'シリーズと、その後継の型番='No.G-xxx'シリーズ。
手に入れたのは前者で、1960年代初頭〜中期の製造と言われてます。後者の製造は確か1967〜1969年のみ。私のギターはおそらく1966年以前の製造。
あとは、ホール内のラベルのJISマーク。以前はヘッドに刻印されてて、確かラベル印刷に変わったのが1966〜1967年。
って事は1966年の製造?多分間違いないです。自分と同い年の楽器と人生の後半を過ごす。夢がひとつ叶いました。
高評判ながら詳細不詳のリペア職人さんとコンタクトが取れて、メンテ&クリーニングを頼みました。これで中古を嫌がる神さんも使えるな。夫婦でYouTubeを先生に一から頑張ります笑
国内ではたまにめちゃ安で出てくる個体(ジャンク多し)ですが、海外では4-10万相場。私はワンペーパーで手に入れました。
1966年の大卒初任給が2万弱とすると、当時の1万はそれなりにいい物だったんでしょうね。色々と職人さんの試行錯誤や熱意に思いを馳せてしまいます😊
Posted at 2023/01/11 21:47:39 | |
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