≪「HARRIER」の気になる点等について、自分なりに調べた経緯や結果を記録しておこうと思います。≫
「HARRIER(初代ハリアー)」には、「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」というエンジンが搭載されています。SUVでありながら、スポーティな走りが可能という意味でも、そのパワーと走行性能を十分に引き出してくれるエンジンだと思います。この「V6 3.0LエンジンVVT-i」について、少し記録しておきます。
≪「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」について≫
「HERRIER(初代ハリアー」のエンジンである「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」は、一言で、TOYOTA(トヨタ)の最新技術を盛り込んだ「BEAMS」エンジンであるということが、その特徴です。
「BEAMS」とは、「Breakthrough Engine with Advanced Mechanism System」の略で、出力、燃費、環境対応等で、世界でもトップクラスの性能を誇るトヨタエンジンの総称です。
また、さらには、「VVT-i」や「ACIS-Ⅳ」といった技術を新たに採用することで、そのエンジンパフォーマンスアップも実現されているとのことです。
そして、エンジン負圧により振動を抑制するという世界初の機能、「アクティブコントロールマウント」も採用されています。
* VVT-i(Variable Valve Timing-intelligent):連続可変バルブタイミング機構、低中速時は低中速向きの、高速時は高速向きのバルブタイミングを変化させることで、あらゆる回転域に適した走行を可能にしたシステム。
* ACIS-Ⅳ(Acoustic Control Induction System-Ⅳ):3段可変吸気システム、走行状態に応じて吸気を整え、全域でのトルクアップを実現させたシステム。
* アクティブコントロールエンジンマウント:アイドリング時の低振動化と走行時の乗り心地向上の両立を目指し、世界で初めて搭載された機能。
≪「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」の基本スペック≫
「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」エンジンの基本スペックは、以下です。
* 排気量:2,994L
* 最大出力: 162ps(220kW) / 5,800rpm
* 最大トルク:31.0kgf-m(304Nm) / 4,400rpm
* 燃費(10-15モード):8.8km/L
≪「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」の感想≫
「"1MZ-FE" V型6気筒 3000VVT-i」エンジンについて、「HARRIER」のパンフレットでは、このように紹介されています。
・ 『すべてに高性能であること、そしてエコロジーであること、次世代のパワーユニットのあるべき姿を語ります。』(HARRIERパンフレットより)
当時の「HARRIER」の運転(走り)を思い起こしても、このパンフレット記載のとおりだったと思います。
その走りは、"静か"で"力強く"、そして"低燃費"で"環境にやさしい"、そんな先進テクノロジーを採用したハイポテンシャルユニットという感じだったでしょうか。
(20年ほど前のエンジン機構と思うと、なお良い感じです。)
≪「HARRIER」の気になる点等について、自分なりに調べた経緯や結果を記録しておこうと思います。≫
「HARRIER(初代ハリアー)」のグレードは、専用の「ユーロチューンドサスペンション」を備えた「トヨタ ハリアー 3.0L "iR Version"」というグレードです。
この"iR Version"専用装備の「ユーロチューンドサスペンション」について、記録しておきます。
≪「ユーロチューンドサスペンション」とは≫
「HARRIER(初代ハリアー)」は、2000年11月にマイナーチェンジされ、専用チューニングが施された「ユーロチューンドサスペンション」を組み込んだ"iR Version"が新設定されました。
つまり、"欧州仕様"のサスペンションをベースに、さらにチューニングを加えたスポーティ志向のサスペンションがセッティングされているというものです。
具体的には、こういう感じです。
・ 『コイルスプリングのバネレートを高めるとともに、フロントショックアブソーバにリバウンドスプリングを採用。』(HARRIERパンフレットより)
・ 『ロール剛性をアップしつつ、乗り心地を損なうことなく旋回時などにおいて高次元のハンドリング性能を実現。』(HARRIERパンフレットより)
この「トヨタ ハリアー 3.0L "iR Version"」というグレードにおける「ユーロチューンドサスペンション」ですが、体感はこんな感じです。
ハンドリングや乗り心地において、実際に大きな遜色もなく、街中やワインディングでも安心して走行できる感じがしていました。
特に、山間のドライブウェイなどをワインディング走行した時などは、一言で、"楽しかった"です。
("iR Version"における「ユーロチューンドサスペンション」、いい装備だと思います!)
≪「HARRIER」の気になる点等について、自分なりに調べた経緯や結果を記録しておこうと思います。≫
「HARRIER(初代ハリアー)」の駆動方式は、「フルタイム4WD」です。
今思えば、「HARRIER」の乗り心地が快適だったのは、この「フルタイム4WD」のおかげだったのでは、と思っています。そこで、この「フルタイム4WD」について、少し記録しておきます。
≪「4WD」とは≫
「4WD」とは、「FOUR-WHEEL DRIVE」の略で、「四輪駆動」のことです。
つまり、4輪すべてが駆動輪となるクルマのことで、トルクの路面への伝達がハイパワーになることから、オフロードなどの走行に向いている駆動方式のことです。
略称として、「4WD」の他、「四駆(よんく)」、「4×4(FOUR-BY-FOUR)」、「AWD(ALL-WHEEL DRIVE)」などがあるとのことです。
≪「HARRIER」の「フルタイム4WD」≫
「HARRIER」の「4WD」は、「フルタイム4WD」という仕組みで、通常走行時の前後駆動力配分を50:50に設定し、常に4つのタイヤに駆動を与えるシステムになっています。
・ 『滑りやすい路面などで前後輪のいずれかがスリップした場合でも、瞬時に最適な前後駆動力配分を行うことで、高い走破性を実現。』(HARRIERパンフレットより)
・ 『通常の発進加速時や旋回時においても優れた車両安定性を発揮するなど、様々なシーンで高水準の走りを追求。』(HARRIERパンフレットより)
さらには、この「フルタイム4WD」は、「VSC」や「TRC」、「ABC」との併用により、さらに安定感のある走行が可能になっているとのことです。
* VSC(ヴィークル・スタビリティ・コントロール):旋回時に横すべりした時に、エンジン出力とブレーキ制御を自動的に行い、横すべりを緩和してくれるシステム。
* TRC(トラクション・コントロール・システム):加速時の駆動タイヤの空転などを制御し、駆動力の確保と車両の操縦性を向上してくれるシステム。
* ABC(アンチロック・ブレーキ・システム):4輪全てのブレーキ油圧をコントロールすることで、タイヤロックを制御して、ブレーキ性能を確保するシステム。
「フルタイム4WD」ということをあまり意識していませんでしたが、とっても走りやすかった印象です。
(「HARRIER(初代ハリアー)」のフルタイム4WD設定に感謝です。)
≪「HARRIER」の気になる点等について、自分なりに調べた経緯や結果を記録しておこうと思います。≫
「HARRIER」には、FABULOUS(ファブレス)のリアウィングとアイラインを装着していました。
グレードが「トヨタ ハリアー 3.0L "iR Version" エアロツアラー」ということで、ある程度、エアロカスタマイズされていたので、あえてFABULOUSのリアウィングとアイラインだけを追加したという感じです。
しかし、一番最初にFABULOUS(ファブレス)のフルエアロ仕様の「HARRIER(初代ハリアー)」を、とある雑誌で見た時は、結構"衝撃的"でした。
とある雑誌の「HARRIER(初代ハリアー)のカスタマイズ特集」で見た、FABULOUS(ファブレス)のハリアー(フルエアロ仕様)はこんな感じです。
(出典:FABULOUSホームページより)
どうでしょうか…。
このとてつもない"重厚感"と"威圧感"…。"衝撃的"です。
これを見た時の感想としては、「クロスオーバーSUV」の「HARRIER(初代ハリアー)」が、「ラグジュアリーVIPカー」になっている…!?、と思いました。
そして、このFABULOUS(ファブレス)のフルエアロ仕様の「HARRIER(初代ハリアー)」を見て、"あえて…"、「リアウィング」と「アイライン」のみを取り付けてみました…。
(実際見ると、「リアウィング」の存在感がとってもスゴイです…。)
≪関連情報URL≫
FABULOUS HARRIER
https://www.fabulous.co.jp/products/aero/suv/harrier/
≪「HARRIER」の気になる点等について、自分なりに調べた経緯や結果を記録しておこうと思います。≫
「HARRIER」は、「トヨタ ハリアー 3.0L "iR Version" エアロツアラー」というグレードであったため、専用装備がいくつか取り付けられていました。
特にステアリングは、「スポーツーステアシフトマチック」という装備で、シフト操作がステアリングで可能というスポーティーな装備になっていました。
この「スポーツーステアシフトマチック」の記録です。
≪「スポーツーステアシフトマチック」とは≫
「スポーツーステアシフトマチック」とは、シフトレバーをMポジションにした上で、ステアリングを握ったままシフト操作(シフトアップとシフトダウン)が可能になるというものです。ある意味、「パドルシフト」に似たような装備です。
人差し指と親指のみでシフト操作が可能になることで、ドライバーの手の動きを最小限に抑え、ドライビングに専念できるというスポーツ走行感覚のシステムです。
その操作方法は、簡単で、以下のような感じです。
* シフトレバーをDレンジ横のMポジションにセット。
(コンビネーションメーター内のM表示が点灯。)
* ステアリングスポーク部のシフトスイッチを指先で操作し、シフトチェンジ。
(Mポジション選択時のみ操作可能。)
そして、いわゆる「ハドルシフト」と違うのは、ステアリング自体にボタンが付いているということかなと思います。
そのボタンは、「シフトアップボタンはハンドル裏側」、「シフトダウンボタンはハンドル表側」についているということが特徴的です。
実は…、このボタンがとても違和感がありました。「ボタンを押す」という感覚がどうも慣れなくて、しかも「シフトダウンのために親指でボタンを押す」というのが、とてもやりにくかったです。
ただ、「パドルシフト」の先駆けという感覚と思えば、「スポーツーステアシフトマチック」の仕組み自体はとても面白い試みだと思いました。
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