後付けサンルーフ装着前の確認。

・前下駄車シトロエンC4は嵌め殺しのガラスルーフしか設定が無く、ベバスト社のHollandia300Deluxe Largeを装着していました（関連情報URL）。
・E81/E87型1シリーズには電動開閉式サンルーフの設定がありますが、中古購入な私の下駄車120dにサンルーフは装着されていません。
・シトロエンC4では装着にたいへん難儀したので（汗、部品発注前に寸法や配線等を確認しておきます。
・まずルームランプ内蔵のオーバーヘッドコンソールを外します。細めの内装剥がしを適切な角度で突っ込まないとクリップが解除されず、初めての作業でちょっと苦労しました。
・配線図だと20Aヒューズを経由した太い電源ラインが来ているのですが私の120dにはありません。電動サンルーフ付き車に固有の配線のようです。

・オーバーヘッドコンソールを分解すると中から大きな一枚基板が現れます。ルーフファンクションコントロールユニットと言うらしいです。
・照明以外の機能は何も付いてない私の下駄車ですが、このユニットはオートワイパ/オートヘッドランプのセンサとのゲートウェイ機能を備えCAN通信を行っています。
・C4の様にルームランプ撤去して小型のLED照明に置き換えたり、コンソールを切断して後付けサンルーフのECUを格納したり。。。といった改造は120dでは無理そう。

・ルーフ中央部にあるルームランプも外して（こちらも内装剥がしの差込み方にコツが必要）、クロスメンバ間の寸法を確認しておきます。
・フロントからコンベックスを突っ込んでルーフ中央のクロスメンバに突き当てセンターディスタンスを確認します。650mm位はありそう。
・フロントのクロスメンバが左右に向かってどれだけ湾曲しているかは、ルーフヘッドライニングを切り刻んでみないと解りませんね。。。

以下、備忘録。
●Hollandia300Deluxe Large（生産終了）
・本体寸法[mm]：860×493
・ガラス寸法[mm]：820×453
・ルーフカット寸法[mm]：838×470
・有効視界[mm]：693×275

●H300 Confort
・ガラス寸法[mm]：748×448
・有効視界[mm]：600×330
※最新の製品で認定店での取付が必須となっており、開示情報も限られている模様。

●Hollandia100Ⅱ
・本体寸法[mm]：782×412
・ガラス寸法[mm]：748×378
・ルーフカット寸法[mm]：763×395
・有効視界[mm]：702×335

・前述の通り装着には非常に苦労しましたが、シトロエンC4＋Hollandia300Deluxe Largeの開放感はたいへん満足のいくものでした。
・120dにも300Deluxe Largeが装着できるなら、今回は正直もう装着から丸ごと業者さんにお願いしようと思っていたのですが。。。
・残念ながら300Deluxe Largeは既に生産終了。後継のH300 Confortは有効視界幅が600mmと狭くなってしまう上、装着できるかどうかも現車確認してみないと分からない、とのこと。
・そこで今回は電動スライド機能を持たないHollandia100Ⅱで再びDIYにチャレンジする事にしました。これならC4で苦労した様にモータが干渉したりECUの接地場所に困る事も無いでしょう。。。