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夕焼けスライダーのブログ一覧

2023年05月01日 イイね!

イカガワシい



皆さま、GWはいかがお過ごしでしょうか。
私はまったく平常運転でございます(笑
クルマは運転の他は洗車くらいしかしていないので、映画ネタでお茶を濁そうかと。

ところで、ビアリッツという街をご存知でしょうか。
フランス南西部、バスク地方にある王族や貴族に愛された美しい海辺の町だそうで、高級リゾート地として今でも人気の憧れな街らしいです。

今回紹介する映画は『アメリカン・ハッスル』
簡単に言うと実際の事件を元にした詐欺師の物語です。

虚構を築き嘘で固めたビジネスでのし上がる男にピッタリなクルマ。
それがこのキャディラック・エルドラド・ビアリッツ。



FFフルサイズ・パーソナル(2ドア)で豪華なエルドラドをさらに特別に仕立てたビアリッツ。
鋲留めふかふかソファーシートと相まって、まさにラグジーの極み。
今回これ書くためだけに調べたら
キャディーの系譜まである程度勉強させられました。
Eプラットフォーム(フルサイズ)でエルドラドはV16を源流に持つトップレンジ2ドアハードトップ、対してブロアムは・・・・なるほど、なるほど。。。



コンバチが最上のアメ車らしく、リアクォータールーフがコンバチ風に見せたレザー貼り(クッション入りらしい)ですね。
このクルマじゃなきゃ映画が成立しない、と監督がこだわって
スタッフが必死で見つけたと何かで読みました。
※当時まともな個体が米国内で3台だったとか…
それくらい雰囲気イカガワシくピッタリなクルマです。

物語はクリスチャンベール演じるアーヴィングと
仕事のパートナー兼愛人のエイミー・アダムス演じるシドニーに
愛しのおバカキャラなジェニファー・ローレンスや
ブラッドリー・クーパー演じるFBI捜査官が絡み合う
騙し騙されのややこしいストーリーですが、
とにかくこの時代が持っている独特な空気感が最高です。

シーンが切り替わる時に流れる音楽がまた最高な組み合わせで
テンポのよいストーリー展開に合わせるように
きわめて効果的に使われています。

例えば主人公たちが、もう後戻りできない悲壮感と覚悟をもって終結するシーンに
エルトン・ジョン/黄昏のレンガ路(Goodbye Yellow Brick Road)



競争社会に疲れて故郷を懐かしみ、
来た道を悔いつつも新たな旅立ちを決意する名曲です。


そして絶体絶命な場面、追い詰められたところで
ビージーズ/傷心の日々( How Can You Mend a Broken Heart)



もう立ち直れないよ、何とかしてよ とささやく歌声に
グッと心が鷲掴みにされてしまいます。


他にも、虐げられたジェニファーローレンスが復讐に意気込む場面で流れる
ポールマッカートニー/死ぬのは奴らだ(Live And Let Die) や
E.L.O./ロング・ブラック・ロード(Long Black Road) など
随所で演出の的確さが垣間見れます。

今だとアマプラで100円から。
エンタメ好きのみならず音楽好きにもおススメしたい映画です。
Posted at 2023/05/02 00:21:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 映画のクルマたち | 日記
2023年02月06日 イイね!

♫ダバダ

「ダバダ」 と聞いて何を思い浮かべますか。

お笑いのカップルコントのBGM、昭和のゴールドブレンドCM、
中には11PMという方もいらっしゃると思いますが、私はこの映画『男と女』
当時からヒロインのアヌーク・エーメにゾッコン、モンパルナスの灯や8と1/2も良かったです。
カタカナで歌い出しをなぞると
♫ダ~バ~ダ~、シャバダバダ・シャバダバダ・・・
というスキャットがテーマの大人の恋愛ムービーです。
由紀さおり、しかり1960~70年代はスキャットが全盛期。
四半世紀前のスキャットマンジョンとはちょっと別物です(笑


クルマ、特にレース好きには見逃せない
ルマン24時間、モンテカルロラリーの実際の映像も使われています。
ポルシェ904やシトロエンDS、ミニクーパーなんかも出てきます。





主人公を演じるジャンルイ・トランティニャンがフォードのドライバーという設定のため、登場するのは赤と白のマスタング、それにフォードGT40です。
冒頭の赤のオープンを子供に運転させるシーン、
ドーヴィルの桟橋海岸のシーンなど随所にマスタングが使われています。
やっぱカッコいいなぁ~、マスタング!






何でも監督のルルーシュが無断で桟橋を走らせたおかげで
今では車両乗り入れが禁止になっているとか。
またモノクロが多いのは単純にカラーフィルムが高くて使えなかったと
後日談で語っていました。

カット割りが直接的でセリフも少ないヌーベルバーグらしさ全開で
楽しめない映画とも言えますが、私は大好きです。
ちなみに『男と女Ⅱ』はイマイチ、『男と女 人生最良の日々』にいたっては、コアなファンじゃないと全く楽しめない作品となっております。
私はどちらも楽しく鑑賞しましたが(笑


外水道が2週間ほど凍って使い物にならず
また日頃の運動不足(?)からか股関節症が出てきたようで、しばらくは映画紹介かな(汗
Posted at 2023/02/06 21:59:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 映画のクルマたち | 日記
2023年01月24日 イイね!

エネルギーと重力の地平面

映画とクルマを無理やり語る妄想ブログです。
外は吹雪、整備ネタもまったくないので生存報告がてらアップします。

第2弾は「インターステラー



偏執狂と呼ばれるクリストファー・ノーランの監督作品です。
近未来SF的なジャンルですが
物理好き、宇宙好き、そしてスピリチュアル方面からも支持を得ている映画だそうです。


簡単に概要を説明すると
環境汚染が進み砂嵐だらけで食料が採れない
今後は住めなくなりそうな地球から生き残る解決策は⁉
みたいな感じです。

マシュー・マコノヒー演じるクーパーと
マッケンジー・フォイ/ジェシカ・チャステイン演じるマーフの
父娘の物語と言っても良いかもしれません。

砂嵐の地球ですから、出てくるクルマはいつも汚れています。
そしてどこかした壊れたり補修痕が剥き出し。
キレイ好き、洗車好きには耐えられないクルマばかりです。

クーパー家族の愛車が
「ダッジ ラム ピックアップトラック」




リアがダブルタイヤだったり、かなり年季の入った感じでカスタム化されてます。
おそらく燃料はエタノールか電池なのでしょう、
深刻なエネルギー不足の設定で、夢も希望もない未来です。
普通ならプリウスやテスラ、BYDなんかを想像しますが
後半でチラッと映る街で行き交うクルマも
いかにも丈夫そうで部品を直して使えるイメージのものばかりです。



コレが行きつくとマッドマックス的な乗り物になっていくのかも?
と思わせてくれるような年代も形もバラバラなクルマたち。
このシーンで出てくるマーフのクルマは安定した収入を反映した
ジープ・ラングラー(たぶん4代目)に見えます。
知的でアクティブなマーフにぴったりのクルマですね。



ストーリーとは全く関係ないけれど
この映画は家内に誘われて観たはずなのに
本人より私がハマって一昨年からアマプラで散々見返してたら
去年の途中から有料になってしまい
仕方なくDVDを買って再び何度か観てたら、
去年暮れぐらいからまたアマプラで観れるようになってました。
知らないうちにコストの地平面を通過してしまった格好です(謎




宇宙とブラックホール
相対性理論と重力の謎に興味がある方に
特におススメです。

まともな映画のクルマ紹介になった、エヘン♪
Posted at 2023/01/24 22:03:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 映画のクルマたち | 日記
2023年01月21日 イイね!

アメ車を飼う人たち



田舎の郊外型ホームセンターの駐車場。
先日なにげに電器屋、スーパー、飲食店、ユニクロまでもが連なる広い敷地を見渡してアメ車を探してみました。
イタリア車やフランス車、ドイツ車すら滅多に停まっていない、小市民が集っている場所だけあって、アメリカ生まれのクルマは1台もいません。
新潟は善良なる横並び好きな人が多いのか、たとえ繁華な通りでもダッジラムやチェロキーなどのRV以外は最近見かけた事がありません。

なんでそんな事を思ったかというと
我々が抱いているであろう「アメ車」の悪り~ぃイメージが
全開なちょっと古い映画を観たからです。

それは「トレーニングデイ」という
イーサン・ホークとデンゼル・ワシントンのバイオレンス刑事モノ。
物語の主役は2人ですが、絵ヅラの主役はこのクルマ。
デカくて、燃費が悪くて、ギラギラ光ってて、サスがガバガバ。
頭悪りぃ~な、と一発で判るアレです。

車名はシボレーモンテカルロ。
こんな奴です。



サイズこそ60年代のフルサイズと違ってミディアムですが
厳つい外装とムダに大きなエンジン、いつまで経っても伸縮の収まらないサスペンションなど、要件は充分すぎる奴です。
ノッチバックが一匹狼的なイイ味を出していますね。
で、コイツが画面の中心に出てきたり、部分部分がやたらと大写しになる。
※監督の恨みでもあったのか、徹底的に悪いアイコンとして描かれています。が、モンテカルロには罪はないはず

最初に見た時はキャディラックセビルか⁉と思ったほど
アメ車に造詣が足りない私ですが、こんだけ見せられたら気になります。
ぁ、そもそも何で"アメ車"???
今やクルマは車名やメーカー名で呼ぶのが一般的なのに
よく判らない(判別できない)未知のクルマだからですね。
よく判らない(判別できない)国の白い人間を"外人"と呼ぶのと同じです。
よく判らない(判別できない)国の黒い人間は"黒人"です(汗
ダイバーシティってなんだよ。尊重しろよ! よろしいですか皆さん、「さん」付けで呼んでください。あだ名はダメですよ、先生も怒りますよ。。。
・・・・・・少々脱線しました。

もともとヤ〇ザ屋さんくらいしか愛好者が居なかった新潟。
彼らもベンツやジャガー、ベントレーやロールスへと移り変わっていき、稼働しているフルサイズカー、ミディカーはもはや絶滅危惧種なのでしょう。
軽自動車が8割の地方都市では、古代の恐竜は飼えませんね。


おぉ、代わりにこんなバケモノが。



飼ってんだなぁ、年に数度の出番に備えて。。。

※本文中アメリカ車愛好家、欧米の方々に対し不適切な表現があった事をお詫び申し上げます
Posted at 2023/01/22 01:10:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 映画のクルマたち | 日記

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何シテル?   05/18 23:33
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