田舎の郊外型ホームセンターの駐車場。
先日なにげに電器屋、スーパー、飲食店、ユニクロまでもが連なる広い敷地を見渡してアメ車を探してみました。
イタリア車やフランス車、ドイツ車すら滅多に停まっていない、小市民が集っている場所だけあって、アメリカ生まれのクルマは1台もいません。
新潟は善良なる横並び好きな人が多いのか、たとえ繁華な通りでもダッジラムやチェロキーなどのRV以外は最近見かけた事がありません。
なんでそんな事を思ったかというと
我々が抱いているであろう「アメ車」の悪り~ぃイメージが
全開なちょっと古い映画を観たからです。
それは「
トレーニングデイ」という
イーサン・ホークとデンゼル・ワシントンのバイオレンス刑事モノ。
物語の主役は2人ですが、絵ヅラの主役はこのクルマ。
デカくて、燃費が悪くて、ギラギラ光ってて、サスがガバガバ。
頭悪りぃ~な、と一発で判るアレです。
車名はシボレーモンテカルロ。
こんな奴です。
サイズこそ60年代のフルサイズと違ってミディアムですが
厳つい外装とムダに大きなエンジン、いつまで経っても伸縮の収まらないサスペンションなど、要件は充分すぎる奴です。
ノッチバックが一匹狼的なイイ味を出していますね。
で、コイツが画面の中心に出てきたり、部分部分がやたらと大写しになる。
※監督の恨みでもあったのか、徹底的に悪いアイコンとして描かれています。が、モンテカルロには罪はないはず
最初に見た時はキャディラックセビルか⁉と思ったほど
アメ車に造詣が足りない私ですが、こんだけ見せられたら気になります。
ぁ、そもそも何で"アメ車"???
今やクルマは車名やメーカー名で呼ぶのが一般的なのに
よく判らない(判別できない)未知のクルマだからですね。
よく判らない(判別できない)国の白い人間を"外人"と呼ぶのと同じです。
よく判らない(判別できない)国の黒い人間は"黒人"です(汗
ダイバーシティってなんだよ。尊重しろよ! よろしいですか皆さん、「さん」付けで呼んでください。あだ名はダメですよ、先生も怒りますよ。。。
・・・・・・少々脱線しました。
もともとヤ〇ザ屋さんくらいしか愛好者が居なかった新潟。
彼らもベンツやジャガー、ベントレーやロールスへと移り変わっていき、稼働しているフルサイズカー、ミディカーはもはや絶滅危惧種なのでしょう。
軽自動車が8割の地方都市では、古代の恐竜は飼えませんね。
おぉ、代わりにこんなバケモノが。
飼ってんだなぁ、年に数度の出番に備えて。。。
※本文中アメリカ車愛好家、欧米の方々に対し不適切な表現があった事をお詫び申し上げます
Posted at 2023/01/22 01:10:30 | |
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映画のクルマたち | 日記