DSP導入に向けた準備 DSP設置プレート作製編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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F-TYPEのスペースは非常に限られているためトランクに設置用のボードを作成したりするとタダでさえ狭いトランクのスペースを犠牲にすることになり、荷物置く場所がなくなるとちょっとした買い物もできなくなってしまうので純正アンプの場所にDSPやヘッドユニットからのデジタル信号取り出しのインターフェース、SP接続のためのコネクターなどを纏めて配置するためのプレートを作成しておきます。
また設置プレートを作成することにより実車へのDSPの取付もできるだけ簡易に済ませるためにも有効と考えています。
プレートの素材は設置するDSPがスペースの関係からアンプ内蔵タイプとなるためアンプ部の発熱(D級アンプなのでそれほどではないとは思いますが)を考慮し純正アンプの設置プレート同様に放熱しやすいアルミプレートとしました。
加工作業は中学の技術・家庭科でブリキの塵取りを製作した以来の板金加工です。
購入したアルミ板は500x400x1.2mmサイズの板を購入しました。
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実車に設置できるスペースに合わせDSP機器類の配置を考えてアルミプレートのサイズを決めてケガキ、金切りバサミで切り出しを行いますがアルミの板厚の1.2mmは薄くて加工が容易かと思いきや!金切りバサミでカットするには力一杯限界の厚さでした…
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また、金切りバサミでカットするとカット部分に反り、返りが出るため板金ハンマーで切断面を整えます。
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純正アンプサイズと取付位置を採寸して同サイズでベースプレートの加工と穴開け
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ベースプレートにはDSP本体を配置しますがほぼ同サイズになるのでヘッドユニットからデジタル信号を取り出すEthernet audio boxとスピーカーに接続する純正コネクターを2段積で配置するので更に段積プレートを加工します。
厚さ1.2mmでも万力やメタルベンダーとかのちゃんとした工具がないと曲げ作業は大変で玄関の上がり框(段差)の角とかを駆使して板金ハンマーで叩いて形状を整えます。
取付を行えば目に触れることはありませんので加工傷などは気にしません!(苦笑)
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Ethernet audio boxは取付穴がありませんので段積プレートに両面テープだけでの固定では経年劣化や車の振動で脱落する可能性があるのでしっかりと固定するための固定プレートを加工します。このサイズまで小さくなってくると1.2mm厚では加工がより難しくなってきますので0.5mm厚のアルミ板を追加で購入しました。
0.5mm厚であれば切り出し、曲げも簡単ですが剛性はかなり落ちますのでベースプレートのような使い方は難しいでしょう。
固定面はEthernet audio box上面に傷をつけないように緩衝スポンジを張り付けています
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アルミプレートをネジで組み上げて、Ethernet audio boxと純正コネクターを固定して一応の完成です!
まだDSP本体は予算(小遣い!)の関係で購入できていませんので取り敢えずはここまでです。
画像では横置きになっていますが実車への取付は右側を上にした縦置きとなります。
純正コネクター類との接続は純正ケーブルの余裕もないため純正アンプとほぼ同じ位置に配置しています。
因みにSPケーブルは前車から取り外したケーブルを残してあったのでBELDENの9497を流用しています。接続コネクターからDSP本体までは40cmあれば十分なのですが…
後はDSPを入手したらプレートの一番下に固定します。
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反対側
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裏側は車両に取り付ける面となりますが、ネジとかがあるので5mmのスペーサーで浮かせています。
ここまで行っておくと実車での作業は設置プレートの車体への取付、DSPへの電源供給、コネクターによるスピーカー接続、イーサネットケーブル接続だけとなり作業の軽減ができます!
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