• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

usaうさusaのブログ一覧

2025年12月01日 イイね!

さようなら i3

さようなら i3走行距離がちょうど 66,666km になったタイミングで撮った1枚。
この写真を最後の記念にして、i3を降りることにしました。

i3自体は今でも大好きな車で、本当はずっと乗っていたかったのですが、
「技術的な事情」と「ライフスタイルの変化」が重なって、手放す決断になりました。

■ 3G停波とコネクテッド機能の終了

一番大きいのが 3G停波(2026年3月予定) の問題です。

i3は BMW のコネクテッドサービスを前提に作られていて、

スマホアプリからの リモートエアコン起動

バッテリー残量・航続距離の 遠隔モニタリング

走行ログやステータスの自動送信

など、通信ありきで成り立っている機能が多いです。

ところが3Gが止まると、車載モジュールが通信できなくなり、
これらの便利機能がすべて「ハード的には付いているけど、事実上使えない飾り」になってしまいます。

EVはバッテリーの残量管理や温度管理がガソリン車以上に重要なので、
そこが“オフライン車”になってしまうのは、正直かなりのデメリットだと感じました。乗車前遠距離からのエアコンONが無くなってしまうのはかなり痛かったです。

■ 観音開きドア(コーチドア)の構造的な弱点

次に、後席の観音開きドア の使い勝手です。

構造としては、

前ドアを先に開けないと後ろドアが開かない

閉めるときも「後ろ → 前」の順でしか閉まらない

隣に車や壁があると、前後両方を開くスペースが必要

という仕様になっています。

独身の頃や二人までなら「ちょっと変わったドアで面白い」で済んでいたのですが、
子どもが生まれてチャイルドシートを付けるようになると状況が一変。

後席の人が先に降りて

そのあと前席の人が外に出てから

それぞれのドアを順番に閉める

という「一手間」が、乗り降りのたびに発生します。

しかも、隣に壁や車が寄っている駐車場だと、
二人同時に降りると物理的にドアが閉められず、身動きが取りにくい場面も多々ありました。

観音ドアは構造的にピラーレスで見た目はクリーンですが、
赤ちゃんのいるファミリー用途での「繰り返しの乗り降り」には相性がよくないと痛感しました。


やっつけですが、横に壁があって二人同時に降りるとドアも閉めれず、前後に移動できないのが伝わればと思います💦

■ 室内パッケージングと“今どき感”のギャップ

i3は車格のわりにホイールベースもあり、数字だけ見れば決して狭い車ではありません。

ただ、自分の感覚が 2000年代セダン基準 なのもあって、
後席は「まぁこんなもんかな」という印象だった一方で、

今の軽ハイトワゴンやミニバンを基準にすると

後席にチャイルドシート+大人が乗ると、やはり「狭い」と感じやすい

というギャップがあります。

電気自動車なので床下にバッテリーが入っており、
フロアが若干高めになる構造上、
どうしても“スーパーハイト系の広さ”を期待すると違和感が出てしまいます。

子どもが生まれてからは、
「常に後席にチャイルドシート+妻が同乗」という状況になり、
このパッケージングの差が毎回の移動でジワジワ効いてきました。

■ 10年目の節目と保証のこと

もう一つは 車齢10年 の壁です。

多くの販売店の保証は外車の場合「初度登録から10年」が上限

電気自動車は高電圧系・電子制御部品が多く、故障時の修理費も高額になりがち

という事情を考えると、
「中古車保証が付けられるうちに次のオーナーへバトンタッチする」のは一つの解だと思いました。

今回の個体は、車検が 令和8年12月 まで残っている状態での売却になりました。
次のオーナーさんが保証を付けているかどうかは分かりませんが、

10年ギリギリで購入

不具合はこの1年で洗い出して保証で修理

その後、もう1回車検を通して数年乗る

という使い方をしてもらえれば、
まだまだ戦力になる個体だと思っています。

自分で乗り続けるにしても、
さすがに 10年オーバーのEV になってくると、
電子部品や高電圧系のトラブルリスクは無視できません。
その前に区切りを付ける、という考えもありました。

■ 乗って感じた、i3という車

技術的な話ばかりになりましたが、
i3はやっぱり「攻めた設計の車」だったと思います。

カーボンボディ+アルミシャシーの軽さ

モーターならではの太いトルクと静かさ

独特のパッケージングとデザイン

今見ても、10年前の設計とは思えない部分が多いです。

だからこそ、コネクテッド機能の終了や保証の期限といった
“システム側の寿命”が、車本体より先に来てしまうのは、
ちょっと寂しくもあります。

■ まとめ

i3は、二人までなら最高に楽しいEV でした。
ただ、家族が増え、チャイルドシートを載せて日常の足として使うには、
観音ドアや室内パッケージング、そして今後の保証条件など、
いろいろと折り合いをつける必要が出てきます。

本当にいろんな場所へ連れて行ってくれた相棒でした。
技術的にも、思い出としても、忘れられない1台です。

ありがとう、BMW i3。
Posted at 2025/12/01 18:34:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年08月25日 イイね!

キティ公認i3 ゲットのチャンス?!

i3情報を見てたら意外な出物を発見。

淡路島のスマイルキティで社用車だったハローキティラッピングカーが売りに出てました。

思いっきり施設名入ってしまってますが、熱狂的なキティファンなら買う価値あり?

フロントのバンパーだけ交換。サイド面のSMILEのところだけ自分の会社名にしてしまえば転用できそうなので格安物件かもしれません。幼稚園等の社用車にいいかもね(笑)

2016年式7万キロで175万 とキティのペイントすると考えたら価格も安いのかな。これをそのまま乗れる人は相当のつわものなのだと、どんな人が買うのか興味津々です。



https://kakaku.com/kuruma/used/item/27230759/?cid=kurumaused_yda2_22_33075&yclid=YJAD.1629848197.A4WCJWEAALJHA5rmeWy_GyDwfSQkj9zGdwpJ6z1oCJ3ktEE29MoZhO-UlLvzcBCkdpUfpC3IBPbu42DtnA-whUKRDJL7-7EwaEd3vo4yBvBz2CD7cdLAeCtafPP4RsbIhMv5GkJOwDW4AvX8VxJ9Z_cKBYH8lkvge1F1dSUh-h9AAHBXTsd3oQrnLPJ1t0U46A

↑直接リンクですが、そのうち消えるでしょう
Posted at 2021/08/25 08:47:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年07月27日 イイね!

i3を求めて 淡路島

淡路島観光をしようと調べてる途中に目に留まったもの。
どうやらペイントされたi3の社用車があるらしい。せっかくの淡路島観光に新しい目的が加わりました(笑)ただ会えるかどうかは運しだい。

まず見つけたのが
キティスマイル という商業施設のキティちゃんの社用車。

https://awaji-resort.com/hellokittysmile/

出会えるかな?と探したらあっさり駐車場で充電中のところに出会いました。



↑ネットで見かけた車そのもの。



↑せっかくなので並べてパチリ。ダイハツのミラかなんかのキティ仕様とは異なって思いっきりキティを張り付けてます。

もう一か所はのじまスコーラというカフェ

https://www.nojima-scuola.com/



i3 キリン仕様



なぜ首が長いキリンをi3にしたのかセンスが全く謎ですが、まあ黄色い色がかわいいかな?

後2台ほど存在するようですが、今回は断念。

めったに見かけないi3ですが、変わった仕様を堪能出来て満足でした。
Posted at 2021/07/27 22:38:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月17日 イイね!

BMWi3 電池の考察

結論

5年半で 走行可能距離が 140キロ から130キロに 10キロ減少した。

オンボード上では18.4kwhが17.1kwhに 走行部分は93%で7%の劣化。

5年半。走行距離3万キロ で SOHが87% (アプリでの数値)


バッテリー全体では13%の劣化。(i3は最初から21.8kwhのバッテリーのうち18.4kwhしか駆動用に使っていないため走行距離の減少は少ない)


バッテリー温度管理をしっかりしているため、距離よりも経年劣化により劣化している印象。



他車との比較

8万キロで5%しか劣化しないテスラ3に比べると劣化率が大きいがテスラはバッテリー温度管理に毎日1-3kwh(25-100円)の電力を消費する。大容量+電池命の素晴らしい制御だが、同じレベルの制御をi3で行うと2週間で電池切れ。車の寿命等含めてi3は実利をとる形の制御をしていると思う。

i3の電力は数日で1%ほど消費する程度の軽いバッテリー温度管理。駐車時に夏は外気が30度の超えたら外気マイナス5度がバッテリー温度になる感じ。一番暑い外気40度直射下でバッテリーは35度だった。それ以上の温度を見たことがない。

冬は-10度より下がると加熱するらしいが、本州のため見たことがない。
それ以外はそれほど積極的な制御はしていない。バッテリーに致命的なダメージが起きる温度までは基本放置の穏やかな制御。

運転中は積極的に30度以下になるようにしている。(運転を続けているとバッテリー温度がどんどん上がり30度に近づくがそれ以上にはほぼならない。これは普通充電、急速充電時も同じ)


年平均3%劣化するといわれる初代リーフ(バッテリー空冷)と比べると連続使用時の温度の上昇を抑えているので個体差はずっと少ないと思われる。


バッテリーの劣化は最初は大きく、その後少なくなる傾向が多いのでここからは劣化は緩やかになるかな?と勝手に想像しています。この調子だと8年で15-18%程度の劣化になりそう。普通に使ってる限り8年で70%(メーカー保証)を割るのは難しいと予想。

これから中古EVを購入しようとされる方にアドバイス

レンジエクステンダー付きの個体であれば、5-6年落ちのi3を手に入れても劣化は無視するレベルだと思います。今回の例でもレンジエクステンダー起動までの距離が10キロ短くなった程度の変化です。電池劣化よりも車そのものの状態を気にした方が良いかな?

i3は乗り方による電池劣化の差がリーフより少ないので、その意味でははずれを引くことが少ないと思う。ただ、初代リーフを買って電池だけ買い直しても、程度の良いi3より安いのでレンジエクステンダーに魅力を感じなければリーフかなぁ。。
Posted at 2021/06/17 23:08:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月11日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン 【スマートミストNEO撥水タイプ】

Q1. スマートミストNEOの良い所は?(初めて使う方:期待する効果は?)

回答:ポリマーなのでトップコートとして水染み汚れ対策として使ってみたい。

Q2. 同ジャンルの商品に最も求めることは?1つお答えください。

回答:水染み汚れに強いこと。月2回ぐらいの洗車で水染み対策ができれば理想。

この記事は みんカラ:モニターキャンペーン【スマートミストNEO撥水タイプ】 について書いています。


※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2021/06/11 22:47:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | キャンペーン応募 | タイアップ企画用

プロフィール

「さようなら i3 http://cvw.jp/b/3260583/48796237/
何シテル?   12/01 18:34
長距離の高速を80-90で走り続けるデータをよくとってます 高速限定ですが w203 Cクラス1800CCスーパーチャージャーで18km/l ぐらいが平均...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/12 >>

  123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

グランドC4ピカソのバッテリー交換はパズルだ 前半 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/11/13 19:39:12
グラピカリア足回り異音探索 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/11/13 19:31:11
スパシャンで洗車! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/12/23 18:30:10

愛車一覧

BMW i3 BMW i3
NAロードスター 初代Aクラス(W168) W203Cクラスワゴンを経て BMWi3に。 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation