
またまた古いネタで、前回からの続編?です。
先日
「なにか投稿ネタがないかな?」と思いつつ、
古いバックアップ画像データを閲覧してたら、
大昔に作製したボクサーエンジンのGIF画像も
でてきた。
ボクサーエンジンと言えば、 国内のメーカー
では SUBARU だけが製造している水平対向式
エンジンである。
構造上、高さ方向を大幅に縮小できる事から、
低重心マウントで走行性能向上にも貢献する。
(その分横幅が大きく、広いスペースが必要)
ただ、エンジンヘッドが両サイドにあるため、
バルブやカムの駆動系統を両サイドに配置し、
吸排気の取り回しも両サイドに連結しないと
いけないので、意外と周りが大変な構造機構に
なってしまう。
この為、部品点数が多く組付けが複雑になり、
結果、普通のエンジンよりも製造コストが高く
なってしまう。
それでもSUBARUはこのエンジンを造り続け、
ボクサーエンジンファンに応えている。
この姿勢には感心する。
到底、他のメーカーは真似しても勝算がない
ので製造しない。
水平対向エンジンは SUBARU だけの特権物
としてこれからも造られていくだろう!
水平対向エンジンといえば、自身のイメージは
なんといっても、”あの”独特なサウンドである。
”あの” とは「ドコッドコッドコッ」と鳴り響く
単気筒4ストエンジンのような、途切れた音。
4気筒なのに4気筒の音がしない!
4気筒分の排気を一時バッファーして、あとで
まとめて1回で排気する様な、そんな不思議な
サウンドだ。
あまりにも独特なサウンドなので排気音だけで
ボクサーエンジンだと認識できる。
しかし
そんな独特のボクサーサウンドが残念なことに
2003年頃?から消滅した。
そう
エキマニが等長になったのが一番の要因だ!
なぜ、あのサウンドを捨ててしまったのか?
自身の中では残念でならない。
パワー特性やフィーリングを向上させる為の
仕様変更になるかと思うのだが、個人的には
あのサウンドは捨てずに受継いでほしかった。
因みに、自身が所有していたBP5型レガシィも
独特のサウンドが消えてしまっていた。
BP5型になってからサウンドが変わったのだ!
その前のBG型,BH型は、あの独特のサウンドで
気に入っていたのに、あのサウンドを所有する
事はできなかった。
あ~、残念!
今のボクサーエンジンは、独特のサウンドが
無くなっている為、マニアはあのサウンドを
求めて昔のクルマに好んで乗ったりする。
特にインプレッサGDB型とか、未だに人気が
あるのは、その為だ。
そんなこんなで
ロータリーエンジンだけでなく、SUBARUの
ボクサーエンジンも同じように、大勢の根強い
ファンが絶えないマニアックな構造サウンドの
エンジンである。
SUBARU の ボクサーエンジン も、今も昔も、
そしてこれからもアツい!
、、このままでは、また話が長くなりそうだ。
前置きはこれくらいにしておこう。
ということで、
自身もレガシィを所有し、ボクサーエンジンと
ゆかりがあったので、エンジン画像をつくって
楽しんでいた。
お遊びでつくったエンジンのイメージ画像を、
自身の永久保存版としてアップしておくことに
する。
画像の作成日時を見ると2003年になっており、
かれこれ18年も前の画像だ。
当時を振り返って、思い出せる範囲で画像に
ついて書き残しておく事にする。
2003年、当時販売(そして所有も)していた
BP5レガシィのカタログにあったエンジン像を
参考にしている。
(もしかしたらインプレッサSTiだったかも)
3Dモデリングソフト(確かShade)を使って、
金属質感が出るように色や表面の光沢を調節し、
好みのゴールド調鏡面仕上げにして作製。
Shadeのマニュアルを購入して、見様見真似で
進めていったが、製作にかなり時間を費やした
のは言うまでもない。
そして、こんな感じに仕上がった!

↑シンプルな構成だが、これでも上出来だ!
表面の質感や反射具合、金属感が出ている
仕上がりに満足まんぞく!(自画自賛!?)
もちろん、これはEJ20エンジンだ!
だが、これだけでは満足できない。
もっと何か面白いことができるはずだ・・・
ついつい良からぬ?妄想が暴走しはじめる。
、、、僕の悪いクセ!
そこで、できあがった画像の出力軸の角度を
30°変え、各部品をリンクして動かしていき、
同じアングルの画像を保存。
これらの作業を繰返し製作し、出力軸1回転に
相当する12枚の画像を作り上げた。
最後に、出来た画像を順にコマ送りしていき、
アニメーションを製作してやった。
お遊びでつくったモノなので、リアリティが
足らず、詳細造形なども違うかもしれないが、
せっかく自身で苦労してつくった画像なので、
この際、これも永久保存版としてアップして
残しておく事にする。
画像ファイル容量が300KBまでとの事なので、
今回は保存データ内にあった小さな画像しか
アップできないが・・・
こんなアニメーション画像になった!

↑一連の動きはそれなりに理解出来る!
水平対向エンジンも動くと更にカッコいい!
(・・・、、、またまた自画自賛!)
このEJ20型エンジンは、水平対向エンジンの
頂点に位置付けされ名機と呼ばれたエンジン。
レースやラリー界では、沢山の功績を残して
きた。
WRXに搭載されるエンジンは、ターボ式にも
かかわらず、レッドゾーン8000rpmの仕様に
なっていた。
(なかなか、こんな高回転ユニットはない)
・・・
しかし、この名機EJ20型エンジンも、とうとう
去年に幕を閉じた。
これまた残念だ。
・・・?話がそれてる?、、、時を戻そう!
次に、先程のアニメーションに点火イメージを
追加したパターンもあったのでアップしておく。
(点火順は適当なので間違ってるかもしれない)

↑より動きがイメージできるようになった!
当時、高速回転バージョンも作製していたが、
パソコンのスペックが低く、小さなサイズに
しないと高速回転しなかったのを覚えている。
(化石みたいな超ロースペックのノートPC)
小さくした高速回転版にすると、まるで実車の
ような(とまでは全然いかないけど)ムードに
なり、ひとりニヤけていた。

↑高速版だが、Web閲覧ではこれが限界か。
元画像を、軽いフリーウェアの画像ビューワで
開いて表示させると、かなり高速回転で回る!
でも、これくらいの動きが一番分かりやすい。
しかしまあ、時代の流れというか、クルマも
電動化が進み、エンジンの立場というものが、
悪くなる一方だ。(環境に悪いイメージ大)
環境規制に適応できないエンジンも、どんどん
消えていく。
もちろん、開発費なんかも縮小されていく。
つまり
このようなマニア好みのエンジンも、いつかは
お払い箱になるかもしれない。
(省材料でシンプルな安価エンジンが主流?)
クルマ好きからすると、寂しい限りだ!
以上、つぶやきと自己満足の画像投稿でした!
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2021/01/30 14:08:41