エアコンパネルの移設（その２）

ぼちぼち進めているエアコンパネル移設作業ですが、本日は決戦の時！

前回の記事はこちらをどうぞ
↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/3262944/car/2951303/6281909/note.aspx

なお、私が感化されたのはＡＳ ＤＥＳＩＧＮ様のこの記事です
↓
http://as-design.jp/article/15683116.html
ん～さすがプロ！感嘆の出来ですね！
私には縁の無いＧＴ－Ｒですが、お持ちの方はいかがですか？

で、私の作業はエアコンパネルの表面加工からです。

オーリス（前期）のパネルは写真上部の形状で、左右対称ではありません。
内部のエアコンパネルユニットに沿ってカットすると、写真のように下部のアールが違います。

今回の設置では左右対称の形状で設置したいので、まずは表面の加工を行います。

余っていたアクリル板にカットしたパネル形状の穴を開け接着。

ＡＢＳ樹脂とアクリル板の異素材接着なので、【何でも接着できる～】みたいな接着剤を使用しましたが、ＡＢＳ樹脂ってアクリル接着剤でＯＫなんですね(-"-)・・・
一つ賢くなりました・・・

最低限の形状が出来たので、車で位置調整。
ルームランプで中心をとり、設置場所を探ります。

私の希望は少し斜めに設置したいのですが、あまり斜めにするとルームミラーに被りすぎるので、前後にずらしたり角度を調整したりして、大体の場所をマジックで記入しました。

また、最初からユニット全てが入る程開口するのではなく、若干小さめに開口して、１ｃｍ刻みで調整しました。

もう戻れない(;'∀')・・・
あとは進むのみ・・・

戻りたければルーフヘッドライニング￥４１，５８０（税込）のお買い上げです。

私が開けた穴の横はルーフランプの開口部ですが、その周囲は樹脂ブラケットで補強がされています。
※下段写真青枠
これはルーフランプユニットの嵌合と嵌合時の力からルーフの型崩れを防止する役目がありそうです。

天井の四方にある穴はランプユニットの差込口で、ブラケット部分にも嵌合用の溝があります。
ブラケットには強化ゴムの様なパーツが付いており、下から力が加わった際、天井の突部分に接触してルーフの変形を防いでいます。ブラケット自体も中々な強度の樹脂です。

今回私が求める設置場所では、一部このブラケットが干渉しますが、１辺全てをカットすると強度が著しく下がるでしょうから、幅の3/1程をカットしました。
※下段写真の点線部分

カットはハンドルーターを使用しましたが、ホットナイフ等でも逝けるでしょう。但し、カッターやハサミ、Ｐカッター等では、文字通り歯が立たないと思われます。

位置確認。

次回はエアコンパネルの嵌合パーツ作成と、パネル自体の基本工作を行います。

続く。

2021/4/20　追記

画像４枚目のブラケットの件ですが
強化ゴムの様なパーツは付いていません。
最初はゴムに見えていましたが
良く調べたところ、ブラケットの隆起にフェルトの様なものが接着されていました。
訂正してお詫び致します。