AIS撤去
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回は黄色矢印のコレ、AISを撤去したいと思います。
最初に言っておくと右側のサイドカバーとフェンダーのネジを外すだけで撤去できます。
まずは右サイドカバーを外し、フェンダーを外してAISが見えるようにします。
AISとは、未燃焼ガスをもう一度キャブレター側に戻して吸い込ませ再燃焼させ排気ガスをクリーンにするといった感じのものらしいのですが、どうもコイツがエンジン始動性やアイドリングの不安定、さらには加速性やレスポンスにも影響を及ぼしているのではないか?
その上、この装置の説明を聞いているとブローバイガスの事もふと頭をよぎり、燃焼の妨げになる原因が二重にあるのでは?という懸念があり取り外しに至った次第であります。
ネットにも書かれていますが、台湾では排ガス規制が厳しいらしいですね!
あげく日本よりも温暖な気候ということもあり、本来の性能を発揮しづらいとこもあるのでしょうね。
2
反対側はエアークリーナーのボックスを外して、フェンダーを止めているネジを外します。
両サイドのネジが外せたらフェンダーを浮かせられます。
3
AISが乗っている台(ステー)ごと取り外したら、後でAISからステーを取り外してステーだけを元の位置に戻します。
AISを乗せている台の役割の他にフェンダーを固定してある部品でもあるので。
そして繋いであるホース類も抜いてしまいます。
エンジンから出ているステンレスのパイプとマフラー側から覗き込んだインマニに繋がっています。
4
これです。
写真真ん中のインマニに刺さったクリップで止めているホース。
これも抜いて、後で差し込み口を塞ぎます。
5
あとはこのフレームの中に入った太いホースがどこに繋がっているのか分からない( ̄~ ̄;)
6
シートを外して探すも分からず、これはタンクも外さないと分からないなぁ…
ぁぁ…面倒くさいなぁと思ってたら
ふっ…と ん? 待てよ…
7
スポッ
やっぱり(ーー;)…
シートまで外したのに
( `ー´)イライラ
まぁいいや。
ん?
8
何だ?水が出てきたぞ(ーー;)
ダイジョブか?
9
そしてリードの時に使って余っていた燃料ホースに適当に詮できるものを詰め込んで、さっきのインマニの差し込み口に蓋をします。
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はい!
こんな感じ。
さっきの写真と違う感じがするのは、この写真は上から見下ろしているからです。
さっきの画像はマフラー側(右)から覗き込んでいましたからね!
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そしてまた買ったまま使わなかったこれをエンジンから出てきているステンレスパイプの蓋にするため、ボンドでくっ付けてみます。
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エンジン始動!
ここからもまた水が出てきた(ーー;)…
なぜに水が出てくるのか…
これはおそらくAISはとうの昔に壊れていたのだろうと推測いたします…
この蓋では排気圧に耐えられず蓋が開いてしまってバラバラバラバラと爆音がするので、さっき外したゴムホースを適当な長さに切り、そのホースに100均 Seriaで買ったアロンアルファばりの強力接着剤でくっ付け、尚且つ、それを固定し押さえつける役割を持ったコイツで締め付けます。
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コイツですっ!
コイツがやりましたっΨ(`∀´)Ψケケケ
なんかいい方法ないかと探してたらガラクタボックスから偶然出てきました。
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こんな感じに取りつけて完了!
締め付けると少し斜めに歪んでしまうのが残念(´_`。)゙
ですが、それはそれとして外れる事もなく以後 問題なく走っております。
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使ってないホースがあったので、ついでにブローバイも抜いちゃいます。
ブローバイだと思うんですけどね…
エアークリーナーに戻ってたから(^_^;)
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取り外したAISです。
気になる結果はというと…
エンジン始動性は若干低下。
おそらくこれは余分な未燃焼ガスとブローバイガスが入らなくなった事でセッティングが少し薄くなったせいでは?と考えてます。
今は気温が安定してないので、夏が近づき気温が上昇するにつれセッティングが出てくるだろうと思ってます。
あと、排気ガスの臭いは少し改善されたように思います。
以前は少し強めの臭いがしていたので。
エンジンの回転も心なし程度にスムーズになったように感じます。
少しフケ上がりが良くなりました。
AISを撤去した事によるトータル的な雰囲気としては良くなってます!
まあ本来、入れなくていい余分な物が入っていたので良くなって当然といえば当然ですね(*^-^)
AIS取り外した事による不具合などもなく快調に走っております。
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