アイドリングストップキャンセル(反転)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アイドリングストップ機能って本当にいる!?という感じで疑問にもっていました。
まず別の車のアイドリングストップを体感したときに発信時のレスポンスの悪さが気になりました。
あらかじめブレーキを離せばいいだけなんですが、そんなめんどくさいことを考えながら運転はしたくないので・・・
しかも、燃費はそこまで大きくは変わらないような感じです。
街中をずっと走るような感じだったら違うかもしれません。
バッテリーの劣化とか大丈夫なのだろうかとか考えるとアイドリングストップは別になくてもいいんじゃ!?って思ってキャンセル方法を探していました。
ミライースはアイドリングストップのボタンを押しっぱなしにすると数十秒で反転し元に戻るようです。
押して離さないとOFFにはできないようです。
ネットで5極リレーを使えばできると書いてあり、エンジンスタートと同時にACCは瞬断されるみたいです。
それを利用して配線すればいいとのこと。
実際にそれをもとに考えてみた結果がこんな感じで
ACCがOFF→アイドリングストップボタンON
ACCがON→アイドリングストップボタンOFF
ACCが瞬断する瞬間だけアイドリングストップのラインに電源が入ればいいだけ。
イグニッションから電源を取るのはセルスタート時には必ずイグニッションの電気が流れるのでイグニッションと連動しています。
要するに、エンジンスタート→ACCが瞬断→リレーでアイドリングスイッチON→アイドリングストップがOFFになるという内容です。
リレーはさらにACC瞬断後はACCは常時ONになるのでスイッチが戻りアイドリングスイッチを押してる状態から離してる状態に切り替わります。
2
実際に取り付けはどのようにすればいいかなって思って考えました。
リレーそのものをアイドリングストップボタン付近にするかヒューズボックス付近にするかとかです。
結果、リレーが壊れたときに交換できるようにヒューズボックスのほうに置くようにしました。
まあ、どちら側においても配線さえちゃんとしてればいいんですけどね。
黄色のラインは配線なしですが、イグニッションと連動させて電装系につけることもできるので増設用にもなります。
配線がわけがわからなくなるなら接続しないほうがいいです。
3
まずはスイッチを表に出します。
スイッチの出し方は運転席の下から頭を突っ込めばスイッチ下が見えるのでスイッチの構造を見てみます。
スイッチの爪がスイッチの下に見えるのでそれを押してあげると下側が外れるので、あとは適当に外してあげるだけでスイッチは結構簡単に外れます。
ケーブルは短いですが加工するだけなら十分な長さです。
カプラを外さなくてもできので、まずは信号線を確認していきます。
まずはアースを見つけます。
スイッチの下のほうを見るとボルトがあるので、ボルトに検電テスターを繋げます。
あとは、あとは4本くらいしか線がないので1本ずつ調べていきます。
押したときに反応する線がアイドリングストップ信号線です。
赤色がそうみたいです。
ほかの線はどこからどこにとか関係ないので調べる必要はありません。
4
赤の線がアイドリングストップ信号線だとわかればそれに対して導通してあげればいいだけなので、赤の線に直接ギボシ端子を打ちこみます。
ケーブルが露出するまで保護チューブを切ってしまいます。
切り落とさないで残しておきます。
ギボシ端子が打ち込めるスペースを確保したら打ち込みます。
ケーブル自体細いので導通してるかどうかは感覚です。
被服は剥いてないです。
ちなみにこれをやると断線の危険がかなり高いのでオススメはしません(笑)
とりあえず固定できて導通してそうな感じに圧着できたら検電テスターで導通の確認します。
導通ができてるのを確認できたらここの処理はOKです。
あとはギボシ端子同士を接続させて、ギボシ端子のオス側が端子むき出しなので、純正の切ってしまった保護チューブを巻き付けその上からインシュロックを2か所しておけばショートしません。
あとはアイドリングストップ信号線から分岐したケーブルを運転席からエアコンパネルあたりの後ろを通ってヒューズボックスまでもっていきます。
その前に動作確認はしましょう。
アイドリングストップがキャンセルになるかどうか確認。
これでエンジンスタートと同時に反転してれば成功です。
5
あらかじめ作っておいたリレーをヒューズボックスに接続できるようにしたもの。
上のイメージ図とは色も違うし接続してるケーブルと違う色を使ってるのでわかりにくく感じるかもしれません。
リレーの配線がわかりにくい場合はリレーの端子の番号など配線の仕方を調べるといいでしょう。
リレーは500円のもので配線がすでに作られているものです。
リレーの脱着がしやすいので壊れたときに交換できるようなものです。
ギボシ端子などで接続をあらかじめしておいて、車内でスムーズに配線できるようにしておきました。
それぞれ配線をイメージした図と照らし合わせながら接続していきます。
6
リレーの脱着もある程度しやすい場所を探しました。
リレーをこのグローブボックスの左上のほうに来るようにおいてリレーそのものは固定しないでその奥に放り込みました。
7
配線を整えるために動作確認は済んでいるのでスイッチをはめ込みます。
配線をインシュロックで整え下に落下とか絡まないようにします。
ヒューズボックスあたりも圧迫してきたので整えます。
8
きれいに配線したらいよいよアイドリングストップが反転するか確認します。
すでに確認はしていますが、配線などきれいにし色々と元に戻した状態でも確認します。
しっかり反転しました。
もちろん純正のアイドリングストップのボタンも普通に機能するのでボタンを押せばアイドリングストップして、また押せばOFFになります。
この機能自体を使うのをやめたいときは、リレーを外せば元に戻ります。
結果的にとても満足いくものになりました。
今まではいちいちOFFにしてうっかりOFFにするのを忘れてエンジンストップしていたのがボタンを押さなくても済むようになったのが大きいです。
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