ステアリングほつれ直し＆ステアリングカバー編み込み(前編)

指によく当たる2時方向の位置がほつれてきてしまいました。
社外ステアリングという選択肢もありますが、価格が高い上、クラクションが小さくなり、ステアリングスイッチも使えなくなってしまっては困るので補修を決意。
この際一気に全ての糸を縫い直し、レッドステッチにしてBKMS化しました笑

気力低下と神経衰弱との戦いになります笑
午後からスタートしたので、1日目はステアリングの上半分のみ。

使用する道具は、

・レザークラフト用0.5mm糸
・ダイソーでいつか買った補修用針
・養生テープ
・音楽← ＼_(･ω･`)ｺﾚ重要！聴かずに作業続けてると悟りを開きそうです笑

↓使用した糸になります。
ポリエステルで0.5mmなら他の商品でも良いと思います。 https://www.amazon.co.jp/dp/B012JGEM1K/ref=cm_sw_r_u_apa_fab_j5zGFb3Z5HAW1

革を広げたりしながら古い糸を徐々に抜いていきますが、全部抜いてしまうと革が開いてしまったり、糸の通し穴の位置関係が崩れてしまう元になりますので、養生テープで固定していきます。
テープの感覚は10〜15cm程度あれば十分でしょう。

ちなみに、ハンドルスポーク部は接着剤の固定もあるので、指で革を無理矢理広げようとすると伸びてしまうので針を縫い目に通してで糸を持ち上げて抜きました。

絵心も糞もないですが、このように1本取りで針を2本使い、交互に縫います。
針1本だけで往復して縫うことも可能ではありますが、革が捩れたり変に伸びたりする元になるのでオススメ出来ません。

ハンドル左端の縫い始め、2重に巻かれていました。
緩んでくることのないようにしっかり糸を貼り、以降も1穴通す度に引っ張りながら縫って行きます。

目立ちはしないですが、縫い目を手前か奥側、どちらを上から重ねるか気にしながら縫うことで、よりキレイな縫い目になりますので意識しながら縫っていきます。

ダメな例
このように3〜4針通してから縛り上げようとすると、革の内側の摩擦でキレイに縛り上げることが出来ませんのでトライする際にはお気をつけ下さい。

終端部。
結び目を見たかったのですが、いかんせん接着剤を塗られた部分なので、キレイに糸を抜き出せず、見られなかった為妥協策をとりました。
革の内側で結び目を作りたいですがそれも困難な為、下の写真のように結び目を作りました。

通した糸を往復させず、表側でクロスさせた後内側に戻し、革の境目で片結びしました。
再度ほつれてくることのないよう、3重にしました笑
2重だと手が当たったりしているうちに、何れはまたほつれてしまう気がしたので＾＾；

ステアリング上側半分縫うだけで約3時間かかりました(;´д｀)

裁縫は小学生以来だった気がするので不慣れということもありますが、早い方でもここまでで1.5hはかかると思います。

後編へ続く