ワイドタイプＭ３ミラー（自作）

平日仕事でワンボックス車に乗っているので、視線は高くそしてミラーが大きいので、それに慣れてしまったのかＢＭＷのミラーがどうも見づらいような気がします。　Ｍ３ミラーに交換したのですが、純正よりも横幅は少々長いかもしれませんが、上下方向が狭くなっているので、特に駐車場に停める時などに白線がほとんど見えないからかもしれません。　また外側の1/4の曲面が強くなるのもイマイチ慣れません。
そこで、社外品の純正よりも曲面の強いミラーに交換したかったのですが、価格が16,000円～20,000円　ミラー２枚にこの金額は払いたくなかったので、出物を出るのを待ち続けていたところ、旧型セレナ用を５００円で入手することができました。なぜセレナ用かというと、乗用車用だと意外に面積が小さいので、ワゴン用だと大きいから加工にふさわしいからです。　加工？そうです！Ｍ３ミラーの形に合わせて加工して取り付けるのです。

ご覧の様に天井の照明が小さく写っていますので、湾曲が強い「ワイドタイプ」というのが分ります。しかし曲率が何Ｒかというのはどちらも不明です。

一見すると大きいかと思ったセレナ用のミラーですが、鏡面下部には文字が刻まれています。（訳すると、この鏡は、ブサイクな方でもそれなりに写されます！と書かれているのでしょう？）
上端にはメーカーのロゴマーク　予想以上に位置決めが苦労しました。

作業中に傷付けてしまわない為と、輪郭の下線を入れるので、全面にマスキングテープを貼り付けます。

直線であれば、ガラスカッターというのもありますが、全て曲線ですから、切るのではなく削る方法になります。使用するのはφ１００のグラインダーとガラス用砥石。まずは＃６０番でガシガシ削っていき、最終仕上げに＃１２０番で整えます。
この作業が１枚約１時間掛かりました。
作業中ガラスの切り粉を吸ったかもしれませんが、肺に穴なぞ開きませんよね？

取り付けは両面テープで純正のミラーに貼り付けます。
ということなので、標準装備されているミラーヒーターは機能しなくなってしまいます。

無事完成です。準備から方付けまで約４時間掛かりました。
鏡像は約３割程度視界が広くなった感じがします。デメリットはいまのところ全く無し。５００円でよい買い物ができまいした。今後の車庫入れに期待です！