ながら洗車 滑水性下地クリーナー【BASE】
硬化型ガラスコーティング施工後のスケール対策としてアルカリ性のスケール除去剤を使っていました。
キラサクで有名なTHエンゼルさんのULクリーナーになります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3282047/car/2981161/11530210/parts.aspx
結果だけ言うと多少薄くなったものの歯が立ちませんでした。
ガラスコーティングを施工してもらってから1年8か月経ってますからガンコなイオンデポジットだったんでしょうか。
他で有名どころではProvideさんのNo.4、GANBASSさんのREBOOTがあります。
しかし酸性のものはいささか敷居が高い。なので他に効果の高いものはないか晩酌がてら探していました。
って事で今回のながら洗車さんの【BASE】に辿りつきました。幾人かのYouTuberも絶賛している商品になります。
ULクリーナーを購入するにあたり、スケール除去剤には下記を求めていました。
1.硬化型ガラスコーティングの被膜、撥水基に影響がない。
2.成分が明確である。
3.塗装面だけではなくホイールやメッキ部分、未塗装樹脂にも使用可能。
4.劣化した非硬化系のコーティングやワックスを除去可能。
5.研磨剤不使用。
6.人体に危険はない。
BASEは超微粒子コンパウンド入りの研磨剤になります。
酸性タイプの様にスケールを化学的に溶かせて浮かす、ではなく研磨してキレイにすると云った施工です。
ですので上記項目の5番は満たしていなく、又、3番の未塗装樹脂にも対応はしていません。ゴムも不可。
コンパウンド入りと聞くと心配です。どれくらいのものか問い合わせました。
・鉛筆硬度で3H以上の塗装面を傷つけない(国産車の塗装面は2~3H程)
・4H以上のガラスコーティングを落とさない
・数値で表すと15000番程度(0.3ミクロン)
1000番:16
1200番:12
2000番:9
3000番:5
4000番:3 ←ピカール
6000番:2
8000番:1 ←ホルツ等の極細コンパウンド
15000番:0.3 ←BASE
※番手の横はミクロン値。
かなり細かいコンパウンドだと言うことが分かります。
つまりガラスコーティング内までいっているウォータースポットでなければ理論上、磨いて取れるという理屈です。
そしてBASEのもう1つの特徴として傷隠し効果がある、との事。
運転席側のドアノブをカギでやってしまった深めの傷があるので試してみます!
具体的な施工可能場所も問い合わせていました。
01.◎ドアバイザー
02.×ワイパーブレード
03.×ワイパー下のトップカウル
04.◎サイドガラスのドアモール等
05.◎A~Cピラーのモール
06.◎フォグランプ周りのピアノブラック調のパーツ
07.◎テールランプ
08.◎メッキ部分
09.×黒いモールの様なパーツ
10.×ゴム、未塗装樹脂
なぜ鉄のワイパーブレードがダメなのか分からない…。
そしてドアバイザー。これって樹脂っぽいけどいいの?そもそも未塗装樹脂と黒いモールの部分の違いも分からず…。
最悪はWAKO'sのスーパーハードがあるし、スケールを取りたい箇所にやってみる事にします。
って事でいざ施工!…の前に中性シャンプーで念入りに洗います。
付属の薄緑のクロスが塗り込み用、薄紫が磨き用。マイクロファイバーアプリケーターも特典としてついており、私はせっかくなのでこちらでやってみました。
乾式が良いとの事ですが、アプリケーターを水で濡らして固く絞り、BASEを初回は多めにつけて施工しました。
力よりも手数!との事で根気よく施工しました。
結果は下記の通り。特に気になっていた(スケールが目視できた)箇所です。
・ルーフ・ボンネット:OK
・ワイパーブレード:OK
・Aピラー:OK
・ドアバイザー:一部スケール残り有り
記事最下部の5番目の画像をご覧いただくと分かりますが、ドアバイザーにはポツポツとスケールが残っています。
裏面かとも思い、3回ぐらい塗っては磨く、を繰り返しましたが取り切れませんでした。
ルーフやボンネットは水拭きするとポツポツと浮き上がってきたスケールが取れていました。
そして不可と言われていた未塗装樹脂。白くなった部分は2箇所。
フロントガラスのAピラーとトップカウルのつなぎ目の部分(5番目の画像の右上)とドアミラーとボディのつなぎ目の部分。
ピラーやルーフの黒いモールとかは白くなりませんでした。
ホイールの両面も施工しました。
何ていうかスケールが残ったのは特にひどかったドアバイザーだけで他は一皮向けた感じです。
そして触ると明らかにスベスベしています。ずっと触っていたいくらいw
アプリケーターを使いましたが、すぐに真っ黒になります。念入りに洗車したのに、ですよ!?
それだけスケール又は中性シャンプーで落ちない汚れが取れている何よりの証拠です。
そして傷隠し効果。
記事最下部の5枚目の画像のドアノブの傷。左が施工前、右が施工後。
画像では分かりづらいですが多少は見えづらくなってます。まぁ深めの傷だったのでこんなモンでしょう。
ドアカップとかの爪傷くらいだったら消えると思います。
気になるのはボディ全面、ホイール両面を施工してどれくらいの使用量なのか?
各部位2~3面程やって黒く汚れるので洗う、するとせっかくしみ込んだBASEが取れてしまいます。
しかも気になる所は数回磨く訳です。
こんな使い方で120ml中、52ml使いました。まぁ初回なのでこんなモンでしょうか。
これから半年毎でやっていけば30~40mlくらいで抑えられるんじゃないかなw
って事でガラスコーティングが故のデメリットであるイオンデポジットやウォータースポット。
BASEはコーティングが落ちる事を気にする事なく、施工方法も簡単でとても良い商品だと思います!
強いて言うならもうちょい安ければな…とw
-
セット内容。
クロス2枚とマイクロファイバーアプリーケーターがついてます。
-
1番目のモール、2番目のピラー周りはよくて4番目の黒いモールは不可。
素材の見分け方が分からないw
-
BASE施工前。
左上:ドアバイザー
左下:ルーフ
右上:Aピラー
右下:ワイパーブレード
-
BASE施工後。
キレイに落ちてる!BASEすげえ!!
老眼なので眼鏡をはずして近くで見てみると…。
-
ドアバイザーにポツポツと残りが…。そして白くなってしまった箇所。
傷の隠れ具合はあまり意味無し?w
-
2~3面で真っ黒に…。
BASEがしみ込んでも洗うので取れてしまうと言う…。
-
一皮向けたフリードです!
そしてキラサクGPの追いコートでビッカビカ!
購入価格 | 3,900 円 |
---|
入手ルート | ネットショッピング(Amazon) |
![]()
関連する記事
タグ
[PR]Yahoo!ショッピング
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク