
尾鷲市にある熊野古道の馬越峠へツーリングしました。
第一村人は、ホテルの前でコロッケを販売していた若者二人
尾鷲市には人口が増えないと嘆いていました。
そこへ通りがかりの車から「何を売っとるの?」と年配女性が声を掛けてきました。
あとから聞くとその若者のおばあちゃんでした。
ほのぼの。
コロッケを買って道中で美味しくいただきました。
ホテルにバイクを停め、バスに乗り熊野古道入口の鷲毛のバス停までひとっ飛び

そこから熊野古道の美しい石畳や尾鷲ヒノキ林の馬越峠の峠越えがスタートします。
観光案内のウェブサイトで目にした、石畳の登り坂が続きます。
苔とシダが良い雰囲気
江戸時代に紀州藩の石工さんが、峠道が豪雨で流されない様に石畳を作ったようです。
でも一つの石の大きさは、少なくとも30キロ以上は有りそうです。
どうやってこんな山まで運び込んだのか?
それとも峠のあちこちに見られる巨石を切り出して敷いたのか?
いずれにしても先人の偉業には驚かされます。
熊野古道は全行程を通して、クマが出没する危険性があるみたいです。
前もってクマよけの鈴を持って行った私たちですが、ちゃこさんは面白い勘違いをしていました。

石畳を進んでいる時の会話で
「もしクマが出たらどうする?クマは走るのも木登りも得意だよ」
「クマが向かってきたら、大きな声を出して戦うしかない」と言う意見がある中で、
ちゃこさんは
「クマよけの鈴をぶつければいい」・・・
全員キョトン・・・
なんとちゃこさんはクマは鈴自体が大キライで、水戸黄門みたいに鈴をかざせば逃げていくと思っていたようです。
すてきな人♡
夜泣き地蔵や石橋などの名所を通り越して、約1時間半を掛けて馬越峠の最高地点標高325mに辿り着きました。
そこから最終目的地の絶景の場所、天狗倉山を目指しました

ここからはハードな山道が30分続きました。最後は高さ10メートルほどの岩を、鉄はしごを登り感動の天狗倉山頂に辿り着きました。

尾鷲の町が一望できる絶景!

疲れ果てて、残量2%の自分...
だって、プロテクターが入った重いGパンですから(汗)
ツーリングと山登りを同時にする自分達って珍しいみたいです。

それと、こんな山ガールが、待っているのかと淡い期待もむなしく…
夜はお魚料理のお店で、刺身と牡蠣フライを頂きました。

新鮮な海の幸とビールで、うーん美食♡
2日目は生憎の雨もよう。

獅子岩の絶景を鑑賞し、すぐに帰路へ着きました。
熊野市といえば「はつこ食堂」なのですが、つい最近5/26を最後に閉店されていました。
一度も行けずに終わってしまいましたが、せっかくなのでお店の前を通ってきました。
帰りに伊勢神宮のおかげ横丁で赤福餅をいただきましたが、参拝はまた今度ね。
バチがあたるかな(汗)
旅行ガイドには「筋肉痛を覚悟する必要がある」と記されていましたが、しっかりと両足の筋肉痛をいただいた楽しいツーリングでした。
おしまい。
Posted at 2025/06/13 16:01:30 | |
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