バルブタイミング確認と調整
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2023.4.15
150898km
タイミングチェーンの伸びを疑い、バルブタイミング確認(調整)するためにSSTを仕入れてしまいました。
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一瞬 台湾製という事で躊躇しましたが
有名工具メーカーもかなりOEM依頼してるお国の様なのでひと安心
こちらのSSTはS85にしか使えません。
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点検するだけでもヘッドカバー外します。
それなりに色々取り外したりズラしたり。
クランク回すので電動ファンやスパークプラグも外します。
今年入ってから月1ペースで外して付けてしてるような。。
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ヘッドカバーを外しカムシャフトとご対面
けっこうハイリフトなカム形状に見えます。
カムにSST嵌めるには、クランクシャフト回しダンパーを規定の位置にSSTで固定
この時1番と6番がそれぞれ圧縮と排気の上死点かと思いきや、、そうでもないみたいです。
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その位置でカムシャフトにSSTを嵌める事でズレ(ヘッドとの隙間)を目視できる構造
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この長穴の範囲でカムスプロケットとカムシャフトの位相関係を変更して調整するようです。
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バンク1と2と同時に作業できるように作ってあります。
基本的には、チェーンが伸びてズレた分、カムシャフト位相だけをSST使って基準位置に合わせる作業
(クランク、チェーン、スプロケットは動かさない)
VANOSの油圧ユニット外さなくても調整可能でした。
ですが恐らく今回失敗してまして、、、色々楽しんでるうちにバンク1カムスプロケットを少し時計方向へ動かしてしまってた様子
カムシャフトをSSTがぴったり嵌まる位置にしたのですが、長穴のボルト緩める前にそれをやった様で、スプロケットも一緒に動かしてしまってたんだと思います。
バンク2はそれなりに長穴で調整できたのに、バンク1は全く調整無しだったのはその為だという事に試走中気が付きました。
こりゃ再作業です。
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因みに車両を正面から見て時計方向回転であるクランクの回転が、チェーン介して伝わるのは吸気側カムのスプロケットになり、チェーン伸びるとタイミングは遅れます。
排気側カムは吸気側にギヤ駆動されているため逆回転、反時計方向に回転していますが、吸気側と差は出ないので全く同量遅れる筈
タイミングのズレがバンク1と2とで全く同じだけたったらば、、、まず変化に気が付かないのかも。
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作業して試走した結果ですが、、、
振動感は減りましたが少し残ってて残念賞
でも良い方向への変化したので、もう一度正しい調整すれば振動直るのかも!?
楽しみです。
因みに自分のクルマ、以前にここら辺触ってる様でした。
距離伸びた個体はディーラーさんなんかだと調整するんでしょうかね?
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