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RYU@RAMD+Aのブログ一覧

2012年02月21日 イイね!

SUPER耐久シュミレーションツアー ☆誰がために鐘は鳴る…男たちの真冬のドラマ編☆

SUPER耐久シュミレーションツアー 
☆誰がために鐘は鳴る…男たちの真冬のドラマ編☆









実家に置いてきました。何を?言い訳を。











深夜の1時前…福岡の国道3号線沿いにあるうどん屋「人力うどん」。

今回、S耐ツアー初参加の”大魔神”さんと遅い夜ごはんを食べていた。

一応「さん」付けで書いているが、彼は同い年だったりする。大人になりきれないRYUと、大人の貫録たっぷりの大魔神さん。

謙虚な彼はうどんをすする間も「どうかなぁ…」「どんな感じかなぁ。」と独り言を言っていたが、知らない人のために大魔神さんを一言で説明すると…

筑波を57秒でLAPする漢である(滝汗)


ちなみに見た感じは↓↓↓

優しさあふれるラブリーなルックス☆
男儀あふれる性格☆

…そう。九州男児の語源ブランド「肥後もっこす」(*^^)v

うどんを啜り終る間もなく携帯が鳴る。
電話の向こうはもう一人の参加メンバー”悪魔speed”さん!

「あっ、RYUくん? もう着いてるけど…」

電話を切り、急いで流し込む。。10分後…合流場所「福岡肥後もっこす協会事務所」2Fに到着。K-26さんと悪魔speedさんが談笑していた。




今回の参加者は全部で6名。

九州からは

■K-26さん

■悪魔speedさん

■大魔神さん

■ONIさん

■RYU

関西からは

■S2000Jさん




別移動のONIさんを除く移動メンバーがそろったので今回のS耐テストが行われる「岡山国際サーキット」へ向けて出発。

走行の段取りをしてくれたのはみん友の”乙かれ!”さんとトレーシースポーツの親方、そのスタッフの人たち。

…実際、「S耐オーデション」「S耐テスト」と言っているが、S耐マシンに乗ってみたい人、S耐に出たい人が実際に乗ってみて、「やっぱり出たい!」という意気込みと情熱と努力が有れば…

…有れば……たぶん、出れると思うのである(汗)



とはいっても、全日本規格の由緒正しい公式戦ですから周りはガンガンに目を三角にしたプロドライバーやインターチャンプ、はたまた名のある凄腕ドライバーばかり。

撃速のGT-3からZ4、BMW、ランエボ、海外勢ではアウディ、MBをはじめ、GT-3~国産低排気量までごちゃ混ぜ。

言い訳泣きごと無しの異種格闘技戦。

レースである以上もちろん目指すところは天辺だが、それ以上に持てる自分をすべて出す、未知の領域へ挑戦する、自分に足りないものを真摯に学ぶ、その「チャレンジ精神」こそが、「男前」なのである。

…丑三つ時、深夜の高速道路。岡山へ向けて猛吹雪の中をひた走るハイエースの車内の面々は、早朝から始まる「オーデション」を前に緊張と興奮の面持ちであるが、もうすでに”S耐”を走る資格は十分にある…と、心の中で思うRYUであった。







~~~~~~~早朝の岡山国際サーキット~~~~~~~~~

6時半のゲートオープンとともにピット前に移動する。

まだチーム関係者は来ていない。今日は走行会枠も使っての走行なので、すでに数十台の走行会参加者が準備を始めている。

早朝の岡山国際サーキットは非常に寒い。

気温氷点下の景色をハイエースの車内から見つめながら、走行の段取りを考えていた。

ふと後部座席をみると、大魔神さんと悪魔speedさんが真剣にイメージトレーニングをしている様子であった。↓↓↓







7時過ぎ…チーム関係者もそろい、準備を始めだす。

一通り挨拶を済ませ、ふと目を上げると今回の参加者の一人”ONI2000”さんの別働隊が到着した。


車から降りるなり、満面の笑みであいさつしてくるONI2000さん。

前回ブログでも紹介したが、HSRサーキットで予想外の敗退を喫した彼が「S耐テスト」とは別の極秘任務を背負っていることを関係筋の情報で事前に知っていた。

…彼の瞳の奥に昏々と輝く「打倒RYU!!」の炎を決して見逃すことは無かったのである。




…しかし、今日はS耐テストなので、見て見ぬふりをして軽く挨拶を済ませた。




8時過ぎ…走行前にドライバーチェンジの予行練習。各自フル装備でA・Bの2チームに分かれて練習を行う。

その際、キルスイッチやピットレーンスイッチ、スターターや冷却関連の把握、集中表示のメーター周りの説明やワーニング、操作手順のレクチャーを受ける。

一通り…時間にして約30分を過ぎると体も程よく温まり、何度も繰り返すことで、操作を体に叩き込む。

その後、走行の注意事項等の説明、コース説明、テストスケジュールの確認を経て次はいよいよ走行本番。









テスト1号機起動。
9:00からの走行枠は気温0度。走行順番はRYU~大魔神さん~悪魔speedさんの順番。

30分の走行枠、一発目の中古スリックタイヤはなかなか危ない。

ピットレーンを慎重にスタートさせるが3速で少し右足に力を入れるとスキール音もなくホイルスピンしている。

最初の走行なので各部のチェックを行い、タイヤに熱を入れてゆく。

バックストレートエンドに差し掛かるとマーシャルがオレンジボールを提示…緊急でコース外に車両を出し、マーシャルに確認すると左リアから液体が出ていたらしい…ピットに戻りチェックするも異常なし。

おそらく車体に着いていた氷が解けて流れたようだ。

タイムロスしてコース復帰後ペースを上げて再びタイヤをあたためる。

そのままピットインし、次のドライバーへチェンジ。


走行時間の関係でタイム計測は出来ていない。




2本目は再び1号機にてK-26さん~ONI2000さん~S2000Jさん。

さすがにS2000乗りの3人は順調に周回を重ねている。

メカにタイムを確認すると全員47秒付近は出ている。




10:20からは1号機、2号機を投入しての2台体制。

各自、搭乗順を確認して待機する。

最初の走行と大きく違うのはこのセッションからテスト車以外の走行車が多くなる。

走行会混走のためZ4(GT-3)GTR~MINIまで排気量からドライバーの技量までバラバラな50台以上の混走。

あまりの台数の多さに多少困惑気味の搭乗員もいる…が、無理もない。

1周当たり10秒近く速いマシンから、10秒近く遅いマシンまで、タイム差20秒が全開で混走する中をいきなりS耐車両で全開で走ってある程度のパフォーマンスを示さなければならないのである。

ついでにS耐マシンには高性能なローガーを搭載しているのだから、どんなドライビングをしているのか丸裸。オーバーレブなどもってのほかだ。

つまり、レースシュミレーションとしてはここからが本番である。


このセッション乗らないので、各ドライバーの走りを外から見せてもらうことにした。

クリアーの状態で走った1,2本目と違い、各ドライバーとも慎重さがうかがえる。

中には今回のテストで岡山、S2000に初めて乗る搭乗員もいる。

1号機、2号機共に前半は順調に周回を重ねたようだが、セカンドドライバーに交代後、1号機にトラブル発生。




午前中のセッションを終え…昼食代わりにカップラーメンをすする各隊員。

午後の走行に向け、みんな食事を押さえているようだ。




12:20テスト再開

1号機にはS2000Jさん。

流石に安定したタイムを刻み始めた。

ピットイン後、RYUにチェンジ、、現時点でまだタイム計測周回をしていないのでこのセッションは普通のペースで走行。1分45秒付近。





2号機にはK-26さん、ONI2000さん。

二人とも順調に周回を重ねているようだった。




14:25最終走行

この枠はレース枠内でのテスト走行。



1号機は大魔神さん~悪魔speedさん。2号機はRYU~S2000Jさん。

レース走行の車と混走なのでファーストドライバーは一緒にローリングスタート。

スタート後、2周目…1周する間に…スピンしてコッチ向いてるS2000多数…そしてそれは…S耐テストカーだったりする(汗 …冷えた耐久用スリックは…涙)両機が心配になり、タイヤ温めた後早めにS2000Jさんにチェンジ。

1号機の元気に走る姿をピットから確認し、ホッと肩をなでおろす。




メカに各自の走行lapタイムを聞いてみる。

今日、トラブルでタイム計測の出来ていなかった大魔神さんが1号機で48秒、S2000Jさんが2号機で47秒で周回中…慣れてきたようだ。…各自終了。












走行が終わって愚痴や言い訳をする人間は皆無。


皆、与えられた条件と状況の中で精一杯やった。


走り終って日が暮れる…静寂の車内、皆それぞれの思いを胸にお世話になった方々に手短に挨拶を済ませ、サーキットを後にする。




実家においてきました。何を?言い訳を。




こんな気のいい仲間と一緒に、共に、SUPER耐久を戦ってみたいと心底思ったRYUでした。






















あとがき

今回お世話になりましたチーム、運営、そのほか大勢のスタッフの方々、本当にありがとうございました。また、今回のテストに果敢にチャレンジした参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。2年前、自分が初めてSUPER耐久にチャレンジした時の不安とドキドキ、そして感動が昨日のことのように脳裏によみがえります。本年度は最終戦に、九州のオートポリスが初めて盛り込まれました。このモータースポーツ氷河期に、地元九州に新しい風が吹くことに感謝と期待を込めて。


















































































おまけ


帰りの高速道路サービスエリア…


程よい疲れで休憩中のRYU達の横に、別働隊のONI2000を乗せた車が横付けしてきた。

車から降りてきたドライバーが嬉しそうに手を振りながら大声で何か叫んでいる。

「RYUさ~ん!! ONI2000さんが、またRYUさんに負けたストレスで、さっき小田原パーキングでついに吐きましたWWW」




…忘れてた(;一_一)






                        おしまい
Posted at 2012/02/21 04:05:48 | コメント(13) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2012年02月19日 イイね!

夜明け前の岡山に不時着(☆∀☆)

夜明け前の岡山に不時着(☆∀☆)まだ和気あいあいの参加者たち…

まもなく実践練習に突入する。

果たして無事に故郷の地を踏めるのか!?








Posted at 2012/02/19 07:03:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2012年02月17日 イイね!

さ~て来週の○○○さんは~☆ 地獄の週末 大人の意地 傷のなめあい の3本で~すw


実家に忘れてきました。何を?勇気を。





剣豪の図




伊坂幸太郎の「モダンタイムス」のくだりから始まる今回の男たちのドラマは…

「地獄のS耐シュミレーション~零銭クラブ体験ツアー~」です。

九州各地から名乗りを上げてくれた勇士たち。

彼らの戦いぶりを、できるだけ克明に生生暖かくご紹介していきたい。






S2000乗りだけに留まらず、車の運転大好きな皆さん。

「自分もS耐にでた~い!!」

と、思われる‘‘キトク‘‘な方がおられましたら、

ぜひともご期待くださいw





今年はスーパー耐久最終戦が『オートポリス』で初開催されます。

その「本編」へ向け、熱い、暑苦しいドラマが待っているでしょう。







お楽しみに~☆









Posted at 2012/02/17 19:41:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2011年11月20日 イイね!

2012年の楽しみ☆ついに待望の初開催!!~GT-3もやってくる♪☆

2012年の楽しみ☆ついに待望の初開催!!~GT-3もやってくる♪☆みなさ~んお元気でつか!!

せめてテンションだけでもUPで精神ストレス(暇なし?)の開放を狙ってみるRYUです☆
最近はSに乗る時間も無くて…さっきセル回したら電池切れ(T_T)/~~~

…そういえば、普段乗りもサーキット用も、はたまたお仕事用も、、、、
ほとんどのマイカーが「2シーター&オープン」ばかりになり始め、ここにも開放を求める自分の精神状態が反映されつつあるのかとorzwww

最新で「かっけ~♪(^^)」と思ったのも↑ロードスターだったし…






さてさて、皆さんもすでに周知の事実とは思いますが、2012年は東日本大震災の影響で開催を見合わせた仙台ハイランドレースウェイに代わり、オートポリスがスーパー耐久シリーズとして、11月に初開催されます☆(給油口の問題はどうするんだろ…?)

九州ではあまりなじみの無いSTO「SUPER耐久レース」ですが、各クラスに分かれ、市販ベースのスポーツカー共が熱い戦いを繰り広げます☆
 
また、「FIA GT3」車両による「GT3クラス」がいよいよ本格的にスタート!ST-Xクラスが編成されるのかな??参加者は日本独自の性能調整を課されることなく、GT3本来の性能を存分に発揮できるようになる、らしい…
レギュレーションについても、一切のテスト制限、他カテゴリー・他国開催レースへの参加制限を課さず、チームがグローバルレギュレーションの目的や特徴を効果的に活用できるように配慮。。。。

初年度にどの程度のチームが参入してくるかはなぞだが…

やべ~…マジかっこいい…リアルスーパーカーの祭典☆☆☆

フェラーリ・ポルシェ・ランボ・マクラーレン・アストン・MB・GT-Rも?






 

 
具体的なスケジュールは↓
 
■スーパ耐久シリーズ2012 レースカレンダー
 ・テスト 3/10 富士スピードウェイ
 ・Rd.1 3/24-25 富士スピードウェイ 4時間
 ・Rd.2 4/28-29 ツインリンクもてぎ 3時間
 ・Rd.3 5/20 スポーツランドSUGO 3時間
 ・Rd.4-1 8/25-26 岡山国際サーキット 3時間
 ・Rd.4-2 8/31-9/1 セパンインターナショナルサーキット 12時間
 ・Rd.5 10/20-21 鈴鹿サーキット 300km
 ・Rd.6 11/24-25 オートポリス 3時間

ザックリとピットから見る「STO」はこんな感じw↓




オートポリス戦は表彰台目指してRYUも走ります~☆
(車・クラスは不確定ですけど…)








そんじゃ、皆様、ごきげんようです~~~~~~(^^)

(すでに2011年が終わってしまったRYUなのであった…(T_T)
Posted at 2011/11/20 11:32:23 | コメント(7) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2011年08月30日 イイね!

super耐久レース in OKAYAMA☆灼熱の岡山~本編~☆

super耐久レース in  OKAYAMA☆灼熱の岡山~本編~☆残暑?厳しいなか、皆さん体調など壊されていませんか?
なぜか今年の夏は…体力に余裕が???
先日のスパタイキューの余韻に浸るなか…「早く詳細をUpせんかい!」
とのお声(ありがとうございます)…。。。

昨年に引き続き、、一部記憶や文章にがあいまいな点もありますので生温かい目で見守ってください(T_T)












まえがき


昨年からスポット参戦させてもらっているSUPER耐久レース、
部隊慣れしたRYUは今年、無謀にも「本気」で勝ちを意識して挑む。
対する周りのドライバーはプロ・セミプロ・インターの猛者と強豪ぞろい。
「腕に覚えあり」を自負する者たちの熱いドラマが待ち構えているのであった…。













☆本編☆

[灼熱の岡山~ゲリラ(豪雨)戦線を離脱セヨ~]










2011 SUPER耐久シリーズ 第3戦 岡山国際サーキット編




[木曜日早朝 AM2:15]

九州福岡で水杯がわりに「豚骨ラーメン」をすすって気合を入れ離陸…
AM7:35に岡山上空に到達…しばらくするとTEAMトレーシー本体もやってきた。











今回の作戦を簡単に説明

我らがゼロ銭(S2000)部隊は2班に分かれ、過酷な岡山上空の制空権奪取を目論む。



まず、主力部隊である「古参38号車」



部隊長に「トレーシー親方」、切り込み隊長「よっちゃん」、参謀「乙かれ!さん」
の重厚な顔ぶれ…ベテラン搭乗員で編成された部隊で経験も豊富であり、幾多の死線
を生き延びた不死身部隊。機体に刻まれたスマイルマークと幸せの四葉のクローバーが
凄みを帯びたオーラを放つ。



次に、新規編成部隊である「新参41号車」



部隊長にF4パイロット「金子選手」、金髪のナイスガイ「ジェロ君」、そして「RYU」
勢いと体力勝負なこの部隊は…「今日のレースが8時間耐久ならよかったのに…」と
愚痴を漏らす。。。
周りに注意を促す「幸せの黄色い機体」が目印。







■木曜日フリー走行


本来、本番は金曜日の公式練習走行からはじまるのだが、いきり立ったゼロ銭部隊(特に
新参41部隊)は我慢できず…走行。

しかし、雨~曇りの不安定な天候に悩まされ、僅かにセミウエットを走行するにとどまった。






■金曜日公式練習走行


本番(日曜日)はドライの予報のため、ドライ路面を見計らってデーター収集。
昨日に続き天候が落ち着かない。タイミングを見計らってNEWタイヤ(スリック)
テスト。いい感じでセットが決まる。

明日の予選、ドライなら1番時計も狙える位置。






■土曜日公式予選


早朝のフリー走行で感触を確かめ、、いい感じ。
午後の予選を楽しみにしていたのだが、予選スタート
1時間まえから天候が再び怪しくなってきた。
予選はAドラ・Bドラの合計タイムでグリッドが決まる。











・Aドラ予選スタート

完全にウエット状態でスタートした予選、、、
38・41共に2分フラット付近のタイムをマークしている。
ほかのチームも似たり寄ったりのタイム、、、



この時点で41号車「F4金子選手」は4番手をマーク。
しかし、この時点でゲリラ豪雨に見舞われ…タイムスケジュールが狂っている。

ここで一旦雨がやんだ。。。

他クラスの走行と休み時間、次のBドラ予選のタイヤ選択が難しくなってきた。

路面はセミウエットだが、ドライタイヤを選択、この後雨は降らないだろうと
予測し、15分のアタック後半にベストタイムを想定して空気圧セット。












・Bドラ予選スタート

セミウエット(ラインはほぼドライ)でスタートした予選。
アウトLapから様子見で計測1周目に突入、空気圧がまだ上がりきってないが
ある程度ペースUP。
2コーナーを抜け、バックストレートに入った瞬間、大粒の雨がフロントガラスを叩いた。

計測2周目…すでに路面がぬれ始めている。なんとか1分50秒付近にはもっていくも
雨脚はさらに強まり、コース上にとどまるのがやっとの状況…ピットから無線が飛んだ…
「RYUさん、もうむりです。。ピットに帰ってください…」
ピットに戻ると41号車のタイムは4位…




隣のピット(38号車)をみると…異常な盛り上がりを見せている???
…タイムは…1分48秒!!???
ドライバーはよっちゃん(@_@。

48秒って…ほかのST-4クラスに比較してもダントツのトップタイム。
ST-3クラスも何台か食っている(笑)

よっちゃん…計測1周目のセミウエットをど新品のスリックで神がかり的な全開アタックを敢行…
驚異のSUPERLAPである(驚)
A+Bドライバーの合算タイムで競われる予選…38号車は…先頭付近のグリッドゲット☆

41号車はクラス4番手グリッドからスタートが確定した。










■日曜日本番

昨日からの流れで、ゲリラ豪雨を含む波乱の決勝が予想されたが、
空模様は何とかドライを維持できそうである。

午前中のフリー走行で車両をチェック。
41号車は本番想定のドライバー順で「金子選手」~「ジェロ君」~「RYU」

30分のフリー走行枠、金曜日から詰めてきたドライセットが決まり、
金子選手・ジェロ君共に良いペース。

RYUは本番想定のスピードが知りたくて少しペースUP、クラストップタイム付近が出ている。
本番3時間がドライなら…と、期待が高まる!



ここでつかの間の休息…ピットウォークタイム





本番直前…

絶好調の「よっちゃん」

今回別チームではあるが気合十分な感じが頼もしい(*^^)v








41チームは作戦会議…ここからは41号車中心で話を進めたい。

スタートドライバーの金子選手には飛距離を稼いでもらう作戦。
ピットでジャンプUPし、中継ぎジェロ君にポジションキープ、最後RYU
がトップchecker!

完璧な作戦である(*^^)v




決勝のスタート進行が終わり、全車一斉に隊列走行を始める。
ローリングスタートのSUPER耐久はこのまま1周回ってコントロールライン通過でスタート成立。

最終コーナーを先頭車両が立ち上がってきた、緊張のスタートである!

グリーンシグナル点灯で一斉にアクセル全開!!

凄まじい爆音とともに1コーナーになだれ込む戦闘機の群れ!!!



順調なスタートを切った41号車金子選手は3位にジャンプUP成功!
他のクラスを挟んだりしながらも順調に周回を重ねている。










当初、スタートドライバー40周程度を想定していたが、
上位を走行する38号車よっちゃんが凄まじく安定…42周までピットイン
を引っ張るとの情報が入る。
ならばと41号車も燃料の限界を探りながら45周まで引っ張る。
この時点でクラストップに浮上。

45周目に1回目のピットイン…









順調に進むと思われたピットであったが…
2番手ジェロ君にドライバーチェンジしてセルを回す…エンジン掛からない!?




焦るピットクルー




20秒程度ロスして、何とかエンジン始動に成功したものの…全車1回目のピットを
済ませた時点で4位まで後退してしまった。

同時に前半で築いたギャップとアドバンテージを失い、
タイヤ交換の時間も同時に失ってしまった41号車。

ピット内に不運な空気が漂う。

しかし、ジェロ君も安定した走りを持続し…順位キープのまま20周以上を消化。
ピットで待機するRYUにメカニックが話しかける…


メカニック「4本タイヤ交換は無理ですが、2本ならドライバー交代時間内に逝けます。
      フロント2本かリア2本、もしくは左側2本、どうします?」


ジェロ君に無線で確認。
状況を聞いてリア2本を30周使用のバックUPタイヤに交換を決定。


メカニックから指示が飛ぶ。
「後2LAPで41号車ピットインします!!」










スタンバイするRYUの背中を金子選手が背中を叩きながら

「ピットストップのロス…スミマセンでした。後はよろしくお願いします!」

と繰り返えす。もちろん金子選手が悪いわけではない。


コンビを組むのは実は初めてではなく、開幕戦の菅生でも一緒に戦った仲である。
金子選手はスポット参戦のRYUとは違いSUPER耐久にフルエントリーしていて、
年間のシリーズタイトルを争っている。走行リザルトのポイントはAドライバーに
付くことを知っているRYUは真剣に年間タイトルを狙っている金子選手に、
1ポイントでも多くのポイントをこの岡山で持って帰ってもらいたい。







ピットクルーや一緒に戦ってるドライバー…






みんなのためになんとか一つでも上の順位…






ジェロ君がピットイン!
17秒程度でドライバーチェンジが終わり、給油、リアのタイヤ交換をプラスα数秒で済ませる。
爆音とともにピットアウトする41号車!!



アウトLAPから全開で走行!
後方からLAPしてくるアウディR8 LSMやBMWZ4Mを上手く前に行かせながらST-5クラスの車両
をかわし、アタック



すでに60周以上を走行した41号車…フロントタイヤ、水温、各部の
限界も近い。1分47秒付近でLAPを重ねながら…ピットに現状確認の無線を入れる

RYU「順位確認!順位確認!前後のギャップも合わせてお願いします!」

PIT「現在ポジション4、ポジション4、先頭とは少し離れていますが…ライバル、ペース落ちてます…」PIT「このままのペース維持できれば、前2台の2回目のピットで前に出れるかも知れません!」

RYU「了解!現状維持で…各車ピット終了後、もう一度ポジションお願いします!」


ワーニングランプの点灯、車両状況を定期的に無線入れながら走行を続けるRYUに再び無線が飛ぶ!







PIT「各車PIT終了!・・・・・・ポジション2!!ポジション2!!!」

RYU「了解!先頭とのギャップお願いします!!」

PIT「少し離れてます!・・が・・もしかしたら最終周付近で…47秒~48秒ペース維持できますか??」
PIT「無理ならポジションキープで十分です!」

RYU「車両の状態見ながらペース上げます」




47秒フラットまでペースを上げる…フロントタイヤもそろそろ限界に近い
ここまできたら…なんとか表彰台真中を…チームの皆で持って帰りたい
完全に1位に追い付くことしか考えていなかった。


残り10数周…水温95℃の無線をピットに飛ばして1コーナーを通過、、2コーナーに差し掛かった瞬間
目に飛び込んできたのは2コーナー出口でスピンした車両にクラッシュしている2台!!

何とか交わし…頭をよぎる…前にR8が居る…これって41号車の前に…SC!!??入る…
ピットに緊急無線!

RYU「2コーナー出口でクラッシュ発生! クラッシュ発生!」

PIT「・・・ちょっと待ってください・・・・・SC入ります。。」

RYU「4classトップは・・・・」

PIT「・・・・・・SCの前です。タイミング悪かった・・・。」





同クラスの先頭車両が一周回って隊列の後ろについた。
この時点で、41号車の1位は絶望的になった…





再びPITから無線が飛ぶ

PIT「後ろのBMWの後ろに同クラスの3位がSCで追い付いてます、、、」
PIT「おそらく再スタート時に一気にプッシュしてきますから・・・・・」

RYU「了解、作戦をポジションキープに定めて、再スタート後…引き離します」










SCが外れるタイミングを測りながら、前と後ろを走るST-X・ST-1クラスの動きに
神経を集中、直線の遅いS2000は再スタートのホームストレートが危ない。。
ダブルヘアピンを曲がるところで前の2台(ST-1)の動きのリズムに違和感
を感じて、加速準備、SCがピットイン!




再スタート!


最終手前~最終コーナーをベストタイミングで加速
後ろのDC5は…1コーナーで追い付けない
スタートダッシュの決まった41号車
数周でライバルを引き離す。



















ターン⑧付近で再び無線が入った。

PIT「ファイナルLAP!ファイナルLAP!」

最終手前~最終コーナーを抜け、ピット前通過・・・皆の笑顔が通り過ぎる・・・チェッカー。


ゴ~~~~~~~~ル!

ゴ~~~~~~~~ル!!

ゴ~~~~~~~~ル!!!





41号車 TRACY SPORTS S2000 ST-4クラス 2位 

















クーリングlapを済ませコース上に車両を並べながら

嬉しさと悔しさが入り混じる

皆で精いっぱい出来ることはやった

それでも勝てないのが耐久レース





レースの厳しさと楽しさを再認識させられながら車を降りると、たくさんの笑顔が迎えてくれた。
















応援してくださった方々、チームのみなさん、ドライバーのみなさん、本当に充実した週末
を送ることができました。ありがとうございました。






                                           RYU@RAMD+A

Posted at 2011/08/30 06:30:36 | コメント(18) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

プロフィール

「地獄の鈴鹿から…猛暑のAUTOPOLIS…編 http://cvw.jp/b/329284/40119012/
何シテル?   07/20 13:51
RYU RAMD (リュウ) name: RYU サーキット・カート・レースをやっています。モータースポーツに興味のある方、車好きな方はお気軽にお付き...
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