前日に松本入りして、有峰林道から能登半島を廻るソロツーリングをやりました。
有峰林道は富山県の岐阜県との県境近くの有峰湖(北陸電力のダム湖)周辺の有料道路です。
朝5時ごろ松本を出発してR158を西へ、安房峠道路を目指します。平日の早朝ですが、夏休みシーズンなので、上高地まではそこそこの交通量。
6時過ぎに安房峠の岐阜県側、平湯ICを出てR471で神岡方面。
「飛越高原天の夕顔の道」という仰々しい名前の道に右折して山奥へ向かって登っていきます。この道はところどころ狭いところはありますが片側1車線、交通量も少なく(ほとんどいない)気持ち良くターボパワーを発揮させます。どんどん標高を上げて、外気温が20℃を切ると飛越トンネル。そこから程なくして有峰林道料金所ゲート、ところがゲートにロープがかかっていて係の人もいない。まだ開いてないのか?
と思ったら料金所横の宿泊所と言うか小さめの家と言うか、建物から係の人が。
朝イチで下から登ってきても、オープン時間に間に合わないから交代で泊まり込んでいるんでしょう。
料金2000円を払いがてら、林道から富山県側への下り道や、見どころについて親切丁寧に教えてもらいました。
林道は基本的に片側1車線ですが、落ち葉や折れた枝で1.5車線、1車線になっているところもあり、一部には道路幅自体が1車線分しかないところもあります。
上ったり下ったりも割と急。それでもオクシズほどは舗装も荒れておらず、走りにくさはほとんど感じません。
急カーブも多いのですが、それなりにゆっくり楽しみます。他のクルマもほぼなし。
下り切ってダム方向へ進むとカーブの手前に信号があるのですが、赤のまま変わる様子がありません。横に残り時間を示す表示(歩行者信号に付いてるような)のようなものもあるのですが変化が見られません。これ故障してるんじゃないの?カーブの向こうの様子も全く分からないし、もう少し待って変わらなかったらハザード付けて徐行して行こうと思ったのですが、気がつくと残時間の表示が減ってる気がする。見てると30秒ちょっとで1つ減ってるようです。すると向こうから1台。結局5分ほど待って青信号で進むとダム堰堤上の1車線道路を交互に通行させるための信号でした。ダムを渡って上って展望台。
展望台を出てからは小見線で下界へ流杉スマートIC〜小杉IC、K58などから最終的にK29で羽咋までのカントリーロード、ワインディングを楽しみます。
羽咋からはR249。国道が海から離れるところでは県道にスイッチして海沿いの景観。昼は富来の「八幡屋」で天ざるだと思い込んで注文してしまった(自分のミス)天ぷらそば。
ところが細めのうどんくらいのぶっとい手打ちの蕎麦に温かいつゆのコンビネーションがいい具合。暖かい蕎麦食べて30℃超えの外へ出て来るとまた汗が吹き出して逆にいい気持ちです。
海沿いの崖っぷちロードを目指して輪島の手前で国道からK38へ。
ところがK38は海沿いに出るところで通行止め。
通行止めは残念だけど、その横の上大沢集落が「間垣の里」でした。
「間垣」は集落の外縁を竹の垣根で囲って冬の強い風と夏の強い日差しを遮るもの。Youtubeで知って実物を見たいと思ってはいたのですが、今回のツーリング計画するときには忘れてました。
平日の昼間とは言え中に人はいるのでしょうが、間垣のせいでその気配が全く感じられません。歩いている人もいなくて、別世界に迷い込んだような不思議な感覚です。
過去にタイムスリップしてるんじゃないかと思ってしまいます。
国道へ引き返し、輪島を過ぎてから走りやすそうなK6を経由して、のと里山街道で金沢へ入りました。
タイムスリップからは戻って来られたようで夜は金沢ならではの地元回転寿司(今は回ってない)を楽しむことができました。
ガソリンですが満タンで松本を出て、能登半島で20リッターだけ給油、次の日金沢出るところで40リッター入れて満タン。その走行距離が468.7km、給油量60リッターで燃費は7.81km/リッターでした。
困りました。熱が上がってしまって下がりません。水で冷やしてもダメなのですが、風が当たると少し落ち着きます。(何の話?)みん友で医師のLさんにメッセージで相談したところ、「空冷病ですね。かかっちゃいましたか〜」とのお返事。
あるショップで在庫していた964を見に行って、試乗までさせていただいたのですが、これがすごかった。空冷独特のエンジン音が車内に響き、ステアリング、アクセルペダルの操作に対するクルマの反応ひとつ一つがダイレクトで刺激的。ステアリングを少し切ってアクセルを踏むとクルマがリアから向きを変えるような動き。ビンビン。足回りもしっかりしていて、直進安定性も回頭性も問題なし。痺れてしまいました。997ターボは絶対的なスピード、特に加速力がすごいのだけれど、964は絶対的なパワーはそこまでではなくても(それでも十分速い)操作に対するクルマの反応が刺激的。素晴らしい。絶賛。
だったら「買い替え」というのが妥当なのかもしれませんが、997ターボの悪魔的加速力と絶対的なスタビリティがもたらすオールラウンドでの異次元の走り、長距離移動時の快適性はやっぱり捨てられません。また詳細は書けませんが、この車両の特性もあってやっぱりクルマが空冷1台だけというのは少し厳しいものがあります。この2台それぞれ違う方向性で魅力を持っていてどちらか1台に絞るのは難しい。何かいい方法はないものか、、、
そうだ、増車しよう。この2台のラインナップ、理想的。クルマの台数増えると1台あたりの走行距離が極端に短くなることがありますが、自分の場合997ターボは買ってから年で18000キロぐらい走ってるから、2台で分けるとちょうどいい。これは名案、全て解決。家内に相談してみました。
「ダメ。ゼッタイ。」997ターボの時も反対されてたのですが、その時は長時間の説教で家内が話し疲れるのをひたすら待つという作戦が使えたのに今回は一言。腕にとまった蚊でも叩くような感じでした。「ピシャリ」。終了〜。まあ自分でもポルシェ2台持ちはさすがにキツいと思う部分もあったので、その場ではあきらめてショップにも今回は見合わせると連絡したのですが、(そしてもう売れたようです)964型空冷熱が下がりません。気がついたら近所の屋根付き駐車場を検索していました。しかも少し離れてるけどマンションの地下駐車場で空きがあるww。
歩いて行ってもいいし、場合によっては997ターボで行って入れ替えて走り出してもいい。
盗難やいたずら防止はまずカバーをかける。
キルスイッチをバッテリーのところ以外に見つけにくい場所にしかもキルスイッチに見えないようなスイッチで追加する。その上でハンドルロックかタイヤロック。
洗車については屋内でカバーかけてあればほとんど必要ないだろうけど、必要な場合は997ターボと入れ替えて家に持ってくる。もちろん家内の留守を狙う。いや、少なくとも留守を狙う必要はないようにはしておこうww。
NA化されたら狙えないかなと思っていた992・2の4GTSはNA化どころか、プラグインハイブリッドでMTですらなくなりそうな感じ、ウチも家庭崩壊しないで済みそうだったのに、この有り様、破滅の予感がします。
写真はみん友JUNさんの930、本文とは関係ありませんが空冷味濃厚な素晴らしいクルマです。
ポルシェガレージ、当選しました。
6月3日、大方の人はご存知だと思いますが朝は大雨。遠方からの人など参加を見合わせた方や道路事情でたどり着けなかった方も多かったようです。こんなすごい雨、止んだとしても晴れるってことはないだろうなと思っていたのですが、午後1時ぐらいから快晴です。
こんな優雅な趣味の方もいらっしゃるんですね。
自分はこの境地には達することはないだろうなぁ。いい色です。
自分のクルマ(奥に見える997)の隣りはたまたま同じ勤め先の人でした。(初対面)世間は狭い、、、GT4いいなぁ。
自分に刺さったのは歴代GT3RSの展示。
996でもこうして見ると全く古さは感じません。996C4Sに乗ってた当時よりも今のほうが乗ってみたいと思ってしまいます。
デザイン的に一番惹かれるのは991。MT派の自分としてはRSではない991・2GT3のMTが水冷ポルシェの中では一番乗ってみたいクルマです。これはRSですがマイアミブルーがいいですね。
928はクルマの免許も持っていない高校生のころ憧れてたクルマ。リアビューは今見ても古くないどころか未来から来たようなクルマですね。そしていい色!
やっぱりジャパンプレミアのダカールは押さえとくでしょ。
ゴッツイタイヤ
ここまで車高上げると911とは別のクルマに見えてしまう、、、
カルーセルに停まってた知り合いの911GTS。なんとMT。帰り道で炸裂音を聴かせてもらいました。
貴重と言えるほど古くもなく、もちろん新しくもない自分の997ターボですが思ってた以上にお声がけしていただき写真も撮ってもらいました。
ありがとうございました。(別の場所での写真。当日自分のクルマ撮るの忘れてましたww)
二口林道 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/11/21 21:27:32 |
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